Citrix Virtual Apps and Desktops

特殊キーボード

Bloombergキーボード

警告

レジストリエディターの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、オペレーティングシステムの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、シトリックスでは一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

Citrix Virtual Apps and Desktopsでは、Bloombergモデル4 Starboardキーボード(およびそれ以前のモデル3)がサポートされています。このキーボードを使用すると、金融分野の顧客は、キーボードの特殊機能を使用して金融市場データにアクセスし、取引を迅速に実行できます。

このキーボードはKVMスイッチボックスと互換性があり、次の2つのモードで動作します。

  • PC(USBケーブル1本、KVMなし)
  • KVMモード(USBケーブル2本、1本はKVM経由)

重要: Bloombergキーボードは1つのセッションのみで使用することをお勧めします。複数の同時セッション(1つのクライアントからのマルチセッション)でこのキーボードを使用することはお勧めしません。

Bloombergキーボードモデル4は、1つの物理シェル内に次の4つのUSBデバイスを備える、USB複合デバイスです。

  • キーボード。
  • 指紋リーダー。
  • 音量を増減するためのキーおよびスピーカーとマイクをミュートするためのキーが付いているオーディオデバイス。このデバイスには、オンボードスピーカー、マイク、およびマイクとヘッドセット用のジャックが備わっています。
  • これらのすべてのデバイスをシステムに接続するためのUSBハブ。

要件:

  • Windows向けCitrix Workspaceアプリが接続するセッションで、USBデバイスがサポートされている必要があります。
  • Bloombergキーボードモデル3および4は、Windows向けCitrix Workspaceアプリ1808以降およびCitrix Receiver for Windows 4.8以降でサポートされています。
  • モデル4のKVMモード(USBケーブル2本、1本はKVM経由)を使用するには、Windows向けCitrix Workspaceアプリ1808以降またはCitrix Receiver for Windows 4.12以降が必要です。

Windows向けCitrix WorkspaceアプリでのBloombergキーボードの構成について詳しくは、「Bloombergキーボードの構成」を参照してください。

Bloombergキーボードのサポートを有効にする:

デフォルトでは、Bloombergキーボードの拡張サポートは無効になっています。接続する前にクライアントマシンで次のレジストリエントリを編集して、このサポートを有効にします。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\ICAClient\GenericUSB

値の名前:EnableBloombergHID(dword)

値:0 = 無効、1 = 有効

サポートを確認する:

BloombergキーボードのサポートがCitrix Workspaceアプリで有効になっているかどうかを確認するには、Desktop ViewerでBloombergキーボードのデバイスが正しく報告されているかどうかを確認します。

デスクトップの場合:

Desktop Viewerを開きます。Bloombergキーボードのサポートが有効になっている場合は、Desktop ViewerでUSBアイコンの下に次の3つのデバイスが表示されています。

  • Bloomberg Fingerprint Scanner
  • Bloomberg Keyboard Features
  • Bloomberg LP Keyboard 2013

シームレスアプリケーションのみの場合:

Citrix Workspaceアプリの通知領域アイコンから [コネクションセンター] メニューを開きます。Bloombergキーボードのサポートが有効になっている場合は、[デバイス]メニューに3つのデバイスが表示されています。

各デバイスに付いているチェックマークは、そのデバイスがそのセッションでリモートであることを示しています。

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