Citrix ADC

クライアントのキープアライブ

クライアントキープアライブ機能を使用すると、単一の接続で複数のクライアント要求を送信できます。この機能は、トランザクション管理に役立ちます。アプライアンスでクライアントキープアライブモードが有効で、クライアント要求に対するサーバ応答に Connection が含まれている場合:HTTP ヘッダーを閉じて、次のタスクを実行します。

  • ヘッダー名の文字をシャッフルして、既存の Connection ヘッダー名の名前を変更します。

  • Keep-Alive をヘッダーの値として新しい Connection: ヘッダーを追加します。

クライアントキープアライブモードを使用すると、Citrix ADCアプライアンスは同じソケット接続を使用して複数の要求と応答を処理できます。この機能は、サーバーがアプライアンスとの接続を閉じた後でも、クライアントとアプライアンスの間の接続(クライアント側接続)を開いたままにします。これにより、単一の接続を使用して複数のクライアント要求が可能になり、接続の開閉に関連するラウンドトリップが節約されます。クライアントのキープアライブは、SSL セッションで最も有益です。

クライアントのキープアライブは、次のシナリオで役立ちます。

  • サーバーがクライアントのキープアライブをサポートしていない場合。
  • サーバーはサポートしているが、サーバー上のアプリケーションはクライアントのキープアライブをサポートしていない場合。

注: クライアントのキープアライブは、HTTPおよびSSLトラフィックに適用できます。クライアントキープアライブは、すべてのトラフィックを処理するようにグローバルに構成できます。また、特定のサービスでアクティブ化することもできます。

クライアントのキープアライブ環境では、構成されたサービスがクライアントトラフィックをインターセプトし、クライアント要求がオリジンサーバーに送信されます。サーバーは応答を送信し、サーバーとアプライアンス間の接続を閉じます。サーバーの応答に「Connection: Close」ヘッダーが存在する場合、アプライアンスはクライアント側の応答でこのヘッダーを破損し、クライアント側の接続は開いたままになります。その結果、クライアントは次のリクエストのために新しい接続を開く必要がありません。代わりに、サーバーへの接続が再開されます。

注: サーバーが2つの「接続:閉じる」ヘッダーを送り返す場合、編集されるのは1つだけです。これにより、クライアントは接続が閉じられるまでオブジェクトが完全に配信されたとは想定しないため、オブジェクトのクライアントレンダリングに大幅な遅延が発生します。

クライアントのキープアライブを構成する

クライアントキープアライブは、デフォルトでは、Citrix ADC上でグローバルかつサービスレベルの両方で無効になっています。したがって、必要なスコープで機能を有効にする必要があります。

注: クライアントのキープアライブをグローバルに有効にすると、サービスレベルで有効にするかどうかに関係なく、すべてのサービスで有効になります。また、以下を指定するためにいくつかのHTTPパラメーターを構成する必要があります。

  • 接続再利用プールに保持されるHTTP接続の最大数。

  • 接続の多重化を有効にし、永続性を有効にします Etag

注: 永続 ETag が有効になっている場合、 ETag ヘッダーには、コンテンツを提供したサーバーに関する情報が含まれます。これにより、そのコンテンツに対するキャッシュ検証条件付き要求またはブラウザ要求が常に同じサーバーに到達することが保証されます。

Citrix ADCコマンドインターフェイスを使用してクライアントのキープアライブを構成する

コマンドプロンプトで、次の操作を行います。

  1. Citrix ADCでクライアントKeep-Aliveを有効にします。

    • グローバルレベルで- enable ns mode cka
    • サービスレベルで- set service <name> -CKA YES

    注:

    クライアントのキープアライブは、HTTP サービスおよび SSL サービスに対してだけ有効にできます。

  2. 1つ以上のサービスにバインドされているHTTPプロファイルにHTTPパラメーターを構成します。

    set ns httpProfile <name> -maxReusePool <value> -conMultiplex ENABLED -persistentETag ENABLED
    <!--NeedCopy-->
    

注:

これらのパラメータをnshttp_default _profile HTTPプロファイルに設定して、グローバルに使用できるようにします。

Citrix ADC GUIを使用してクライアントのキープアライブを構成する

  1. Citrix ADCでクライアントKeep-Aliveを有効にします。

    • グローバルレベル

      [システム] > [設定] に移動し、[モードの構成] をクリックし、[クライアント側のキープアライブ] を選択します。

      クライアントのキープアライブを構成する

    • サービスレベル

      [トラフィック管理] > [負荷分散] > [サービス] に移動し、必要なサービスを選択します。[ 設定 ] セクションで、[ クライアントのKeep-Alive ] チェックボックスをオンにします。

      クライアントのキープアライブを構成する

  2. 1つ以上のサービスにバインドされているHTTPプロファイルに必要なHTTPパラメーターを構成します。

  3. [システム] > [プロファイル] に移動し、[HTTP プロファイル] タブで必要なプロファイルを選択し、必要な HTTP パラメータを更新します。

クライアントのキープアライブ