Citrix Virtual Apps and Desktops

プロファイルコンテナポリシー設定

プロファイルコンテナ

ユーザープロファイルに大きなサイズのファイルが関連付けられると、ログオンに時間がかかります。Citrix Profile Managementは、プロファイルディスク(VHDXファイル)に含めるフォルダーを指定できるVHDXベースのプロファイルソリューションを提供します。このソリューションは、ネットワーク上に格納されているプロファイルディスクに指定されたフォルダーをマッピングすることにより、ログオン時間を短縮します。プロファイルコンテナは、ログオン時にこれらのフォルダーを含むプロファイルディスクを接続するため、フォルダーのコピーをローカルプロファイルに保存する必要がなくなります。これにより、ログオン時間が短縮されます。

プロファイル コンテナのローカル キャッシュを有効にする

このポリシーにより、Citrix Profile Managementプロファイルコンテナのローカルキャッシュサポートを有効にします。このポリシーを[有効] に設定すると、各ローカルプロファイルはCitrix Profile Managementプロファイルコンテナのローカルキャッシュとして機能します。プロファイルストリーム配信が使用中の場合は、ローカルにキャッシュされたファイルがオンデマンドで作成されます。それ以外の場合は、ユーザーのログオン時に作成されます。ローカルキャッシュ機能を使用するには、ユーザープロファイル全体をCitrix Profile Managementプロファイルコンテナに配置します。

プロファイルコンテナから除外するフォルダー

Citrix Profile Managementプロファイルコンテナから除外するフォルダーの一覧。

プロファイルコンテナに含めるフォルダー

親フォルダーが除外されたときにCitrix Profile Managementプロファイルコンテナに保持するフォルダーの一覧。

この一覧のフォルダーは、除外されたフォルダーのサブフォルダーである必要があります。それ以外の場合、この設定は機能しません。

プロファイルコンテナに含めるファイル

Citrix Profile Managementプロファイルコンテナに含めるファイルの一覧。

この一覧にあるファイルは、除外されたフォルダーの中にある必要があります。それ以外の場合、この設定は機能しません。

プロファイルコンテナから除外するファイル

Citrix Profile Managementプロファイルコンテナから除外するファイルの一覧。

VHDディスク圧縮を有効にする

Profile ManagementのVHDディスク圧縮を有効にできます。有効にすると、特定の条件が満たされた場合、ユーザーログオフ時にVHDディスクが自動的に圧縮されます。このポリシーを使用すると、プロファイルコンテナ、OneDriveコンテナ、およびミラーフォルダーコンテナによって消費される記憶域を節約できます。

ニーズと使用できるリソースに応じて、[上級設定][VHDディスクの圧縮をトリガーする空き領域率][VHDディスクの圧縮をトリガーするログオフの数]、および [VHDディスクの圧縮の最適化を無効にする] ポリシーを使用し、デフォルトのVHD圧縮の設定と動作を調整できます。

プロファイルコンテナでVHDの自動拡張を有効にする

プロファイルコンテナのVHD自動拡張を有効にするかどうかを指定できます。有効にすると、すべてのVHD自動拡張設定がプロファイルコンテナに適用されます。

構成の優先順位:

  • このポリシーをここで構成しない場合、INIファイルの値が使用されます。
  • このポリシーをここまたはINIファイルで構成しない場合、無効になります。

VHDコンテナへの排他的アクセスを有効にする

デフォルトでは、VHDコンテナは同時アクセスを許可します。この設定を有効にすると、一度に1つのアクセスのみが許可されます。この機能は、プロファイルコンテナとOneDriveコンテナに適用されます。

注:

コンテナベースのプロファイルソリューションでは、プロファイルコンテナに対してこの設定を有効にすると、[プロファイルコンテナへのマルチセッションライトバックを有効にする] 設定が自動的に無効になります。

構成の優先順位:

  1. このポリシーをここで構成しない場合、INIファイルの値が使用されます。
  2. このポリシーをここでもINIファイル内でも構成しない場合、この設定は無効になります。

ログオン中にプロファイルコンテナが利用できない場合、ユーザーをログオフする

ユーザーのログオン中にプロファイルコンテナが使用できない場合にユーザーを強制的にログオフするかどうかを指定できます。また、オプションでユーザーに表示されるエラーメッセージをカスタマイズできます。

構成の優先順位:

  1. このポリシーをここで構成しない場合、INIファイルの値が使用されます。
  2. このポリシーをここでもINIファイル内でも構成しない場合、この設定は無効になります。

プロファイルコンテナにアクセスできるユーザーとグループ

プロファイルコンテナに対するRead & Execute権限を、どのADドメインユーザーおよびグループに付与するかを指定できます。デフォルトでは、プロファイルコンテナにアクセスできるのはその所有者のみです。

構成の優先順位:

  1. このポリシーをここで構成しない場合、INIファイルの設定が使用されます。
  2. このポリシーがここで、または.iniファイルで構成されていない場合、プロファイルコンテナにアクセスできるのはその所有者のみです。