既知の問題

この記事では、XenServer 7.6のリリースの既知の問題とその対応策、およびそのほかの考慮事項について説明します。

全般

  • 仮想マシンの実行中にプールのCPU機能セットが変更されることがあります(たとえば、新しいホストが既存のプールに追加された場合や、仮想マシンが別のプールのホストに移行された場合)。プールのCPU機能セットが変更された場合、仮想マシンは起動時に適用された機能セットを使用し続けます。プールの新しい機能セットを使用するように仮想マシンをアップデートするには、仮想マシンの電源をオフにしてから起動する必要があります。XenCenterで[再起動]のクリックなどによって仮想マシンを再起動しても、仮想マシンの機能セットはアップデートされません。(CA-188042)

  • コントロールドメイン(Dom0)に32GBを超えるメモリを割り当てないでください。(特に起動時に)断続的に仮想マシンがフリーズすることがあります。(CA-236674)

国際化

  • ホストコンソールでは、日本語などの非ASCII文字を使用することはできません。(CA-40845)

  • XenServerルートパスワードには非ASCII文字を使用することはできません。(CA-47461)

  • XenServer ToolsをインストールしたWindows仮想マシンでは、XenCenterでデフォルトのデスクトップコンソールを使用すると、2バイト文字のコピーおよび貼り付けが失敗することがあります。貼り付けられた文字は疑問符(?)で表示されます。\ この問題を回避するには、代わりにリモートデスクトップコンソールを使用します。(CA-281807)

インストール

  • サーバーの「ローカルストレージ」ストレージリポジトリを使用して、仮想マシンでXenServer 6.5以前からXenServerにアップグレードしたことがある場合、またはディスクにベンダーのユーティリティパーティションがある場合、レガシーディスクレイアウトを使用していることになります。レガシーディスクレイアウトを使用しているということは、コントロールドメインの空き領域が現在のレイアウトよりも少ない(4GB対18GB)ことを意味します。

    XenServer 7.6のアップデートをXenServer 7.4または7.5のインストールに適用すると、次のエラーメッセージが表示されます。「必要な空き領域がサーバーにありません。」これは、XenServer 7.6のアップデートではディスクがフルになるのを避けるために十分な空き領域が必要であり、レガシーレイアウトはこれに対応していないためです。

    このエラーが表示されたら、XenServer 7.6にアップデートすることはできません。代わりに、新規にインストールする必要があります。(CA-268846)

  • AMDハードウェアを使用しているお客様は、XenServerの以前のバージョンを実行しているホストから、XenServer 7.6を実行している別のホストに仮想マシンをライブマイグレーションできません。たとえば、プール内のホストをXenServer 7.6にアップグレードまたはアップデートしているときです。

    この問題は、XenServerの2つのバージョン間で、AMDマイクロコードのレベルが変更されることが原因です。詳しくは、CTX237585「AMDのハードウェア上でVMをライブマイグレーションすることができません」を参照してください。

    この問題を回避するには、移行する仮想マシンをXenServer の以前のバージョンからシャットダウンし、ホストをXenServer 7.6にアップグレードまたはアップデートしてから、この仮想マシンを再起動します。(CA-293595)

ストレージ

  • クラスタリングが有効になっているホストが少なくとも1つ含まれるクラスタリングネットワークで、IPアドレスの競合(IPアドレスが同じホストが複数存在)が発生した場合、すべてのGFS2ストレージリポジトリ上で操作が停止することがあります。この場合、ホストは隔離されません。この問題を解決するには、IPアドレスの競合を解決します。(CP-28758)

XenCenter

  • XenCenterを実行するコンピューター上でフォントサイズや画面解像度を変更すると、ユーザーインターフェイスの表示が乱れる場合があります。デフォルトのフォントサイズは96 DPIです(Windows 8とWindows 10では[100%]に相当します)。(CA-45514)(CAR-1940)
  • XenCenterがWindows Server 2008 SP2にインストールされている場合、XenServerホストに接続できません。次のエラーメッセージが表示されます。「SSL/TLSの保護されたチャネルを作成できませんでした」。この問題を解決するには、Windows Server 2008 SP2システムにKB4056564またはKB4019276のいずれかのWindows Updateがインストールされていることを確認します。詳しくは、http://support.microsoft.com/kb/4019276を参照してください。(CA-298456)

ゲスト

  • bnxt_enドライバーを使用するXenServerホストでは、ネットワークに接続する時にOracle 6.x仮想マシンがクラッシュする可能性があります。次のドライバーディスクをインストールして、bnxt_enドライバーが最新であることを確認します:Broadcom bnxt_en-1.8.29のドライバーディスク - XenServer 7.x CR用。(CA-288010)
  • XenServer PVツールをインストールしている場合は、インストールの一環で仮想マシンが再起動された後に、XenServer PVツールで、/quiet /norestartまたは/quiet /forcerestartを指定して再起動を要求できます。(CA-290693)

vSwitch Controller

  • IPアドレス割り当てモードをDHCPからstaticに変更する場合は、vSwitch Controller Virtual Applianceを再起動する必要があります。(CA-293927)

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