Session Recording 2103

新機能

2103の新機能

このリリースには、次の新機能および強化された機能があります。

AWS RDSへのデータベースの展開をサポート

Citrix Virtual Apps and Desktops ISOイメージの\layout\image-full\x64\Session RecordingにあるSessionRecordingAdministrationx64.msiパッケージを使用することで、AWS RDSにSession Recordingデータベースを展開できるようになりました。詳しくは、「クラウドSQLデータベースサービスでのSession Recordingデータベースの展開」を参照してください。

AzureファイルとAzureでの負荷分散をサポート

クラウドとオンプレミスの両方の展開にマウントできるAzureファイル共有に、録画ファイルを保存できるようになりました。また、すべてのSession RecordingコンポーネントをAzureに展開し、負荷分散を構成して、Session Recordingサーバー間で負荷を均等に分散することもできます。詳しくは、「録画の格納先の指定」 および「AzureでのSession Recordingの展開と負荷分散」を参照してください。

Citrix Virtual Apps and Desktops Remote PowerShell SDKの動的セッション録画サポート

Citrix Virtual Apps and Desktops Remote PowerShell SDKのサポートを追加して、Citrix Virtual Apps and Desktopsサービス環境での動的セッション録画を容易にしました。詳しくは、「動的なセッションの録画」を参照してください。

Web PlayerのWebサイトのフォントと色の再設計

Web PlayerのWebサイトにおけるフォントと色の再設計を実装しました。詳しくは、「Session Recording Web Player」を参照してください。

録画再生の機能強化

録画ファイルのサイズが大きくなるにつれて、ダウンロードに時間がかかり、再生中にシークスライダーを使用して再生箇所を変更するときに反応が遅くなるようになります。再生エクスペリエンスを向上させるために、録画ファイルの上限を1GBから300MBに下げ、1つの録画を複数のファイルに分割することで連続再生を実現しました。また、録画を右クリックまたは選択してから [フォローアップ] を選択またはクリックして、録画済みセッションのすべての録画ファイルを表示することもできます。詳しくは、「録画ファイルのサイズの指定」、「Session Recording Playerの起動」、および「Session Recording Web Player」を参照してください。

Web Playerのホームページのコンテンツを非表示

[Session Recordingサーバーのプロパティ] にオプションを追加しました。これにより、Web Playerのホームページにコンテンツが表示されないようにすることができます。録画には、URLを介してのみアクセスできます。詳しくは、「Session Recording Web Player」を参照してください。

WebSocketサーバーのIISへの移行

このリリースでは、WebSocketサーバーをIISに移行します。最新リリースを新規インストールすると、Web PlayerのWebサイトにアクセスしたとき、IISでホストされているWebSocketサーバーにWebブラウザーが接続されます。以前のバージョンから最新リリースにアップグレードインストールすると、PythonベースのWebSocketサーバーにWebブラウザーが接続されます。IISでホストされているWebSocketサーバーに接続するには、<Session Recording Server installation path>\Bin\SsRecUtils.exe -enablestreamingserviceコマンドを実行します。詳しくは、「Session Recording Web Player」および「既存の環境での負荷分散の構成」を参照してください。

ヒント:

このリリース以降、<Session Recording Serverのインストールパス>\Scripts\ArchiveSample.ps1SrServerConfigurationSync.ps1GenRandomQMID.ps1スクリプトを使用できます。

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