ドメイン管理の有効化

ドメインにログオンする各ターゲットデバイスには、ドメインコントローラー上にコンピューターアカウントが必要です。このコンピューターアカウントには、Windowsデスクトップオペレーティングシステムにより保守されるユーザーには透過的なパスワードがあります。アカウントパスワードはドメインコントローラーとターゲットデバイスの両方に格納されます。ターゲットデバイスとドメインコントローラーのパスワードが一致しない場合は、ユーザーはターゲットデバイスからドメインにログオンできません。

ドメイン管理は次のタスクを行うことによって有効にします。

  • コンピューターアカウントのパスワード管理の有効化
  • 自動パスワード管理の有効化

コンピューターアカウントのパスワード管理の有効化

コンピューターアカウントのパスワード管理を有効にするには、次の手順に従います。

  1. コンソールでvDiskを右クリックして、[ファイルプロパティ]を選択します。
  2. [オプション]タブの[Active Directoryコンピューターアカウントのパスワード管理]チェックボックスをオンにします。
  3. [OK]をクリックし、[vDiskファイルプロパティ]ダイアログボックスを閉じてStream Serviceを再起動します。

自動パスワード管理の有効化

複数のターゲットデバイスがActive Directoryに属していてvDiskを共有している場合は、次のタスクを追加して実行する必要があります。

自動パスワード管理を有効にするには次のタスクを実行します。

  1. コンソールでProvisioningサーバーを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
  2. [オプション]タブの[パスワードの自動サポートを有効にする]チェックボックスをオンにします。
  3. パスワードを変更する間隔を日数で設定します。
  4. [OK]をクリックして[サーバープロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
  5. Stream Serviceを再起動します。
ドメイン管理の有効化