製品ユーティリティ

Provisioning ServicesにはProvisioning Services環境の構成と管理のためのツールがいくつか組み込まれています。Provisioning Servicesソフトウェアをインストールすると、次のツールを使用できるようになります。

  • インストールウィザード - このウィザードを使用して、Provisioning Servicesのコンポーネントをインストールし、Provisioningサーバーとマスターターゲットデバイスを作成します。
  • 構成ウィザード - このウィザードを使用して、ネットワークサービスやデータベースのアクセス許可など、Provisioning Servicesのコンポーネントを構成します。このウィザードはProvisioning Servicesのインストール時にインストールされます。
  • イメージ作成ウィザード - マスターターゲットデバイスでProvisioning Servicesイメージ作成ウィザードを実行すれば、Provisioningサーバーに直接アクセスせずに、Provisioning ServicesデータベースにvDiskファイルを作成しそのファイルにイメージを作成できます。このユーティリティはターゲットデバイスのインストール時にインストールされます。
  • 仮想ディスクステータストレイ - このターゲットデバイスユーティリティを使用して、ターゲットデバイスの接続状態とストリーム配信の統計情報を取得します。このユーティリティはProvisioning Servicesターゲットデバイスのインストール時にインストールされます。
  • XenDesktopセットアップウィザード - 既存のマシンテンプレートからXenDesktopのハイパーバイザーサーバー上に仮想マシンを作成し、ターゲットデバイスを作成してそれらの仮想マシンに関連付けて、各ターゲットデバイスにvDiskを割り当ててから、すべての仮想デスクトップをXenDesktopカタログに追加します。
  • ストリーム配信仮想マシンセットアップウィザード - 既存のマシンテンプレートからハイパーバイザーサーバー上に仮想マシンを作成し、ターゲットデバイスを作成してコレクション内の各マシンに関連付けてから、vDiskイメージをすべての仮想マシンに割り当てます。
  • 仮想ホスト接続ウィザード - 新しい仮想ホスト接続をvDisk更新マネージャーに追加します。
  • 管理対象vDiskセットアップウィザード - 新しい管理対象vDiskをvDisk更新マネージャーに追加します。
  • 更新タスクウィザード - vDisk更新マネージャーと共に使用する新しい更新タスクを構成します。
  • 起動デバイスマネージャー - このユーティリティを使用して、USBやCD-ROMのような起動デバイスを構成します。起動デバイスはProvisioning Servicesから起動プログラムを受信します。
  • アップグレードユーティリティ - いくつかのアップグレード方法があります。選択すべき方法はネットワークの要件に応じて異なります。
  • プログラミングユーティリティ - Provisioning Servicesには管理アプリケーションのプログラミングユーティリティとコマンドラインユーティリティが組み込まれています。これらのユーティリティにはすべてのユーザーがアクセスできます。ただし、割り当てられている管理者特権に関連するコマンドのみを使用できます。たとえば、デバイスオペレーターはこのユーティリティを使用して、アクセス権を持つすべてのターゲットデバイスの一覧を取得できます。
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