Citrix Virtual Apps and Desktops

インストールとアップグレード

Personal vDisk 7.xは、現在のバージョンのCitrix Virtual Apps and Desktops(およびXenDesktop 5.6以降)でサポートされます。各バージョンの「システム要件」を参照して、サポートされるVirtual Delivery Agent(VDA)のオペレーティングシステム、およびサポートされるホスト(仮想化リソース)とCitrix Provisioning(旧称Provisioning Services)のバージョンについて確認してください。Citrix Provisioningのタスクについて詳しくは、最新のドキュメントを参照してください。

Personal vDiskのインストールと有効化

マシン上にVDA for Desktop OSをインストールしたりアップグレードしたりするときに、Personal vDiskをインストールして有効化できます。これらの操作は、インストールウィザードの [追加コンポーネント][機能] ページでそれぞれ選択します。詳しくは、「Install Capture」を参照してください。

VDAのインストール後にPersonal vDiskをアップデートする場合は、Citrix Virtual Apps and Desktopsのインストールメディアで提供されるPersonal vDiskのMSIファイルを使用してください。

Personal vDiskは、以下の状況で有効になります。

  • Machine Creation Services(MCS)を使用している場合、Personal vDisk用のデスクトップOSマシンカタログの作成時にPersonal vDiskが自動的に有効になります。
  • Citrix Provisioningを使用している場合、マスター(基本)イメージ作成時に管理者がインベントリを実行したとき、および自動更新によるインベントリ実行時にPersonal vDiskが自動的に有効になります。

そのため、VDAのインストール中にPersonal vDiskコンポーネントをインストールしたのに有効化しなかったとしても、カタログ作成時にPersonal vDiskが有効になるため、同じイメージを使用してPersonal vDiskが有効なデスクトップおよびPersonal vDiskが無効なデスクトップを作成できます。

Personal vDiskの追加

新しいサイトを構成するときに、Personal vDiskをホストに追加します。ホスト上の同じストレージを仮想マシンとPersonal vDisk用に使用したり、Personal vDisk用に専用のストレージを使用したりできます。

その後で、Personal vDiskとそのストレージを既存のホスト(接続)に追加することもできます(マシンカタログには追加できません)。

  1. Studioの[ナビゲーション]ペインで [構成]>[ホスト] の順に選択します。
  2. [操作]ペインの [Personal vDiskストレージの追加]を選択し、ストレージの場所を指定します。

PvDのアップグレード

Personal vDisk Version 7.xを簡単にアップグレードするには、VDA for Desktop OSを、最新のCitrix Virtual Desktopsで提供されるバージョンにアップグレードします。その後で、Personal vDiskのインベントリを実行します。

Personal vDiskのアンインストール

Personal vDiskソフトウェアをアンインストールするには、以下のいずれかの方法を使用します:

  • VDAをアンインストールします。これにより、Personal vDiskソフトウェアもアンインストールされます。
  • Personal vDiskのMSIファイルを使用してPersonal vDiskをアップデートした場合は、コントロールパネルを使用してアンインストールできます。

Personal vDiskをアンインストールして同じまたは新しいバージョンを再インストールする場合は、事前にレジストリキーHKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Citrix\personal vDisk\configをバックアップしておいてください。このレジストリキーには、変更された環境構成設定が含まれています。Personal vDiskを再インストールしたら、バックアップしたレジストリ情報を使用して、必要に応じて値を変更してください。

Personal vDiskがWindows 7(64ビット)で基本イメージにインストールされていると、アンインストールできないことがあります。この問題を解決するには、以下の手順でPersonal vDiskを削除してからアップグレードしてください。

  1. Citrix Virtual Apps and Desktopsメディアで、vDiskインストーラーの適切なコピーを選択します。次のいずれかの場所(アップグレードされた仮想マシンが32ビットか64ビットかによる)にある最新のPersonal vDiskのMSIインストーラーを見つけます:

    • 32ビット:XA and XD\x86\Virtual Desktop Components\personalvDisk_x86.msi
    • 64ビット:XA and XD\x64\Virtual Desktop Components\personalvDisk_x64.msi

    製品メディアディレクトリの場所

  2. 既存のPersonal vDiskインストールを削除します。手順1で見つけたPersonal vDiskのMSIインストーラーパッケージを選択します。Personal vDiskのセットアップ画面が開きます。

  3. [Personal vDiskの削除] を選択します。

  4. [完了] をクリックします。

    [Personal vDiskの削除]ダイアログボックス

  5. [再起動してください]ページが開きます。[次へ] をクリックします:

    [再起動要件]ページ

  6. [はい] をクリックしてシステムを再起動し、構成の変更を適用します:

    再起動の確認

インストールとアップグレード