Citrix SD-WAN WANOP 11.3

マルチWAN環境向けの仮想インライン

複数のWANリンクを持つ企業は、多くの場合、非対称ルーティングポリシーを採用しており、インラインアプライアンスを一度に2か所に配置する必要があるようです。仮想インラインモードは、使用されているWANリンクに関係なく、ルーター構成を使用してアプライアンスを介してすべてのWANトラフィックを送信することにより、非対称ルーティングの問題を解決します。次の図は、単純な複数WANリンクの展開例を示しています。

2つのローカル側ルーターは、トラフィックをローカルアプライアンスにリダイレクトします。FE 0/0 両方のルーターのポートは、アプライアンスと同じブロードキャストドメインにあります。ローカルアプライアンスは、デフォルトの仮想インライン構成(イーサネットセンダーに戻る)を使用する必要があります。

図1:2つのWANルーターを備えた仮想インラインモード

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マルチWAN環境向けの仮想インライン

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