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応答のTCPバッファリングを有効にする

NetScalerアプライアンスには、負荷分散サーバーからの応答のみをバッファリングするTCPバッファリングオプションがあります。これにより、アプライアンスは、クライアントが受け入れることができる最大速度でクライアントへのサーバー応答を配信できます。アプライアンスは、TCP バッファリングに 0 ~ 4095 MB(MB)のメモリを割り当てて、接続ごとに 4 ~ 20480 キロバイト(KB)のメモリを割り当てます。

注:サービスレベルで設定された TCP バッファリングは、グローバル設定よりも優先されます。 TCP バッファリングのグローバル設定の詳細については、 TCP バッファリングを参照してください。

CLI を使用してサービスで TCP バッファリングを有効にするには

コマンドプロンプトで入力します。

set service <name> -TCPB <Value>
<!--NeedCopy-->

例:

set service Service-HTTP-1 -TCPB YES
<!--NeedCopy-->

GUI を使用してサービスの TCP バッファリングを有効にするには

  1. [ トラフィック管理] > [負荷分散] > [サービス] に移動し、サービスを開きます。
  2. [詳細設定] で、[ トラフィック設定] を選択し、[ TCP バッファリング] を選択します。
応答のTCPバッファリングを有効にする