MAM SDKの概要
MDX Toolkitから移行するにあたって、MAM SDKは、iOSおよびAndroidプラットフォームで対応されていないMDX機能の領域を置き換えます。 MDX ServiceまたはMDX Toolkitを使用してサードパーティアプリをラップするのではなく、MAM SDKを使用してアプリを作成します。 このアプリ開発方法では、ラッパーに依存せずにAPIを直接呼び出すことができます。 MAM SDK APIについて詳しくは、Mobile Application Integrationに関する開発者用のドキュメントを参照してください。
MAM SDKの最新リリースについては、GitHubのWhat’s Newを参照してください。
サポート対象ではなくなったMDX Tookitについては、「MDX Toolkit」を参照してください。
MAM SDKは以下で利用できます:
- iOS:
    - Cordova
- Xamarin
- Objective C/Swift
 
- Android:
    - Java
- Cordova
- Xamarin
 
メモ:
MAM SDKは現在、Citrix IDプラットフォームをサポートしていません。
MAM SDKを使用するには、次の手順を実行します:
- GitHubのAssetsから関連するMAM SDKをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを展開し、開発フォルダーに配置します。
- アプリを開発し、適切なAPIを呼び出します。 MAM SDKの一部として利用可能なAPIについて詳しくは、Mobile Application Integrationに関する開発者用のドキュメントを参照してください。
- 
    MDXファイルは、ビルドプロセスの一部としてiOSおよびAndroid用に自動的に生成されます。 iOS MAM SDKごとのMDXファイルを自動的に生成する方法について詳しくは、開発者用のドキュメント次のセクションを参照してください。 - Implementing the Compliance library into your application
- Implementing the Containment library into your application
- Implementing the Local Authentication library into your application
- Implementing the micro VPN library into your application
 Android MAM SDKごとのMDXファイルを自動的に生成する方法について詳しくは、開発者用のドキュメントの次のセクションを参照してください。 - Setting up the Citrix micro VPN plug-in for Android Native
- Setting up the Citrix micro VPN plug-in for Cordova
- Setting up the Citrix micro VPN plug-in for Xamarin
 MAM SDKごとのMDXファイルを手動で生成する方法について詳しくは、開発者用のドキュメントの次のセクションを参照してください。 MAM SDKごとのMDXファイルを手動で生成する方法について詳しくは、開発者用のドキュメントの次のセクションを参照してください。 
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アプリの記事の説明どおりにEndpoint ManagementコンソールにMDXファイルをアップロードします。
    - Apple Volume PurchaseでiOSアプリを配布することもできます。 この配布方法について詳しくは、「Apple Volume Purchase」を参照してください。
- 同様に、Android Enterpriseでアプリを配布することができます。 Android Enterpriseを介したアプリの配布について詳しくは、「Android EnterpriseユーザーにCitrix業務用モバイルアプリを提供する」を参照してください。
 
メモ:
MAM SDKを使用する場合、アプリをラップする必要はありません。
iOSおよびAndroidに関するサードパーティのアプリポリシー
次の表は、MAM SDKを使用してiOSおよびAndroidアプリに統合できるサードパーティポリシーです: 表の○は、MAM SDKの一部としてサポートされているデバイスポリシーのみを示します。 プラットフォームを使用とラベル付けされたAndroid Enterpriseポリシーの場合は、Endpoint Managementプラットフォームのデバイスポリシーをチェックして、ポリシーを追加できることを確認します。
MAM SDKライブラリについて詳しくは、Mobile Application Integrationに関する開発者用のドキュメントを参照してください。
| ポリシー名 | iOS | Android Enterprise | MAM SDKライブラリ | 
|---|---|---|---|
| 分析: | |||
| Google Analyticsの詳細レベル | X | X | コア | 
| アプリのネットワークアクセス: | |||
| デフォルトのログ出力 | X | X | マイクロVPN | 
| デフォルトのログレベル | X | X | マイクロVPN | 
| 最大ログファイル数 | X | X | マイクロVPN | 
| 最大ログファイルサイズ | X | X | マイクロVPN | 
| ネットワークアクセス | X | X | マイクロVPN | 
| 除外の一覧 | X | X | マイクロVPN | 
| アプリ相互作用: | |||
| 切り取りおよびコピー | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| 貼り付け | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| [このアプリケーションで開く]の例外一覧 | X | X | 抑制 | 
| ドキュメント交換(このアプリケーションで開く) | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| [このアプリケーションで開く]制限の例外一覧 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| 受信ドキュメント交換(このアプリケーションで開く) | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| 受信ドキュメント交換のホワイトリスト | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| アプリのURLスキーム | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| 許可するURL | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| アプリ制限: | |||
| カメラを禁止 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| フォト ライブラリを禁止 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| マイク録音を禁止 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| 位置情報サービスを禁止 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| SMS作成を禁止 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| iCloudを禁止 | X | 使用できません | 抑制 | 
| 検索を禁止 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| ファイルのバックアップを禁止 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| AirPrintを禁止 | X | 使用できません | 抑制 | 
| AirDropを禁止 | X | 使用できません | 抑制 | 
| TwitterとFacebookのAPIを禁止 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| 画面の内容を不鮮明にする | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| サードパーティ製キーボードを禁止(iOS 11+以降のみ) | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| アプリログを禁止 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| アプリのジオフェンス: | |||
| 中心点の経度 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| 中心点の緯度 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| 半径 | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| 認証: | |||
| デバイスのパスコード | X | プラットフォームを使用 | コンプライアンス | 
| アプリのパスコード | X | プラットフォームを使用 | ローカル認証 | 
| 最大オフライン期間 (時間) | X | プラットフォームを使用 | ローカル認証 | 
| デバイスのセキュリティ: | |||
| ジェイルブレイクまたはRoot化をブロックします | X | プラットフォームを使用 | コンプライアンス | 
| 非準拠デバイスの動作 | X | プラットフォームを使用 | コンプライアンス | 
| Secure Mail: | |||
| メールのリダイレクト | X | プラットフォームを使用 | 抑制 | 
| その他のアクセス: | |||
| ロック時にアプリケーションデータを消去 | X | プラットフォームを使用 | コンプライアンス | 
| アプリ更新猶予期間 (時間) | X | プラットフォームを使用 | コンプライアンス | 
| アクティブなポーリング周期 (分) | X | プラットフォームを使用 | コンプライアンス |