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コンソールでのブートストラップファイルの構成

Mar 24, 2016
Provisioning Servicesサーバーからターゲットデバイスを起動するため、デバイスの電源が入ると、Provisioning ServicesのMBAまたはPXEに準拠する起動ROMによりブートストラップファイルがダウンロードされます。 このファイルに、Provisioning Servicesサーバーと通信するために必要な情報を構成する必要があります。 [ブートストラップの構成]ダイアログボックスを使用して、最大で4台のProvisioning ServicesサーバーのIPアドレスをブートストラップファイルに定義します。
注:代替的な起動方法については、「起動デバイスマネージャーの使用方法」を参照してください。

[ブートストラップの構成]ダイアログボックスには次のボックスがあります。

[全般]タブ:ブートストラップの構成

フィールド説明
ブートストラップファイル現在選択されているブートストラップファイルが表示されます。 別のブートストラップファイルを選択して構成する場合は、[追加]をクリックするか[データベースから読み取る]をクリックします。
IP Settingsログオン処理を実行する最大で4台のProvisioning ServicesサーバーのIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、およびポートです。
INIファイルにファイルに新しいProvisioning Servicesサーバーを追加するには、[追加]をクリックします。 最大で4台のProvisioning Servicesサーバーを指定できます。
Edit一覧内の既存のProvisioning ServicesサーバーのIP設定を編集するには、サーバーを強調表示して[編集]をクリックします。
Remove使用できるProvisioning Servicesサーバーの一覧から既存のサーバーを削除するには、サーバーを選択して[削除]をクリックします。
[上に移動]ボタンと[下に移動]ボタン一覧内の既存のProvisioning Servicesサーバーの順序を変更するには、サーバーを選択してこれらのボタンをクリックします。 一覧内でのProvisioning Servicesサーバーの順序によって、Provisioning Servicesサーバーが停止したときに次にアクセスされるサーバーが決定されます。
データベースから読み取るデータベースに構成済みのStream Service IP設定をブートストラップファイルに入力するには、[データベースから読み取る]をクリックします。 これにより一覧の内容がいったんクリアされ、データベースで見つかった最初の4つのサーバーが追加されます。

ターゲットデバイスのIP:ブートストラップの構成

DHCPを使用してターゲットデバイスのIPアドレスを取得するターゲットデバイスのIPアドレスを取得するにはこのオプションをクリックします。これがデフォルトの方法です。
ターゲットデバイスの静的IPアドレスを使用するこの方法を選択するには、プライマリとセカンダリのDNSサーバーとドメイン名を特定する必要があります。

サーバー参照:ブートストラップの構成

DNSの使用

DNSを使用してサーバーを検索するにはこのオプションをクリックします。 [ホスト名]ボックスにホスト名が表示されます。 このオプションをクリックし、[デバイスのIPアドレスの構成]の[DHCPを使用してデバイスのIPアドレスを取得する]をクリックする場合は、DHCPサーバーでオプション6(DNSサーバー)を提供する必要があります。

注:高可用性機能を使用する場合は、最大で4台のProvisioning Servicesサーバーを同じホスト名でDNSサーバーに指定します。

特定のサーバーを使用する

起動元のProvisioning Servicesサーバーの静的IPアドレスを使用します。 このオプションをクリックする場合は、[追加]をクリックしてProvisioning Servicesサーバーの次の情報を入力してから、[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

IPアドレス
サブネットマスク
ゲートウェイ
ポート(デフォルトは6910です)

注:高可用性機能を使用する場合は、最大で4台のProvisioning Servicesサーバーを入力します。 高可用性機能を使用しない場合は、1台のみ入力します。 [上に移動]または[下に移動]をクリックして、Provisioning Servicesサーバーの優先順位を並べ替えます。 ターゲットデバイスは一覧の最初のProvisioning Servicesサーバーから順に、そのサーバーからの起動を試行します。

[オプション]タブ:ブートストラップの構成

詳細モードターゲットデバイスの起動処理を監視する、つまりシステムメッセージを表示する場合は、[詳細モード]チェックボックスをオンにします(オプション)。
インタラプトセーフモードターゲットデバイスに問題があり起動処理の早い段階で停止する場合は、[インタラプトセーフモード]チェックボックスをオンにします。
拡張メモリのサポートこの設定により、ブートストラップがより新しいWindowsオペレーティングシステムのバージョンで機能するようになります。この設定はデフォルトで有効になっています。 ターゲットデバイスが起動の早い段階で停止または不安定になる場合にのみ、この設定を無効にしてください。
ネットワーク復元方法

ネットワーク接続を復元する:このオプションをクリックすると、ターゲットデバイスによるProvisioning Servicesサーバーへの接続復元が無制限に試行されます。

ハードドライブから再起動する:このオプションをクリックすると、通信の再確立に失敗した場合に、ターゲットデバイスでハードウェアリセットが実行され、強制的に再起動されます(ターゲットデバイスにハードドライブが必要です)。 再起動の前に待機する秒数はユーザーが決定します。 ネットワーク接続を確立できないと想定し、PXEが失敗します。そして、システムがローカルのハードドライブから再起動します。 デフォルトの秒数は50秒です。これは高可用性の構成と互換性を保つためです。

ログオンポーリングタイムアウト

Provisioning Servicesサーバーのポーリングの再試行間隔をミリ秒単位で入力します。 各Provisioning Servicesサーバーに順番にログオン要求が送信されます。 最初に応答したProvisioning Servicesサーバーが使用されます。 高可用性を設定していないシステムでは、このタイムアウトによって、単に、単一の使用可能なProvisioning Servicesサーバーに対して初回ログオン要求を再試行する頻度を定義します。

このタイムアウトによって、ラウンドロビンルーチンがアクティブなProvisioning Servicesサーバーの検索時にサーバーからサーバーへと切り替わる速さを定義します。 有効な範囲は1,000~60,000ミリ秒です。

ログオン一般タイムアウト

初回ログオンポーリングのタイムアウトを除く、ログオン関連のすべてのパケットのタイムアウトをミリ秒単位で入力します。 通常このタイムアウトはポーリングタイムアウトより長くなります。これは、Provisioning Servicesサーバーがすべての関連サーバーと通信する必要があるからです。通信先サーバーの中には停止しているものがある可能性があり、実際にオンラインかどうかを判定するために、サーバーからサーバーへと再試行しタイムアウトまで待機する必要があります。 有効な範囲は1,000~60,000ミリ秒です。

ブートストラップファイルの構成

  1. コンソールツリーで[サーバー]フォルダー内のProvisioning Servicesサーバーを選択し、[操作]ペインまたはコンテキストメニューから[ブートストラップの構成]を選択します。 [ブートストラップの構成]ダイアログボックスが開きます。

    Provisioning Servicesサーバーのセットアップ中に選択したディレクトリにコピーされているブートストラップファイルを選択します。 サーバーのProvisioning Services ProgramDataにあるブートストラップファイルが返されるため、そのサーバーがアクティブでないと[ブートストラップの構成]メニュー項目が表示されません。

    重要:

    このサーバーに以前のバージョンのProvisioning Servicesがインストールされていた場合、次の古いデフォルトの場所を変更する必要があります。

    C:\Program Files\Citrix\Provisioning Services

    新しい場所

    C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Citrix\Provisioning Services\Tftpboot

    デフォルト設定を変更しないと、ブートストラップファイルをコンソールから構成できません。ターゲットデバイスが起動に失敗し、「Missing TFTP(TFTPが見つかりません)」というエラーメッセージが表示されます。

    コンソールを別のコンピューターにインストールした場合は、起動サービスがインストールされているリモートのProvisioning Servicesサーバーのパスを選択します。

  2. 構成ウィザードにより、サーバーのデータベースにIPアドレスの一覧が書き込まれます。 [データベースから読み取る]を選択すると、サーバーの最初のIPアドレスとポート番号が取得され、一覧に追加されます。 この手順は、一覧が空白の場合、または一覧のすべての内容を新しい値で置き換える場合のみ必要です。 これらの値は、構成ウィザードの[ネットワーク通信]ページにある[ストリーム配信ネットワークカード]セクションで設定されます。 Provisioning Servicesでは、最初に選択したネットワークカードが使用されます。
  3. ここでは、次のオプションを選択できます。
    • ターゲットデバイスの起動処理を監視する場合は、[詳細モード]チェックボックスをオンにします(オプション)。 これにより、ターゲットデバイスにシステムメッセージが表示されるようになります。
    • ターゲットデバイスが起動処理中に停止する場合は、[インタラプトセーフモード]チェックボックスをオンにします。
    • ブートストラップがより新しいWindowsオペレーティングシステムのバージョンで機能するようにするには、[拡張メモリのサポート]チェックボックスをオンにします。この設定はデフォルトで有効になっています。 ターゲットデバイスが起動の早い段階で停止または不安定になる場合にのみ、この設定を無効にしてください。
  4. [ネットワーク復元方法]で次のどちらかをクリックします。
    • ネットワーク接続を復元する:このオプションをクリックすると、ターゲットデバイスによるProvisioning Servicesサーバーへの接続復元が無制限に試行されます。
    • ハードドライブから再起動する:このオプションをクリックすると、定義した秒数の間に通信が再確立されない場合、ターゲットデバイスによりハードウェアがリセットされ、強制的に再起動されます。 再起動の前に待機する秒数はユーザーが決定します。 ネットワーク接続を確立できないと想定し、PXEが失敗します。そして、システムがローカルのハードドライブから再起動します。 デフォルトの秒数は50です。 手順1.で作成したフォルダーを検索して選択するには[参照]をクリックするか、フルパスつまりUNC名を入力します。
    注:vDiskを含むパーティションがFATファイルシステムとしてフォーマットされている場合、パフォーマンスが最適ではなくなる可能性があるというメッセージが表示されます。 vDiskを含むパーティションはNTFSでフォーマットすることをお勧めします。 [ポート]ボックスのアドレスは変更しないでください。
    注意:すべての起動サービス(PXE、TFTP)は同じNIC(IPアドレス)で実行する必要があります。 ただし、Stream Serviceは別のNICで実行できます。 Stream Serviceは複数のIPアドレス(NIC)にバインドできます。
  5. 次のオプションを構成します。

    ログオンポーリングタイムアウト

    サーバーのポーリングの再試行間隔をミリ秒単位で入力します。 各サーバーに順番にログオン要求が送信されます。 最初に応答したサーバーが使用されます。 このタイムアウトで定義されるのは、使用できる単一のサーバーに初回ログオン要求を送信する頻度です。 このタイムアウトで定義されるのは、アクティブなサーバーの検索でサーバーからサーバーへラウンドロビンルーチンを切り替える速度です。 有効な範囲は1,000~60,000ミリ秒です。

    ログオン一般タイムアウト

    初回ログオンポーリングのタイムアウトを除く、ログオン関連のすべてのパケットのタイムアウトをミリ秒単位で入力します。 有効な範囲は1,000~60,000ミリ秒です。

  6. [OK]をクリックして変更を保存します。