差分ディスクのVHDXチェーン
バージョン管理によって、vDiskの更新と管理のタスクがシンプルになり、より柔軟かつ信頼できる方法でvDiskを管理することができます。
vDiskは、VHDXベースのイメージファイル、関連するサイドカーファイル、さらに当てはまる場合は、参照されるVHDX差分ディスクのチェーンから構成されます。差分ディスクは基本ディスクイメージに対する変更を記録するために作成され、元の基本ディスクは変更されずに残ります。基本ディスクに関連付けられた差分ディスクは、それぞれが異なるバージョンに相当します。
次の図は、使用されるファイル命名規則と、基本ディスクおよびその基本ディスクを参照するすべてのバージョンの関係を示しています。
VHDXチェーン
注:vDiskバージョンは[vDiskバージョン]ダイアログボックスで共通のvDiskのバージョン管理タスクを実行することによって作成し管理します。
vDiskを保守モードにするたびに、新しいバージョンのVHDX差分ディスクが作成されます。次の表に示すようにファイル名に含まれる数が1つずつ増えていきます。
VHDXファイル名 | プロパティファイル名 | ロックファイル名 | |
---|---|---|---|
基本イメージ | win7dev.vhdx | win7dev.pvp | win7dev.lok |
バージョン1 | win7dev.1.vhdx | win7dev.1.pvp | win7dev.1.lok |
バージョン2 | win7dev.2.vhdx | win7dev.2.pvp | win7dev.2.lok |
… | … | … | … |
バージョンN | win7dev.N.vhdx | win7dev.N.pvp | win7dev.N.lok |
VHDXファイルのマージについて詳しくは、「VHDX差分ディスクのマージ」を参照してください。
差分ディスクのVHDXチェーン
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