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VHDX差分ディスクのマージ

Mar 24, 2016

VHDX差分ディスクファイルをマージすると、選択するマージ方法によっては、ディスク領域を節約してパフォーマンスを向上させることができます。

vDiskを新規の基本イメージまたは統合差分ディスクにマージすることをお勧めします。 これは5バージョンごとに行います。
マージ方法は次のとおりです。
注:vDiskの保守バージョンが存在しない、またはvDiskがプライベートイメージモードである場合にのみ、マージを実行できます。 マージはチェーンの最上位から基本ディスクへ開始されます。 マージを開始するディスクは指定できません。

新しい基本イメージへのマージ

新しい基本イメージへの完全マージにより、差分ディスクチェーンと基本イメージのディスクが単一の基本ディスクに結合されます。 この新しいディスクはチェーン内の次のバージョンであり、ファイル拡張子は.VHDXになります。 この方法では基本イメージへのアクセスが高速になるため、ディスク領域よりパフォーマンスが重要である場合にお勧めします。マージを実行するたびに新しい基本ディスクが作成されます。

統合差分ディスクへのマージ

部分マージにより、基本ディスクの直前までのVHDX差分ディスクチェーンが結合されます。 新しい差分ディスクの親ディスクは同じ基本イメージであり、ファイル拡張子は.avhdxになります。 この方法では完全マージより消費するディスク領域が少なく、マージ処理にかかる時間も短くなります。

[ファームプロパティ]ダイアログボックスの[vDiskバージョン]タブで、差分ディスクの自動統合を構成できます。 このタブで、vDiskの最大バージョン数を選択します。 この数に達するとマージが自動的に実行されます。そのvDiskを使用できるかどうかはタブで選択されているモード(実稼働、保守、またはテスト)によって異なります。
注:統合差分ディスクへのマージは、ディスクストレージやリモート通信に使用できる帯域幅が限られている場合にお勧めします。このような状況では大きなイメージのコピーは実際的ではありません。

差分ディスクのマージ

  1. コンソールでvDiskを右クリックして、[バージョン]を選択します。 [vDiskバージョン]ダイアログボックスが開きます。
  2. [マージ]をクリックします。 [マージ]ダイアログボックスが開きます。
  3. [更新のマージ]または[基本のマージ]を選択します。
    • すべての差分ディスクを、基本ディスクイメージではなく単一の差分ディスクにマージするには、[更新のマージ]オプションを選択します。
    • すべての差分ディスクを基本ディスクイメージに完全マージするには、[基本のマージ]オプションを選択します。
  4. マージの完了後にこのバージョンに設定するアクセスモード(実稼働、保守、またはテスト)を選択します。 アクセスの種類を選択しない場合は、[ファームプロパティ]ダイアログボックスの[vDiskバージョン]タブで選択されている、自動マージ後のvDiskモード設定がデフォルトで選択されます。
  5. [OK]をクリックしてマージ処理を開始します。

マージ処理が完了するまでの時間は、選択したマージ方法とマージする差分ディスク数によって異なります。 マージが正常終了すると、[vDiskバージョン]ダイアログボックスに新しいバージョンが表示されます。 [種類]列に、完全マージを選択した場合は[基本のマージ]、部分マージを選択した場合は[更新のマージ]が表示されます。