概要
Citrix Director/Monitor の新しいログビューは、Always On Tracing (AOT) を表面化するように設計されており、Citrix Virtual Apps and Desktops (CVAD) 環境における顧客の問題を診断および解決する管理者の能力を大幅に向上させます。集中ログサーバーと統合することで、この機能は、Virtual Delivery Agents、Delivery Controllers、StoreFront、その他の Citrix コンポーネントを含むさまざまなコアコンポーネントにわたる AOT ログの統合された検索可能なビューを提供します。この一元化されたアクセスにより、単一のコンソールからログを迅速に取得および分析できるため、トラブルシューティングが効率化されます。
ディレクター ログ(/ja-jp/citrix-virtual-apps-desktops/2511/media/dir-logs.png)
製品ドキュメントで、Always On Tracing (AOT) のアーキテクチャと利点の詳細をご覧ください。
前提条件および構成
Director の「ログ」ビューを効果的に使用するには、環境が正しく構成され、必要な前提条件を満たしている必要があります。
- CVAD バージョン要件: CVAD 2507 CU1 または CVAD 2511 (またはそれ以降のバージョン) を実行している必要があります。
- 集中ログサーバー: お客様が管理するリソースロケーションで集中ログサーバーをホストする必要があります。ログサーバーのインストールと構成 の詳細をご覧ください。
- ログサーバーが HTTPS モードで構成されている場合 (例:
https://<LogServerFQDN>:port)、Director マシンと DDC マシンの両方に必要な証明書をインストールして信頼することが不可欠です。この証明書は、各マシンのコンピューターアカウントによって管理される必要があります。
はじめに
前提条件の構成が完了すると、Director UI の新しい「ログ」タブで、一元化された AOT ログへの統合された可視性が提供されます。
ログビューへのアクセス
ログビューは、Director 内の専用タブとして直接アクセスすることも、他の主要なトラブルシューティング領域からコンテキストで移動することもできます。
- 専用の「ログ」タブ: ナビゲーションパネルを使用して、Director/Monitor インターフェイスで新しい「ログ」ページに直接アクセスします。
- アクティビティマネージャー: オプションをクリックして、セッションをホストしているマシンの関連ログを表示します。
- マシンフィルター: オプションをクリックすると、事前に入力されたマシン名で関連ログを表示できます。
ログビューの使用
ログビューは、柔軟で強力なログ検索のために設計されており、管理者が関連するイベントを迅速に特定できるようにします。

主な検索インターフェースには以下が含まれます。
- 検索バー: 任意のキーワードで検索できる強力なテキストボックスです。一般的な検索語句には、トランザクションID、セッションID、ユーザー名、または特定のエラーメッセージなどがあります。
- フィルターセレクター: 検索範囲を絞り込むには、以下のドロップダウンフィルターを使用します。
- 時間間隔: 特定の時間範囲でログをフィルターします。
- カテゴリ: ログカテゴリでフィルターします。
- ログクラス: ログメッセージのクラス(例: AOT_INFO)でフィルターします。
- マシン名: 特定のコンピューター名から発信されたログをフィルターします。
検索結果は、時間、メッセージ、ホスト名、レベル、モジュール、プロセスIDなどの主要な属性を含む包括的なテーブル形式で表示されます。個々のログエントリを展開して、詳細全体を表示できます。Directorは、ログデータに関連するカスタム列の設定と表示をサポートしています。さらに、結果はページ分割されており、大規模なデータセットの表示とナビゲーションが容易です。
すべてのAOTログに即座にコンテキストを認識したアクセスを提供することで、この機能はツール間の切り替えやログの手動相関に費やす時間を削減し、問題解決の迅速化を目指します。