Citrix Provisioning 2109

オフラインデータベースのサポート

ファームでオフラインデータベースのサポートを有効にすると、サーバーの起動時にデータベースのスナップショットが作成および初期化されます。このスナップショットはStream Processにより継続的に更新されます。

データベースが使用不能になると、Stream Processはスナップショットを使用してCitrix Provisioningサーバーの情報とそのサーバーで使用できるターゲットデバイスの情報を取得します。このプロセスにより、サーバーとターゲットデバイスの運用が維持されます。ただし、データベースがオフラインのときは、管理機能とコンソールが使用できなくなります。

ヒント:

オフラインデータベースのサポートのスナップショットはメモリ内にあります。ただし、オフラインデータベースのサポートオプションは、データベースが部分的に使用可能な場合に機能しないことがあり、そのほかにも、応答が不十分だったり予期されない応答があることがあります。

データベース接続が使用できるようになると、スナップショットに加えられたサーバーまたはターゲットデバイスの変更情報がデータベースへ同期されます。

ストリームプロセスのイメージ

注意事項

データベース接続が失われると、オフラインデータベースのサポートが有効でも、次の機能、オプション、およびプロセスは使用できなくなります:

  • ターゲットデバイスの自動追加
  • 仮想ディスクの更新
  • 仮想ディスクの作成
  • Active Directoryパスワードの変更
  • Stream Serviceの開始
  • イメージ更新サービス
  • 管理機能:PowerShell、MCLI、SOAP Server、およびコンソール

オフラインデータベースのサポートの有効化

  1. Citrix Provisioningコンソールツリーでファームを右クリックして [プロパティ] を選択します。[ファームプロパティ] ダイアログボックスが開きます。
  2. [オプション] タブで、[オフラインデータベースのサポート] チェックボックスをオンにします。
  3. Stream Serviceを再起動します。
オフラインデータベースのサポート