Linux Virtual Delivery Agent 2109

Linux VMとLinuxセッションの監視

次の表に、Linux VMおよびLinuxセッションで使用できるいくつかのメトリックを示します。

メトリック 最小必要なVDAバージョン 説明 注釈
ログオン期間 2109 ユーザーがCitrix Workspaceアプリから接続してからセッションを使用できるようになるまでのログオンプロセスの所要時間です。セッションのメトリックを表示するには、Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスの[監視]タブに移動します。[監視] は、Directorコンソールとして使用でき、Citrix Virtual Apps and Desktopsの最新リリースおよびLTSR環境で、監視およびトラブルシューティング機能を提供します。[監視]タブの [平均ログオン期間] セクションで [履歴傾向の表示] をクリックします。[ログオンパフォーマンス] ページで、フィルター条件を設定し、[適用] をクリックしてメトリックを視覚化します。 「監視」でのみ使用できます。
セッションの自動再接続回数 2109 セッションにおける自動再接続の数を表示するには、[傾向] ビューにアクセスします。条件を設定し、[適用] をクリックして検索結果を絞り込みます。[セッションの自動再接続回数] 列はセッション内で自動的に再接続を行う回数を表します。自動再接続は、[セッション画面の保持] ポリシーまたは [クライアントの自動再接続] ポリシーが有効な場合に実行されます。セッションの再接続について詳しくは、「セッション」を参照してください。ポリシーについて詳しくは、「クライアントの自動再接続のポリシー設定」および「セッション画面の保持のポリシー設定」を参照してください。 Citrix Directorと「監視」の両方で使用できます。
アイドル時間 2103 このメトリックにアクセスするには、[フィルター]>[セッション]>[すべてのセッション] を選択して [すべてのセッション] ページを開きます。 Citrix Directorと「監視」の両方で使用できます。
Linux仮想マシンのメトリック 2103 Linux VMの次のメトリックが利用可能です:CPUコアの数、メモリサイズ、ハードディスク容量、現在および過去のCPUとメモリの使用率 Citrix Directorと「監視」の両方で使用できます。
プロトコル 1909 Linuxセッションのトランスポートプロトコルは、[セッション詳細] パネルにUDPまたはTCPとして表示されます。 Citrix Directorと「監視」の両方で使用できます。
ICA往復時間 1903 ICA往復時間(RTT)は、キーを押してからエンドポイントに応答が表示されるまでの経過時間です。ICA RTTのメトリックを取得するには、Citrix Studioで [ICA往復測定] および [ICA往復測定間隔] ポリシーを作成します。 Citrix Directorと「監視」の両方で使用できます。

Citrix Directorおよび「監視」でさまざまなメトリックにアクセスする方法の例

  • ログオン期間

    1. Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスの [監視]タブにて、[平均ログオン期間] セクションで [履歴傾向の表示] をクリックします。

      [履歴傾向の表示]をクリックする

    2. [ログオンパフォーマンス] ページで、フィルター条件を設定します。

      フィルター条件を設定する

    3. [適用] をクリックして、ログオン期間のメトリックを視覚化します。

      ログオン期間のメトリック

  • Linux VMのCPUコアの数、メモリサイズ、ハードディスク容量、現在および過去のCPUとメモリの使用率

    Linux VMのこれらのメトリックにアクセスするには、Citrix Directorまたは[監視]で対象の仮想マシンを見つけ、[マシンの詳細] パネルを確認します。次に例を示します:

    Linux仮想マシンメトリック - 1

    Linux仮想マシンメトリック - 2

  • ICA RTT、プロトコル

    Linuxセッションのメトリックを表示するには、[フィルター]>[セッション]>[すべてのセッション] を選択して [すべてのセッション] ページを開くか、[セッション詳細] パネルにアクセスします。[セッション詳細] パネルにアクセスするには、[すべてのセッション] ページを開きターゲットセッションをクリックして、[アクティビティマネージャー] ビューにアクセスします。次に例を示します:

    [セッション詳細]パネル

  • セッションの自動再接続回数

    セッションにおける自動再接続の数を表示するには、[傾向] ビューにアクセスします。条件を設定し、[適用] をクリックして検索結果を絞り込みます。

    [セッションの自動再接続回数] 列はセッション内で自動的に再接続を行う回数を表します。次に例を示します:

    セッションの自動再接続回数

  • アイドル時間

    次に例を示します:

    セッションのアイドル時間

Linux VMとLinuxセッションの監視