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Personal vDiskの構成

Mar 24, 2016

Citrix XenDesktopとPersonal vDiskテクノロジーにより、エンタープライズデスクトップの高性能な仮想化ソリューションが提供されます。パーソナライズされたデスクトップを使用するユーザーには、プールされた静的な仮想マシンによるVDIが提供されます。

Personal vDiskを使用するProvisioning Servicesのターゲットデバイスは、XenDesktopセットアップウィザードを使用して作成します。 ウィザードによって、Provisioning Servicesファーム内にターゲットデバイスが作成され、既存のサイトのコレクションにターゲットデバイスが追加され、そのデバイスに標準イメージモードの既存のvDiskが割り当てられます。

ウィザードによって、各Provisioning Servicesターゲットデバイスに関連付けるXenDesktop仮想マシンも作成されます。 Citrix Desktop Studioで、デスクトップに対するユーザー割り当てを保持できるカタログが使用できるため、ユーザーは次回以降のセッションでも常に同じデスクトップに割り当てられます。 さらに、ログオン前に各ユーザー専用のストレージディスクが作成され、そのユーザーのデスクトップに関するすべての個人用設定がそこに格納されます(Personal vDisk)。 個人用設定に含まれるのは、vDiskイメージまたはデスクトップに対するアプリケーション設定、追加、削除、修正、ドキュメントなどの、イメージ更新以外の変更です。 Personal vDiskを使用するターゲットデバイスを、同じ基本vDiskから作成したほかのvDiskに再割り当てすることもできます。 Personal vDiskをXenDesktopと共に使用する方法について詳しくは、XenDesktopのPersonal vDiskに関するトピックを参照してください。

Provisioning ServicesのvDiskを構成するか更新すると、インベントリが実行されます。 Personal vDiskイメージとして使用するvDiskイメージの構成または更新に使用する方法によって、環境内でvDiskインベントリが実行されるタイミングは異なります。 ここでは、選択できる方法、各方法に関連するタスクの概要、および各方法でインベントリが実行されるタイミングについて説明します。

新しいPersonal vDiskイメージを構成して追加した後では、ゴールデン仮想マシンをマシンテンプレートとして使用しないでください。これを行うと、不必要に大きなサイズ(元のハードディスクドライブのサイズ)のディスクが書き込みキャッシュディスクとして作成されてしまいます。

新しいPersonal vDiskイメージの構成と展開

構成方法は次のとおりです。

  • Provisioning Services、イメージのキャプチャ、XenDesktopの順に構成する。
  • Provisioning Services、XenDesktop、イメージのキャプチャの順に構成する。
  • XenDesktop、Provisioning Servicesの順に構成して、イメージをキャプチャする。
  • Machine Creation Services(MCS)で構成する。

Provisioning Services、イメージのキャプチャ、XenDesktopの順に構成する

  1. 仮想マシンにオペレーティングシステムをインストールして構成します。
  2. 仮想マシンにProvisioning Servicesターゲットデバイスソフトウェアをインストールします。
  3. Provisioning Servicesイメージ作成ウィザードを実行してvDiskを構成します。
  4. 再起動します。
  5. Provisioning Servicesイメージ作成ウィザードの第2段階が実行され、Personal vDiskイメージがキャプチャされます。
  6. コンソールで、ターゲットデバイスをvDiskから起動するように設定します。
  7. 仮想マシンをネットワークから起動するように構成して再起動します。
  8. 仮想マシンンにXenDesktopソフトウェアをインストールしてPersonal vDiskの詳細オプションを構成します。
  9. 手動でインベントリを実行してから仮想マシンをシャットダウンします。
  10. コンソールでvDiskを標準イメージモードに設定します。 これでイメージを展開する準備ができました。

Provisioning Services、XenDesktop、イメージのキャプチャの順に構成する

  1. 仮想マシンにオペレーティングシステムをインストールして構成します。
  2. 仮想マシンにProvisioning Servicesターゲットデバイスソフトウェアをインストールします。
  3. XenDesktopソフトウェアをインストールしてPersonal vDiskの詳細オプションを有効に構成します。
  4. 再起動します。
  5. 仮想マシンにログオンします。
  6. 仮想マシンでProvisioning Servicesイメージ作成ウィザードを実行してvDiskを構成します。 仮想マシンが正しくシャットダウンして再起動すると、インベントリが自動的に実行されます。
  7. イメージ作成ウィザードの第2段階が実行され、Personal vDiskイメージがキャプチャされます。
  8. 仮想マシンをシャットダウンします。
  9. コンソールでPersonal vDiskを標準イメージモードに設定します。 これでPersonal vDiskを展開する準備ができました。
  10. 仮想マシンテンプレートを使ってXenDesktopサイトに複数の仮想マシンをプロビジョニングする場合は、新しいvDiskが(ゴールデン仮想マシンではなく)マシンテンプレートとして動作する仮想マシンから正しく起動すること、および書き込みキャッシュディスクが正しく認識されることを事前に確認します。
    1. vDiskイメージをプライベートイメージモードに設定します。
    2. 新しいvDiskイメージを仮想マシンから起動します。
    3. 新しい書き込みキャッシュパーティションを手作業でフォーマットします。
    4. 仮想マシンをシャットダウンします。 シャットダウン時にメッセージが表示されたら、Personal vDiskのインベントリを実行します。
    5. この仮想マシンをテンプレートに変換します。

XenDesktop、Provisioning Services、イメージのキャプチャの順に構成する

  1. 仮想マシンにオペレーティングシステムをインストールして構成します。
  2. 仮想マシンンにXenDesktopソフトウェアをインストールしてPersonal vDiskの詳細オプションを有効に構成します。
  3. 再起動します。
  4. 仮想マシンにログオンしてシャットダウンします。 シャットダウン時にインベントリが自動的に実行されます。
  5. ログオンしてProvisioning Servicesターゲットデバイスソフトウェアをインストールします。
  6. 仮想マシンでProvisioning Servicesイメージ作成ウィザードを実行してvDiskを構成します。
  7. 再起動します。 仮想マシンが正しくシャットダウンして再起動すると、インベントリが自動的に実行されます。
  8. イメージ作成ウィザードの第2段階が実行され、Personal vDiskイメージがキャプチャされます。
  9. 仮想マシンをシャットダウンします。
  10. vDiskを標準イメージモードに設定します。 これでPersonal vDiskを展開する準備ができました。
  11. 仮想マシンテンプレートを使ってXenDesktopサイトに複数の仮想マシンをプロビジョニングする場合は、新しいvDiskが(ゴールデン仮想マシンではなく)マシンテンプレートとして動作する仮想マシンから正しく起動すること、および書き込みキャッシュディスクが正しく認識されることを事前に確認します。
    1. vDiskイメージをプライベートイメージモードに設定します。
    2. 新しいvDiskイメージを仮想マシンから起動します。
    3. 新しい書き込みキャッシュパーティションを手作業でフォーマットします。
    4. 仮想マシンをシャットダウンします。 シャットダウン時にメッセージが表示されたら、Personal vDiskのインベントリを実行します。
    5. この仮想マシンをテンプレートに変換します。

MCS

  1. MCS仮想マシンにオペレーティングシステムをインストールして構成します。
  2. XenDesktopソフトウェアをインストールしてPersonal vDiskの詳細オプションを構成します。
  3. 仮想マシンを再起動します。
  4. 仮想マシンにログオンしてシャットダウンします。 シャットダウン時にインベントリが自動的に実行されます。
  5. これでPersonal vDiskイメージを展開する準備ができました。

既存のPersonal vDiskイメージの更新

既存のPersonal vDiskの更新には次の方法があります。

  • Provisioning Services
  • MCS

Provisioning ServicesでもMCSでも、更新はPersonal Disk付きではない仮想マシンで実行する必要があります。

Provisioning Services

  1. vDiskの新しいバージョンを作成します。
  2. 保守モードのvDiskイメージから仮想マシンを起動します。
  3. vDiskの新しいバージョンに更新をインストールします。
  4. 仮想マシンをシャットダウンします。 仮想マシンのシャットダウン時にインベントリが自動的に実行されます。
  5. 新しいバージョンをテストモードまたは実稼働モードに昇格します。 ほかの仮想マシンからは、更新されたvDiskバージョンには仮想マシンの再起動後にアクセスできるようになります。

MCS

  1. いわゆる「ゴールデンイメージ」の仮想マシンを再起動します。
  2. 更新を仮想マシンにインストールします。
  3. 仮想マシンをシャットダウンします。 仮想マシンのシャットダウン時にインベントリが自動的に実行されます。

Personal vDiskを使用するProvisioning Servicesのターゲットデバイスを作成する方法について詳しくは、「XenDesktopセットアップウィザードを使用して仮想デスクトップを仮想マシンに展開する」を参照してください。 Personal vDiskを使用するように構成されたProvisioning Servicesのターゲットデバイスのプロパティを表示するには、「Personal vDiskを使用するターゲットデバイスの構成」を参照してください。