vDiskイメージの手動更新

[vDiskバージョン]ダイアログボックスを使用して、vDiskの基本イメージのバージョンを手動で作成できます。

注: 更新処理を自動化するには、vDisk更新の管理を構成します。「vDisk更新の自動化」を参照してください。

この手順を実行するには次の条件を満たす必要があります:

  • 更新するvDiskに保守デバイスが割り当てられている。
  • このvDiskのどのバージョンも保守中ではない。
  • メンテナンスモードまたはテストモードで、アクティブまたは起動済みのターゲットデバイスが昇格できない。

注:Personal vDiskを使用するデバイスのイメージの更新は、接続されたPersonal vDiskがない仮想マシン上で実行する必要があります。この仮想マシン以外で更新を実行すると、更新内容が仮想マシンのイメージではなくPersonal vDiskに保存されます。

バージョンを作成するには:

  1. コンソールで、デバイスコレクションまたはvDiskプール内のバージョンを管理するvDiskを右クリックして[バージョン]を選択します。[vDiskバージョン] ダイアログボックスが開きます。 注: vDiskがプライベートイメージモードでないことを確認します。
  2. [New] をクリックします。新しいバージョンがダイアログボックスに表示され、[アクセス]が[保守]、更新方法の[種類]が[手動]に設定されます。
  3. vDiskを保守デバイスから起動し、アプリケーションのインストールまたは削除、パッチの追加などの必要な更新を完了して、保守デバイスをシャットダウンします。必要に応じて、正しく変更されたかテストします。 注:テストまたは保守デバイスを起動すると、そのデバイスがPersonal vDiskテストデバイスでない限り、起動するvDiskまたはそのvDiskのバージョンを選択する起動メニューがユーザーに表示されます。 重要: メンテナンスモードまたはテストモードで、アクティブまたは起動済みのターゲットデバイスを昇格することはできません。昇格済みのバージョンにアクティブなターゲットデバイスが存在する場合は、コンソールに「Error Active Device. The task cannot be performed on active devices. Shut down the devices before attempting to perform this task.」というエラーメッセージが表示されます。
  4. vDiskを右クリックして、表示されるコンテキストメニューで [昇格…] を選択します。バージョンの昇格について詳しくは、「更新したバージョンの昇格」を参照してください。
  5. この保守バージョンをテストまたは直接実稼働に昇格します。実稼働を選択する場合は、このバージョンを実稼働環境で今すぐ使用できるようにするか、または使用できるようにする日時を指定します。
  6. [OK] をクリックしてこのバージョンを昇格させ、保守を終了します。
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