ADC

ネットワークアドレス変換の構成

ネットワークアドレス変換(NAT)では、Citrix ADCアプライアンスを通過するIPパケットの送信元または宛先IPアドレスおよび/またはTCP/UDPポート番号の変更が含まれます。アプライアンスでNATを有効にすると、データがCitrix ADCを通過するときにネットワークの送信元IPアドレスを変更することで、プライベートネットワークのセキュリティが強化され、インターネットなどのパブリックネットワークから保護されます。また、NATエントリを使用すると、プライベートネットワーク全体をいくつかの共有パブリックIPアドレスで表すことができます。Citrix ADCでは、次の種類のネットワークアドレス変換がサポートされています。

  • インバウンド NAT(INAT)。Citrix ADCは、クライアントによって生成されたパケットの宛先IPアドレスをサーバーのプライベートIPアドレスに置き換えます。
  • リバース NAT(RNAT)。Citrix ADCは、サーバーによって生成されたパケットの送信元IPアドレスをパブリックNAT IPアドレスに置き換えます。
ネットワークアドレス変換の構成

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