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URLパッシブパーシステンスを構成する

URLパッシブパーシステンスでは、NetScalerアプライアンスがクライアントから要求を受け取ると、クライアントの要求からサーバーのIPアドレスとポート情報(単一の16進数で表される)を抽出します。

URL パッシブ永続性では、サーバの IP アドレスポート情報を含むクエリー要素を指定する高度な式を設定する必要があります。クラシックおよび高度なポリシー式の詳細については、「 ポリシーと式」を参照してください。

次の式は、文字列「urlp=」を含む URL クエリーの要求を検査し、サーバーの IP アドレスポート情報を抽出し、16 進数の文字列から IP およびポート番号に変換し、要求をこの IP アドレスで構成されたサービスに転送するようにアプライアンスを構成します。ポート番号。

HTTP.REQ.URL.AFTER_STR(“urlp=”)

URL パッシブパーシスタンスが有効で、前の式が設定されている場合、次の URL とサーバの IP アドレスポート文字列を含む要求は 10.102.29. 10:80 に送信されます。

http://www.example.com/index.asp?&urlp=0A661D0A0050

永続性のタイムアウト値は、この永続タイプには影響しません。サーバーの IP アドレス/ポート情報をクライアント要求から抽出できる限り、永続性は維持されます。このパーシステンスタイプはアプライアンスリソースを消費しないため、永続的なクライアントの数に制限はありません。

URL パッシブパーシスタンスを設定するには、 ルールを必要としない永続性のタイプの設定で説明されているように、まずパーシステンスを設定します。パーシステンスタイプを URLPASSIVE に設定します。次に、次の手順を実行します。

CLI を使用して URL パッシブパーシステンスを設定するには

コマンドプロンプトで入力します。

set lb vserver <vserverName>  [-persistenceType <persistenceType>]  [-rule <expression>]
<!--NeedCopy-->

例:

set lb vserver LB-VServer-1 -persistenceType URLPASSIVE –rule HTTP.REQ.URL.AFTER_STR(“urlp=”)
<!--NeedCopy-->

GUI を使用して仮想サーバーのパーシステンスを設定するには

  1. [ **トラフィック管理** ] > [ **負荷分散** ] > [ **仮想サーバー**] に移動し、仮想サーバーを開きます。
  2. [永続性] セクションで、要件を満たす永続性タイプを選択します。仮想サーバーに最適なパーシステンスタイプは、オプションボタンとして使用できます。特定の仮想サーバータイプに適用できる他のパーシステンスタイプは、「 その他 」リストから選択できます。

注:

NetScaler リリース12.0ビルド56.20より前のバージョンでは、オプションボタンがない単一の永続性ドロップダウンリストですべてのパーシステンスタイプを使用できます。

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