ポート番号の変更
ライセンスサーバーをインストールすると、いくつかの通信ポートが設定されます。これらのポートの番号は、ライセンス管理コンソールを使って変更することができます。
- 管理コンソールWebサーバーポート:ライセンス管理コンソールに接続するクライアントとの通信で使用される、WebサーバーのHTTPS TCP/IPポートです。デフォルトのポート番号は、8082です。ほかの用途でこのポートを使用している場合は、1~65535の別のポート番号を指定できます。アップグレードしている場合は、以前の構成が維持されデフォルトでHTTPSにならないことがあります。ポート番号を変更したら、Citrix Licensingサービスを再起動する必要があります。
- License Server Managerポート:このポート番号はLicense Server Managerが使用します。製品間の内部通信、ベンダーデーモンの起動、およびチェックイン/チェックアウト要求のベンダーデーモンへの転送を行います。デフォルトのポート番号は、27000です。ヒント: 実際に使用されているポートは、[管理]ビューの[システム情報]タブで確認できます。
- ベンダーデーモンポート:このポートはCitrixベンダーデーモンが使用します。ベンダーデーモンは、ライセンスの割り当て処理など、ライセンスサーバーの中核処理を行います。デフォルトのポート番号は、7279です。ただし、ファイアウォールを使用する場合、またはほかの用途でこのポートを使用している場合は、ポートを変更できます。ヒント: 実際に使用されているポートは、[管理]ビューの[ベンダーデーモン構成]タブで確認できます。
ポート番号の変更には、LS Portユーティリティに代わってライセンス管理コンソールを使用します。以前のバージョンのライセンスサーバーで使用していたLS Portユーティリティは、このバージョンでは不要です。
管理コンソールWebサービスポートを変更するには
- 管理コンソール右上の [管理] を選択します。
- [サーバー構成] タブを選択します。
- [Webサーバー構成] バーをクリックします。
- [HTTPポート] ボックスで、既存のポート番号を変更して [保存] をクリックします。
- ホストマシンの [サービス] コントールパネルを開き、[Citrix Licensingサービス] を選択します。
- Citrix Licensingサービスを再起動します。
ライセンスサーバーポートを変更するには
ライセンスサーバーマネージャー(lmadmin.exe)で使用されるポートを変更するには、以下の手順に従います。
- 管理コンソール右上の [管理] を選択します。
- [サーバー構成] タブを選択します。
- [ライセンスサーバー構成] バーをクリックして、関連オプションを表示します。
- [ライセンスサーバーポート]で [ポートを指定] を選択し、既存のポート番号を変更します。[保存] をクリックして新しいポート番号を保存します。
- Citrix Licensingサービスを再起動します。
ベンダーデーモンポートを変更するには
- 管理コンソール右上の [管理] を選択します。
- [ベンダーデーモン構成] タブを選択します。
- 一覧から[CITRIX]ベンダーデーモンの行を選択します。
- [ベンダーデーモンのポート] で[ポートを指定]を選択し、既存のポート番号を変更します。
- [保存] をクリックします。
- Citrix Licensingサービスを再起動します。
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