Profile Management

ワイルドカードの使用

ファイルを参照するポリシーとフォルダーでは、疑問符(?)やアスタリスク(*)などDOSスタイルのワイルドカードを使用できます。例には、ファイルの包含リストと除外リスト、およびフォルダーの包含リストと除外リストが含まれます。疑問符(?)は単一の文字に該当します。アスタリスク(*)は0文字以上の文字列に該当します。

Profile Management 7.15以降では、「|」(縦線)を使用するとポリシーを現在のフォルダーのみに限定できます。

次のことに注意してください:

  • ファイル名ではワイルドカードが再帰的に機能しますが、フォルダー名ではワイルドカードが機能しません。ワイルドカードを使用する場合は、有効なパスを指定する必要があります。

  • ワイルドカードをサポートするポリシーは、環境変数またはActive Directory属性の使用など、そのほかの種類の変数をサポートしません。レジストリエントリを参照するポリシーではワイルドカードを使用できません。

ワイルドカード<path name>\h*.txtは、house.txt、h.txt、およびhouse.txt.txtにマッチしますが、ah.txtにはマッチしません。

ワイルドカード<path name>\a?c.txtは、abc.txtにマッチしますが、ac.txtにはマッチしません。

ワイルドカード<path name>\a?c*d.txtは、abcd.txtおよびabccd.txtにマッチしますが、acd.txtにはマッチしません。

プロファイルのルートフォルダーでポリシーを構成する:

  • *.txtは、ルートフォルダーおよびそのサブフォルダーで、拡張子が.txtのすべてのファイルを指定します。

  • *h.txtは、ルートフォルダーおよびそのサブフォルダーで、このワイルドカード文字にマッチするすべてのファイルを指定します。

  • h*.txtは、ルートフォルダーおよびそのサブフォルダーで、このワイルドカード文字にマッチするすべてのファイルを指定します。

  • a?c.txtは、ルートフォルダーおよびそのサブフォルダーで、このワイルドカード文字にマッチするすべてのファイルを指定します。

  • *.txt|は、ルートフォルダーでのみ、拡張子が.txtのすべてのファイルを指定します。

プロファイル以外のルートフォルダーでポリシーを構成する:

  • AppData\*.txtは、AppDataフォルダーおよびそのサブフォルダーで、このワイルドカード文字にマッチするすべてのファイルを指定します。

  • AppData\*h.txtは、AppDataフォルダーおよびそのサブフォルダーで、このワイルドカード文字にマッチするすべてのファイルを指定します。

ワイルドカードの使用

この記事の概要