ADC

NetScaler ADCアプライアンスでの高可用性ハートビートメッセージの管理

高可用性構成の 2 つのノードは、有効になっているすべてのインターフェイスで相互にハートビートメッセージを送受信します。ハートビートメッセージは、これらのインターフェイスの HA MON 設定に関係なく流れます。NSVLANまたはその両方(NSVLANとSYNC)がアプライアンスに設定されている場合、ハートビートメッセージは、NSVLANおよびSYNCVLANの一部である有効なインターフェイスを介してのみ流れます。

ノードが有効なインターフェイスでハートビートメッセージを受信しない場合、指定された SNMP マネージャに重大なアラートが送信されます。これらの重大なアラートは、ピアノードへの接続の一部として構成されていないインターフェイスについて、誤警報を発し、管理者から不必要な注意を引きます。

この問題を解決するために、インターフェイスとチャネルの HAHeartbeat オプションを使用して、それらの HA ハートビートメッセージフローを有効または無効にします。

コマンドラインインターフェイスを使用してインターフェイス上の高可用性ハートビートメッセージを管理するには

コマンドプロンプトで入力します。

  • set interface <ID> [-HAHeartBeat ( ON | OFF )]
  • show interface <ID>

コマンドラインインターフェイスを使用してチャネル上の高可用性ハートビートメッセージを管理するには

コマンドプロンプトで入力します。

  • set channel <ID> [-HAHeartBeat ( ON | OFF )]
  • show channel <ID>

GUI を使用してインターフェイスの高可用性ハートビートメッセージを管理するには

  1. [システム] > [ネットワーク] > [インターフェイス] に移動します。
  2. HA ハートビート パラメータを有効または無効にします。

GUI を使用してチャネル上の高可用性ハートビートメッセージを管理するには

  1. [ システム ] > [ ネットワーク ] > [ チャネル] に移動します。
  2. HA ハートビート パラメータを有効または無効にします。
NetScaler ADCアプライアンスでの高可用性ハートビートメッセージの管理

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