Session Recording 2112

Citrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)の構成

Citrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP) に参加すると、匿名の構成データおよび使用状況データが、製品の品質およびパフォーマンスを向上させる目的で送信されます。この匿名データのコピーは、より迅速かつ効率的に分析するためにGoogle Analytics(GA)にも送信されます。

設定

CEIPの設定

デフォルトでは、ユーザーはSession Recordingのインストール時にCEIPに自動で参加します。Session Recordingのインストールからおよそ7日後に、初回データアップロードが行われます。CEIPのサブスクリプションを解除するには、以下を実行します:

  1. Session Recordingサーバーをホストするマシンにログオンします。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[Session Recordingサーバーのプロパティ] を選択します。
  3. [Session Recordingサーバーのプロパティ] で、[CEIP] タブをクリックします。
  4. [カスタマーエクスペリエンス向上プログラムに参加する] チェックボックスをオフにします。
  5. Citrix Session Recording Analyticsサービスを再起動して、設定を有効にします。

    Session RecordingのCEIPの画像

GAの設定

GAを有効にすると、GAとSession Recordingサーバー間のハートビートデータが5時間ごとに収集されます。

GAを有効または無効にするレジストリ設定(デフォルトは0):

場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\Server\

名前:CeipHeartBeatDisable

値のデータ: 1 = 無効、0 = 有効

未指定の場合、GAは有効です。

GAを無効にするには:

  1. Session Recordingサーバーをホストするマシンにログオンします。

  2. レジストリエディターを開きます。

  3. **HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\Server\**に移動します。

  4. レジストリ値を追加して「CeipHeartBeatDisable」という名前を指定します。

  5. CeipHeartBeatDisableの値を1に設定します。

  6. Citrix Session Recording Analyticsサービスを再起動して、設定を有効にします。

Session Recordingサーバーから収集されるデータ

次の表では、収集される匿名の情報の種類の例を紹介します。データでは、お客様を特定するすべての詳細は含まれません。

データポイント キー名 説明
マシンのグローバル一意識別子 machine_guid データの発生元のマシンを識別。GAを有効にすると、CEIPが有効になっていなくてもハートビートデータがGAに送信されます。
オペレーティングシステムのバージョン os_version マシンのオペレーティングシステムを示すテキスト文字列。GAを有効にすると、CEIPが有効になっていなくてもハートビートデータがGAに送信されます。
Session Recordingサーバーのバージョン SRS_version インストールされているSession Recordingサーバーのバージョンを示すテキスト文字列。GAを有効にすると、CEIPが有効になっていなくてもハートビートデータがGAに送信されます。
アプリケーションの録画数 application-recording-number アプリケーションの録画ファイルの数を示す整数。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
録画数 recording-number アプリケーションとデスクトップ両方の録画ファイルの数を示す整数。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
動的な録画の数 dynamic-recording-number 動的に録画されたファイルの数を示す整数。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
録画されたセッションをホストするエージェントの数 recorded-agent-number 録画されたセッションをホストするVDAの数を示す整数。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
(ログ記録されたイベントを含む)録画されたセッションをホストするエージェントの数 event-logging-enabled-agent-number (ログ記録されたイベントを含む)録画されたセッションをホストするVDAの数を示す整数。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
(ログ記録されたイベントを含む)録画の数 event-logging-recording-number (ログ記録されたイベントを含む)録画ファイルの数を示す整数。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
管理者ログの有効化 admin-logging-status 管理者ログの有効化を示す数字。「1」は有効を「0」は無効を意味します。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
ログ記録されたイベントの数 collected-events-number ログ記録されたイベントの数を示す整数。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
カスタムポリシーの数 customized-policies-number カスタムSession Recordingポリシーおよびイベントログポリシーの数を示す整数。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
負荷分散の有効化 load-balancing-status 負荷分散の有効化を示す数字。「1」は有効を「0」は無効を意味します。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
録画の閲覧ポリシーの有効化 rbac-status 録画の閲覧ポリシーの有効化を示す数字。「1」は有効を「0」は無効を意味します。GAとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。
Citrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)の構成