Linux Virtual Delivery Agent 2109

ポリシーサポート一覧

Linux VDAポリシーサポート一覧

Studioポリシー キー名 種類 モジュール デフォルト値
クライアントのローカルタイムゾーンを使用する UseLocalTimeOfClient ユーザー ICA\タイムゾーン制御 サーバーのタイムゾーンを使用する
ICA往復測定 IcaRoundTripCheckEnabled コンピューター ICA\エンドユーザーモニタリング 有効(1)
ICA往復測定間隔 IcaRoundTripCheckPeriod コンピューター ICA\エンドユーザーモニタリング 15
アイドル接続のICA往復測定 IcaRoundTripCheckWhenIdle コンピューター ICA\エンドユーザーモニタリング 無効(0)
セッション全体の最大帯域幅 LimitOverallBw ユーザー ICA\帯域幅 0
オーディオリダイレクトの最大帯域幅(Kbps) LimitAudioBw ユーザー ICA\帯域幅 0
オーディオリダイレクトの最大帯域幅(%) LimitAudioBwPercent ユーザー ICA\帯域幅 0
USBデバイスリダイレクトの最大帯域幅 LimitUSBBw ユーザー ICA\帯域幅 0
USBデバイスリダイレクトの帯域幅(%) LimitUSBBwPercent ユーザー ICA\帯域幅 0
クリップボードリダイレクトの最大帯域幅(Kbps) LimitClipbdBW ユーザー ICA\帯域幅 0
クリップボードリダイレクトの最大帯域幅(%) LimitClipbdBWPercent ユーザー ICA\帯域幅 0
ファイルリダイレクトの最大帯域幅(Kbps) LimitCdmBw ユーザー ICA\帯域幅 0
ファイルリダイレクトの最大帯域幅(%) LimitCdmBwPercent ユーザー ICA\帯域幅 0
プリンターリダイレクトの最大帯域幅(Kbps) LimitPrinterBw ユーザー ICA\帯域幅 0
プリンターリダイレクトの最大帯域幅(%) LimitPrinterBwPercent ユーザー ICA\帯域幅 0
WebSocket接続 AcceptWebSocketsConnections コンピューター ICA\WebSockets 禁止
WebSocketポート番号 WebSocketsPort コンピューター ICA\WebSockets 8008
WebSocket信頼される接続元サーバー一覧 WSTrustedOriginServerList コンピューター ICA\WebSockets *
ICA Keep-Alive SendICAKeepAlives コンピューター ICA Keep-Alive ICA Keep-Aliveメッセージ(0)を送信しない
ICA Keep-Aliveタイムアウト ICAKeepAliveTimeout コンピューター ICA Keep-Alive 60秒
ICAリスナーポートの番号 IcaListenerPortNumber コンピューター ICA 1494
HDXアダプティブトランスポート HDXoverUDP コンピューター ICA 優先(2)
セッション画面の保持 AcceptSessionReliabilityConnections コンピューター ICA\セッション画面の保持 許可(1)
再接続UIの透過レベル ReconnectionUiTransparencyLevel コンピューター ICA\クライアントの自動接続 80%
セッション画面の保持のポート番号 SessionReliabilityPort コンピューター ICA\セッション画面の保持 2598
セッション画面の保持のタイムアウト SessionReliabilityTimeout コンピューター ICA\セッション画面の保持 180秒
クライアントの自動再接続 AllowAutoClientReconnect ユーザー ICA\クライアントの自動接続 許可(1)
クライアントオーディオリダイレクト AllowAudioRedirection ユーザー オーディオ 許可(1)
クライアントプリンターリダイレクト AllowPrinterRedir ユーザー 印刷 許可(1)
PDFユニバーサルプリンターを自動作成する AutoCreatePDFPrinter ユーザー 印刷 無効(0)
プリンタードライバーのマッピングと互換性 DriverMappingList ユーザー 印刷 "Microsoft XPS Document Writer *, Deny;Send to Microsoft OneNote *, Deny"
クライアントクリップボードリダイレクト AllowClipboardRedir ユーザー クリップボード 許可(1)
クライアントUSBデバイスリダイレクト AllowUSBRedir ユーザー USB 禁止(0)
クライアントUSBデバイスリダイレクト規則 USBDeviceRules ユーザー USB “\0”
動画圧縮 MovingImageCompressionConfiguration ユーザー Thinwire 有効(1)
エクストラ色圧縮 ExtraColorCompression ユーザー Thinwire 無効(0)
保持する最低フレーム数 TargetedMinimumFramesPerSecond ユーザー Thinwire 10fps
ターゲットフレーム数 FramesPerSecond ユーザー Thinwire 30fps
表示品質 VisualQuality ユーザー Thinwire 中(3)
圧縮にビデオコーデックを使用する VideoCodec ユーザー Thinwire 選択された場合使用する(3)
ビデオ コーデックにハードウェアエンコーディングを使用します UseHardwareEncodingForVideoCodec ユーザー Thinwire 有効(1)
視覚的無損失の圧縮を使用する AllowVisuallyLosslessCompression ユーザー Thinwire 無効(0)
3D画像ワークロードの最適化 OptimizeFor3dWorkload ユーザー Thinwire 無効(0)
単純なグラフィックスの優先色深度 PreferredColorDepth ユーザー Thinwire 24ビット/ピクセル(1)
音質 SoundQuality ユーザー オーディオ 高 - 高品位オーディオ(2)
クライアントマイクリダイレクト AllowMicrophoneRedir ユーザー オーディオ 許可(1)
最大セッション数 MaximumNumberOfSessions コンピューター 負荷管理 250
同時ログオントレランス ConcurrentLogonsTolerance コンピューター 負荷管理 2
Controllerの自動更新を有効にする EnableAutoUpdateOfControllers コンピューター Virtual Delivery Agent設定 許可(1)
クリップボード選択更新モード ClipboardSelectionUpdateMode ユーザー クリップボード 3
プライマリ選択更新モード PrimarySelectionUpdateMode ユーザー クリップボード 3
Speex最大品質 MaxSpeexQuality ユーザー オーディオ 5
クライアントドライブに自動接続する AutoConnectDrives ユーザー ファイルリダイレクト/CDM 有効(1)
クライアント側光学式ドライブ AllowCdromDrives ユーザー ファイルリダイレクト/CDM 許可(1)
クライアント側固定ドライブ AllowFixedDrives ユーザー ファイルリダイレクト/CDM 許可(1)
クライアント側フロッピードライブ AllowFloppyDrives ユーザー ファイルリダイレクト/CDM 許可(1)
クライアント側ネットワークドライブ AllowNetworkDrives ユーザー ファイルリダイレクト/CDM 許可(1)
クライアントドライブリダイレクト AllowDriveRedir ユーザー ファイルリダイレクト/CDM 許可(1)
クライアント側ドライブへの読み取り専用アクセス ReadOnlyMappedDrive ユーザー ファイルリダイレクト/CDM 無効(0)
キーボードの自動表示 AllowAutoKeyboardPopUp ユーザー MRVC 無効(0)
デスクトップとクライアント間のファイル転送を許可する AllowFileTransfer ユーザー ファイル転送 許可
デスクトップからファイルをダウンロード AllowFileDownload ユーザー ファイル転送 許可
デスクトップにファイルをアップロード AllowFileUpload ユーザー ファイル転送 許可
セッションアイドルタイマー EnableSessionIdleTimer ユーザー セッションタイマー 有効(1)
セッションアイドルタイマーの間隔 SessionIdleTimerInterval ユーザー セッションタイマー 1,440分
切断セッションタイマー EnableSessionDisconnectTimer ユーザー セッションタイマー 無効(0)
切断セッションタイマーの間隔 SessionDisconnectTimerPeriod ユーザー セッションタイマー 1,440分

注:

Windows Virtual Delivery Agent(VDA)のみが、User Datagram Protocol(UDP)でのオーディオ転送をサポートしています。Linux VDAではサポートされていません。詳しくは、「User Datagram Protocol(UDP)でのオーディオリアルタイムトランスポート」を参照してください。

Citrixポリシー設定を使用して、Citrix Studioのセッション接続タイマーを構成できます:

  • セッションアイドルタイマー:アイドル状態のセッションに時間制限を適用するかどうかを決定します。
  • セッションアイドルタイマーの間隔:アイドル状態のセッションの時間制限を設定します。セッションアイドルタイマーが [有効] になっていて、アクティブなセッションが設定された時間内にユーザー入力を受信しなかった場合、セッションは切断されます。
  • 切断セッションタイマー:切断されたセッションに時間制限を適用するかどうかを決定します。
  • 切断セッションタイマーの間隔:切断されたセッションがログオフされるまでの間隔を設定します。

このポリシー設定のいずれかを変更する場合は、環境全体で設定が一貫していることを確認してください。

アイドル状態のセッションの制限時間が経過すると、警告メッセージが表示されます。例として、以下のスクリーンショットを参照してください。[OK] を押すと、警告メッセージは閉じますが、セッションをアクティブに保つことはできません。セッションをアクティブに保つには、アイドルタイマーをリセットするためのユーザー入力が必要です。

警告メッセージ

次のポリシーは、Citrix Studioバージョン7.12以降で構成できます。

  • MaxSpeexQuality

    値(整数):[0〜10]

    デフォルト値:5

    詳細

    オーディオリダイレクトで、音質が中または低の場合、オーディオデータをSpeexでエンコードします(音質のポリシーを参照)。Speexは劣化を伴うコーデックであり、入力音声信号の品質を犠牲にして圧縮します。その他の音声コーデックと違い、品質とビットレートのバランスを制御できます。Speexのエンコーディングプロセスは、ほとんどの場合、0から10の範囲の品質パラメーターで制御します。品質が高いほど、ビットレートも高くなります。

    Speex最大品質は、最高のSpeex品質を選択して音声品質と帯域幅制限に従ってオーディオデータをエンコードします(オーディオリダイレクトおよび帯域幅制限のポリシー参照)。音声品質が中の場合、エンコーダーは広帯域モードの、より高いサンプルレートになります。音声品質が低の場合、エンコーダーは狭帯域モードで、より低いサンプルレートになります。同じSpeex品質でも、モードとビットレートは異なります。最高のSpeex品質は、以下の条件を満たす最大の値です。

    • 品質がSpeex最大品質以下
    • ビットレートが帯域幅制限以下

    関連設定:音質、オーディオリダイレクトの最大帯域幅

  • PrimarySelectionUpdateMode

    値(列挙):[[0, 1, 2, 3]]

    デフォルト値:3

    詳細

    プライマリ選択は、データを選択し、マウスの中央ボタンを押して貼り付ける場合に使用されます。

    この設定は、Linux VDAでのプライマリ選択の変更がクライアントのクリップボードで更新されるかどうかを制御します(逆の場合も同様)。値には、次の4つのオプションがあります:

    プライマリ選択更新モードの画像

    • 選択の変更はクライアントでもホストでも更新されません
      Linux VDAでのプライマリ選択の変更によって、クライアント上のクリップボードは更新されません。クライアントのプライマリ選択の変更により、Linux VDAのクリップボードが更新されることはありません。

    • ホスト選択の変更はクライアントで更新されません
      Linux VDAでのプライマリ選択の変更によって、クライアント上のクリップボードは更新されません。クライアントのプライマリ選択の変更により、Linux VDAのクリップボードが更新されます。

    • クライアント選択の変更はホストで更新されません
      Linux VDAでのプライマリ選択の変更によって、クライアント上のクリップボードが更新されます。クライアントのプライマリ選択の変更により、Linux VDAのクリップボードが更新されることはありません。

    • 選択の変更は、クライアントとホストの両方で更新されます
      Linux VDAでのプライマリ選択の変更によって、クライアント上のクリップボードが更新されます。クライアントのプライマリ選択の変更により、Linux VDAのクリップボードが更新されます。このオプションがデフォルト値です。

    関連設定: クリップボード選択更新モード

  • ClipboardSelectionUpdateMode

    値(列挙):[[0, 1, 2, 3]]

    デフォルト値:3

    詳細

    クリップボード選択は、いくつかのデータを選択し、ショートカットメニューの「コピー」を選択するなど、クリップボードに「コピー」することを明示的に要求する場合に使用します。クリップボード選択は、主にMicrosoft Windowsのクリップボード操作に関連して使用され、プライマリ選択はLinux特有の操作です。

    このポリシーは、Linux VDAでのクリップボード選択の変更がクライアントのクリップボードで更新されるかどうかを制御します(逆の場合も同様)。値には、次の4つのオプションがあります:

    クリップボード選択更新モードの画像

    • 選択の変更はクライアントでもホストでも更新されません
      Linux VDAでのクリップボード選択の変更によって、クライアント上のクリップボードは更新されません。クライアントのクリップボード選択の変更により、Linux VDAのクリップボードが更新されることはありません。

    • ホスト選択の変更はクライアントで更新されません
      Linux VDAでのクリップボード選択の変更によって、クライアント上のクリップボードは更新されません。クライアントのクリップボード選択の変更により、Linux VDAのクリップボードが更新されます。

    • クライアント選択の変更は、ホストで更新されません
      Linux VDAでのクリップボード選択の変更によって、クライアント上のクリップボードが更新されます。クライアントのクリップボード選択の変更により、Linux VDAのクリップボードが更新されることはありません。

    • 選択の変更は、クライアントとホストの両方で更新されます
      Linux VDAでのクリップボード選択の変更によって、クライアント上のクリップボードが更新されます。クライアントのクリップボード選択の変更により、Linux VDAのクリップボードが更新されます。このオプションがデフォルト値です。

    関連設定:プライマリ選択更新モード

注:

Linux VDAでは、クリップボード選択とプライマリ選択の両方がサポートされています。Linux VDAとクライアント間のコピーおよび貼り付けの動作を制御するには、クリップボード選択更新モードとプライマリ選択更新モードの両方を同じ値に設定することをお勧めします。

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