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UNC名の使用

Mar 24, 2016

UNC(Universal Naming Convention:汎用名前付け規則)形式の名前によって、ネットワーク上のファイルやそのほかのリソースの場所を定義します。 UNCによって、共有リソースのそれぞれを固有のアドレスで特定することができます。 UNCはWindowsおよび多くのネットワークオペレーティングシステムでサポートされます。

Provisioning ServicesではUNC形式の名前を使用して、すべてのProvisioning Servicesサーバーのためのオペレーティングシステムのストリーム配信データベースや特定のvDiskの場所を指定できます。

構文

UNC名は\\SERVERNAME\SHARENAMEの構文に従っている必要があります。ここで、SERVERNAMEはProvisioning Servicesサーバーの名前で、SHARENAMEは共有リソースの名前です。

ディレクトリやファイルのUNC名には共有名の下のディレクトリパスも含めることができ、次の構文で指定します。

\\SERVERNAME\SHARENAME\<ディレクトリ>\<ファイル名>

たとえば、次のディレクトリにある構成データベースファイルを含むフォルダーを指定するとします。

C:\Program Files\Citrix\Provisioning Services

共有のProvisioning Servicesサーバー(server1)で、次のように入力します。

\\server1\Provisioning Services

注:UNC名を指定する上で、リソースがネットワーク共有である必要はありません。 UNCはローカルコンピューターでのみ使用するローカルストレージを指定するためにも使用できます。

リモートのネットワーク共有へのアクセス

UNC形式の名前を使用してリモートのネットワーク共有にアクセスするには、Stream Serviceの実行アカウントがリモートシステムにも存在する必要があります。

UNC名を使用してリモートのネットワーク共有にアクセスするには
  1. Provisioning ServicesサーバーでStream Serviceを実行するアカウントを作成します。 このアカウントにはパスワードを割り当てる必要があります。そうしないと、Stream Serviceによるログオンに失敗します。 Stream Serviceでほかのサービスと同じユーザーアカウントを共有することも、サービスごとにアカウントをセットアップすることもできます。
  2. vDiskと構成データベースのフォルダーを共有します。 エクスプローラーを開いてフォルダーを右クリックし、[プロパティ]を選択します。 [共有]タブをクリックして[このフォルダを共有する]をクリックします。 共有名を入力または選択します。
  3. vDiskとデータベースのフォルダー内のすべてのファイルに対して、必ずフルコントロールのアクセス許可を設定します。 [共有]タブの[アクセス許可]をクリックするか[セキュリティ]タブをクリックして、適切なアクセス許可を設定します。
  4. Stream Service向け:
    • [コントロールパネル][コンピュータの管理][コンポーネントサービス]の順に選択して、Stream Serviceを右クリックして[プロパティ]を選択します。
    • [ログオン]タブをクリックします。 [ログオン][アカウント]をクリックし、手順1.で構成したユーザーとパスワードでログオンするように設定します。
  5. すべてのストリーム配信サービスを再起動します。 構成ウィザードを使用すればこの設定が自動的に行われます。 ストリーム配信サービスはコンソールまたは管理ツールの[サービス]からも開始できます。
注: ストリーム配信サービスの構成時は、マップされるドライブ文字でvDiskやデータベースのディレクトリを指定しないでください。 Stream Serviceでは、ディレクトリにマップされるドライブ文字を使用してフォルダーにアクセスできません。起動時にサービスが開始されるとき、マップされるドライブは存在しないためです。