データベースの高可用性を備えたSession Recordingのインストール

Session Recordingは、Microsoft SQL Serverをベースとしたデータベースの高可用性に関する次のソリューションをサポートしています。プリンシパルSQL ServerまたはプライマリSQL Serverのハードウェアまたはソフトウェアに障害が発生した場合、データベースが自動的にフェールオーバーするので、Session Recordingが想定どおりに機能し続けます。

  • Always On可用性グループ

AlwaysOn可用性グループ機能は、高可用性および障害回復ソリューションで、データベースのミラーリングに取って代わるエンタープライズレベルのサービスです。SQL Server 2012で導入されたAlwaysOn可用性グループ機能によって、エンタープライズ向けのユーザーデータベースの可用性が最大化します。AlwaysOn可用性グループ機能では、Windows Server Failover Clustering(WSFC)ノード上にSQL Serverインスタンスが存在する必要があります。詳しくは、https://msdn.microsoft.com/en-us/library/hh510230を参照してください。

  • SQL Serverクラスタリング

MicrosoftのSQLクラスタリングテクノロジーを使用して、任意のサーバーに障害が起きた場合に別のサーバーが自動的にタスクや実行内容を引き継ぐようにできます。ただし、このソリューションのセットアップは複雑で、SQL Serverデータベースミラーリングなどほかのソリューションよりも自動フェールオーバーには一般的に時間がかかります。詳しくは、 https://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms189134.aspxを参照してください。

  • SQL Serverデータベースミラーリング

データベースのミラーリングによって、アクティブなデータベースサーバーが停止しても数秒で自動的にフェールオーバーが実行されます。各データベースサーバー上に完全なSQL Serverライセンスが必要になるため、ほかの2つのソリューションよりも費用が高くつきます。SQL Server Expressエディションを使用してデータベースをミラーリングすることはできません。詳しくは、https://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms189852.aspxを参照してください。

データベースの高可用性を備えたSession Recordingのインストール方法

データベースの高可用性を備えたSession Recordingをインストールするには、次のいずれかを実行します。

  • 最初にSession Recordingサーバーコンポーネントをインストールし、次に作成したデータベースのデータベース高可用性を構成します。
    準備したSQL Serverインスタンスにデータベースがインストールされるよう構成して、Session Recording Administrationコンポーネントをインストールした後で、作成したデータベースのデータベース高可用性を構成できます。
    • AlwaysOn可用性グループおよびクラスタリングの場合は、SQL Serverインスタンス名を手動で、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\Server\SmAudDatabaseInstanceの可用性グループのリスナーの名前、またはSQL Serverネットワークの名前に変更する必要があります。
    • データベースのミラーリングの場合、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\Server\DatabaseFailoverPartnerおよびHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\Server\LoggingDatabaseFailoverPartnerにデータベースのフェイルオーバーパートナーを手動で追加する必要があります。
  • 最初に空のデータベースのデータベース高可用性を構成し、次にSession Recording Administrationコンポーネントをインストールします。
    想定したプライマリSQL Serverインスタンスに、Session Recordingデータベースおよび管理者ログデータベースとして空のデータベースを2つ作成し、高可用性を構成できます。次に、Session Recordingサーバーコンポーネントをインストールするときに、SQL Serverのインスタンス名を入力します。
    • AlwaysOn可用性グループソリューションを使用するには、可用性グループのリスナーの名前を入力します。
    • データベースのミラーリングソリューションを使用するには、プリンシパルSQL Serverの名前を入力します。
    • クラスタリングソリューションを使用するには、SQL Serverのネットワーク名を入力します。

データベースの高可用性を備えたSession Recordingのインストール