Citrix Provisioning 2106
   
    
構成ウィザードのサイレント実行
製品ソフトウェアのサイレントインストール
ターゲットデバイス、Citrix Provisioningサーバー、およびコンソールは、次のコマンドを使用してデフォルトのインストールディレクトリにサイレントインストールすることができます:
<Installer Name>.exe /s /v"/qn"
<!--NeedCopy-->
別の宛先を設定するには、INSTALLDIRオプションを使用します:
<Installer Name>.exe /s /v"/qn INSTALLDIR=D:\Destination"
<!--NeedCopy-->
注:
Citrix Provisioningクライアントのサイレントインストールを実行すると、クライアントを再起動できないため、その後のアップグレードウィザードを使用したアップグレードが失敗します。
構成ウィザードのサイレント実行のワークフロー
ファーム内の複数サーバーをサイレントに構成するための基本手順は次のとおりです:
- ファーム内の構成済みのProvisioningサーバーからConfigWizard.ansファイルを作成するか、手動で作成します。ファイルを手動で作成するには、「 ConfigWizard.ansファイルを手動で作成」を参照してください。
- 
ConfigWizard.ansファイルをファーム内のほかのサーバーにコピーし、各サーバーと一致するようにConfigWizard.ansファイル内のIPアドレスを変更します。
- 
ConfigWizard.exeを/aパラメーターを付けて実行します。
構成ウィザードを使用してConfigWizard.ansファイルを作成
- 構成済みのサーバーで、ConfigWizard.exeを/sパラメーターを付けて実行します。
- [Farm Configuration]ページで、[Join existing farm] をクリックします。
- 引き続き構成ウィザードの残りのページで構成設定を選択して、[完了] を選択します。
- この結果作成されるConfigWizard.ansファイルを、\\ProgramData\\Citrix\\Provisioning ServicesにあるCitrix Provisioningのアプリケーションデータフォルダーからコピーします。
ConfigWizard.ansファイルをコピーして変更
- 各サーバーのCitrix ProvisioningのアプリケーションデータフォルダーにConfigWizard.ansファイルをコピーします。
- StreamNetworkAdapterIP=の値を、構成するサーバーのIPアドレスに変更します。サーバー上のCitrix Provisioningで複数のIPアドレスを使用している場合、IPアドレスの間をコンマで区切ります。
構成ウィザードをサイレントに実行
サーバーを設定するには、各サーバー上でConfigWizard.exeを/aパラメーターを付けて実行します。ConfigWizardパラメーターの有効なリストの場合は以下を行います:
- 
ConfigWizard.exeを/?パラメーターを付けて実行します。
- Citrix Provisioningのアプリケーションデータフォルダーで、この結果作成されるConfigWizard.outファイルを開きます。
- ファイルの末尾へ移動し、すべての有効なパラメーターを表示します。
コマンドの一覧および説明を取得するには、/ cパラメーターを使用します。
ConfigWizard.ansファイルを手動で作成
ConfigWizard.ansファイルを最初から作成する場合は、Unicodeとして保存できるテキストエディタを使用してConfigWizard.ansという名前のファイルを作成し、Unicodeとして保存します。以下の表のパラメーターを入力します。構成に関連するすべてのパラメーターを含めます。
| 画面 | UIオプション | 手動パラメーター | 
|---|---|---|
| DHCPサービス | このコンピューターで実行しているサービス:Microsoft DHCP | IPServiceType=0 | 
| Citrix Provisioning BOOTPサービス | IPServiceType=1 | |
| 他のBOOTPまたはDHCPサービス | IPServiceType=2 | |
| 別のコンピューターで実行しているサービス | 含まれない | |
| PXEサービス | このコンピューターのMicrosoft DHCP | PXEServiceType=0 | 
| このコンピューターのCitrix Provisioning PXEサービス | PXEServiceType=1 | |
| 別のコンピューターで実行しているサービス | PXEServiceType=0 | |
| ファーム構成 | ファームは構成済みです | FarmConfiguration=0 | 
| ファームを作成 | FarmConfiguration=1 | |
| 既存のファームに参加 | FarmConfiguration=2 | |
| データベースサーバー([ファームを作成] または [既存のファームに参加] の後) | サーバー名 | DatabaseServer = <dBName>、<NonDefaultSQLPort>(デフォルトのポートの場合、ポート値を省略) | 
| インスタンス名 | DatabaseInstance = <インスタンス名> | |
| SQL ServerのMultiSubnetFailoverを常時有効にします | MultiSubnetFailover = <0または1> | |
| データベースミラーフェイルオーバーパートナーを指定する:サーバー名 | FailoverDatabaseServer = <dBName>,<NonDefaultSQLPort>(デフォルトのポートの場合、ポート値を省略します) | |
| インスタンス名 | ||
| 新しいファーム(新しいファームが作成される場合) | データベース名 | DatabaseNew= <データベース名> | 
| ファーム名 | FarmNew= <ファーム名> | |
| サイト名 | SiteNew= <サイト名> | |
| コレクション名 | CollectionNew= <コレクション名> | |
| ファーム管理者グループ: PVSサーバーがActive Directoryにある場合 | ADGroup= <ADグループへのパス>例:test.local/Users/Domain Users | |
| PVSサーバーがWorkgroupにある場合 | Group= <ローカルグループへのパス>例:PVS-Server-1/Administrators | |
| 新しいストア(新しいファームが作成される場合) | ストア名 | Store= <ストア名> | 
| デフォルトパス | DefaultPath= <ストアパス> | |
| 既存のファーム(既存のファームに参加する場合) | ファーム名 | FarmExisting= <データベース名> | 
| サイト(既存のファームに参加する場合) | 既存のサイト; サイト名 | ExistingSite= <サイト名> | 
| 新しいサイト; サイト名 | Site= <サイト名> | |
| コレクション名 | Collection= <コレクション名> | |
| ストア(既存のファームに参加するとき) | 既存のストア; ストア名 | ExistingStore= <ストア名> | 
| 新しいストア; ストア名 | Store= <ストア名> | |
| デフォルトパス | DefaultPath= <ストアへのパス> | |
| ライセンスサーバー | ライセンスサーバー名 | LicenseServer= <CitrixライセンスサーバーのIP, ホスト名, FQDN> | 
| ライセンスサーバーのポート | LicenseServerPort= <ライセンスサーバーのポート>(27000はデフォルトのポート) | |
| オンプレミス(ライセンスの種類) | licenseSKU=0 | |
| 使用できるDesktopsライセンスがないときはDatacentersライセンスを使用する | LicenseTradeup=<0または1> | |
| クラウド(ライセンスの種類) | licenseSKU=1 | |
| ユーザーアカウント | Network Serviceアカウント | Network=1 | 
| 指定されたユーザーアカウント; ユーザー名/ドメイン | <ドメイン\ユーザー名> | |
| パスワード | UserName2= <パスワード> | |
| Active Directoryコンピューターアカウントのパスワード | パスワードの更新間隔日数 | PasswordManagementInterval= <日数>(このパラメーターを含めると [コンピューターアカウントのパスワードを自動的に更新する] が有効になります) | 
| ネットワーク通信 | ストリーム配信ネットワークカード | StreamNetworkAdapterIP= <IPofStreamingNIC1,IPofStreamingNIC2,…>(コンマ区切りのIP一覧) | 
| 管理ネットワークカード | ManagementNetworkAdapterIP= <管理NICのIP>(1つのIPのみ) | |
| 注: ネットワークカードは、ストリーム配信と管理の両方に使用できます。 | ||
| 最初の通信ポート | IpcPortBase=6890 | |
| サーバー通信に使用される合計ポート数 | IpcPortCount=20 | |
| コンソールポート | SoapPort=54321 | |
| TFTPオプションおよびブートストラップの場所 | Citrix Provisioning TFTPサービスを使用する/BIOSブートストラップの場所 | BootstrapFile=C:\ProgramData\Citrix\Provisioning Services\Tftpboot\ARDBP32.BIN(このパラメーターを含めると [Citrix Provisioning TFTPサービスを使用する] が有効になります) | 
| ストリーム配信サーバー起動一覧 | 起動サーバーを指定してください(最大数は4、LS1~LS4) | LS#=<IP,デフォルトのサブネットマスク,デバイスゲートウェイ,サーバーポート> | 
| デフォルトのサブネットマスクとデバイスゲートウェイには、情報がDHCPによって提供される場合は0.0.0.0を使用します | ||
| LS1=1.1.1.57,255.255.254.0,10.192.176.1,6910 | ||
| LS2=2.2.2.92,0.0.0.0,0.0.0.0,6910 | ||
| 詳細なストリーム配信サーバー起動一覧 | 詳細モード (診断情報を表示します) | AdvancedVerbose=<0または1> | 
| インタラプトセーフモード (起動中にデバイスが停止する場合に選択します) | AdvancedInterruptSafeMode=<0または1> | |
| 拡張メモリのサポート | AdvancedMemorySupport=<0または1> | |
| ネットワーク復元方法 | AdvancedRebootFromHD=<ネットワーク接続を復元する場合は0、ハードディスクから再起動する場合は1> | |
| 復元時間 (秒) | AdvancedRecoverSeconds= <秒単位の時間> | |
| ログオンポーリングタイムアウト | AdvancedLoginPolling= <ミリ秒単位の時間> | |
| ログオン一般タイムアウト | AdvancedLoginGeneral= <ミリ秒単位の時間> | |
| SOAP SSL構成 | SSLポート | SSLPort=54323 | 
| SSL証明書 | SSLCert= <トークン> | |
| 問題の報告の構成 | My Citrixユーザー名 | CisUserName= <ユーザー名> | 
| パスワード | CisPassword= <パスワード> | |
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