Product Documentation

高可用性のためのブートストラップファイルの構成

Jul 06, 2016

構成ウィザードを使用してProvisioning Servicesサーバーを構成するとき、ターゲットデバイスが起動時に接続するサーバーの1つとしてそのサーバーを選択できます。 可用性を高めるには、最大で4つ、少なくとも2つのProvisioning Servicesサーバーをブートストラップファイルに指定する必要があります。

ターゲットデバイスのブートストラップファイルには、ほかの構成情報と共に最大で4つのログオン用Provisioning ServicesサーバーのIPアドレスが含まれます。 ブートストラップファイルに含まれるProvisioning Servicesサーバーは、ターゲットデバイスがProvisioning Servicesファームにアクセスするために通信できるサーバーです。 この通信先サーバーは、vDiskを提供できる別のProvisioning Servicesサーバーにターゲットデバイスをリダイレクトできます。

注:共有ストレージシステムにより、Provisioning ServicesのvDiskの可用性が保証されます。 共有ストレージの種類に応じて、vDiskではUNC(Universal Naming Convention:汎用名前付け規則)または通例のDOS命名規則が使用されます。

ブートストラップファイルへのProvisioning Servicesサーバーの追加

Stream Serviceとの通信に必要な情報をターゲットデバイスに提供するため、Provisioning Servicesサーバーをブートストラップファイルに追加する必要があります。

初めてProvisioning Servicesサーバーを構成するとき、現在構成中のサーバーをTFTPサーバーとして使用するかどうかを、構成ウィザードで選択できます。 すべてのターゲットデバイスが1つのネットワークセグメント上にある場合、通常は、ファームごとに1つのTFTPサーバーを構築します。 ターゲットデバイスが複数のネットワークセグメント上にあり、各セグメントが独立サイトとして構成されている場合、サイト(ネットワークセグメント)ごとに1つのTFTPサーバーを使用する可能性があります。

コンソールの[ブートストラップの構成]ダイアログボックスを使用して、Provisioning Servicesサーバーもログオンサーバーとして構成できます。

どちらかの方法を選択してProvisioning Servicesサーバーをブートファイルに追加します。

構成ウィザードを使用したログオンサーバーの追加

構成ウィザードを使用して、最初のProvisioning ServicesサーバーをTFTPサーバーおよびログオンサーバーとして追加し構成するには
  1. 構成ウィザードを実行し、[TFTPオプションとブートストラップの場所]ページの[Provisioning Services TFTP Serviceを使用する]チェックボックスをオンにします。
  2. ブートストラップファイルの場所を入力するか参照して、[次へ]をクリックします。 デフォルトの場所はC:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Citrix\Provisioning Services\Tftpbootです。
    注:サーバーに以前のバージョンのProvisioning Servicesがインストールされていた場合、デフォルトの場所をC:\Program Files\Citrix\Provisioning Server\TFTPBoot またはC:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Citrix\Provisioning Server\TFTPbootからC:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Citrix\Provisioning Services\TFTPbootに変更する必要があります。 デフォルト設定を変更しないと、ブートストラップファイルをコンソールから構成できません。ターゲットデバイスが起動に失敗し、「Missing TFTP(TFTPが見つかりません)」というエラーメッセージが表示されます。
  3. [ストリーム配信サーバー起動一覧]ページで[追加]をクリックして、一覧にログオンProvisioning Servicesサーバーを追加します。 [上へ移動]または[下へ移動]をクリックして、Provisioning Servicesサーバーの起動優先順位を変更します。
    注:高可用性の実装においては、起動サーバーとして少なくとも2つProvisioning Servicesサーバーを選択する必要があります。
  4. 詳細な構成を設定するには、Provisioning ServicesサーバーのIPアドレスを強調表示して[詳細]をクリックし、ブートストラップファイルを構成します。
    注:フィールドの定義については、「[サーバープロパティ]ダイアログボックス」を参照してください。
  5. 確認のメッセージで[OK]をクリックし、[次へ]をクリックします。
  6. 構成設定を見直してから[完了]をクリックして、構成設定を確定しサーバー上のネットワークサービスを再起動します。 構成設定を保存するとき、その内容が[完了]ページに表示されます。
  7. 構成ウィザードを終了するには[完了]をクリックします。

コンソールを使用したログオンサーバーの追加

2つ目以降のProvisioning Servicesサーバーをログオンサーバーとして追加し構成するには
  1. コンソールでログオンサーバーとして使用するProvisioning Servicesサーバーを右クリックして[ブートストラップの構成]を選択します。 [ブートストラップの構成]ダイアログボックスが開きます。
    注:[データベースから読み取る]をクリックすると、テーブルに既存のログオンサーバーが入力されます。 Stream Serviceが開始すると、サービスが動作するサーバーのIPアドレスのレコードがデータベースに作成されます。 データベースに作成されるStream Serviceのオプションレコードは1つのみです。 サービスが複数のIPアドレスにバインドされている場合、複数のレコードがデータベースに作成されます。 データベースの読み込み機能により、各Provisioning Servicesサーバーに1つのIPアドレスが選択されます。 この機能を使用して、データベースに構成済みのStream ServiceのIPアドレス設定を、ブートストラップファイルに入力することもできます。
  2. ブートストラップファイルに新しいログオンProvisioning Servicesサーバーを追加するには、[追加]をクリックします。 [サーバーアドレス]ダイアログボックスが開きます。
  3. 適切なボックスにProvisioning ServicesサーバーのIPアドレスとポート番号を入力します。
  4. サブネットマスクとゲートウェイの設定について、DHCP/BOOTPから設定を取得するか使用する設定を入力するかを選択して、[OK]をクリックします。 使用できるログオンサーバーの一覧にProvisioning Servicesサーバーの情報が表示されます。
  5. 詳細なブートストラップ設定を構成するには、[オプション]タブの設定を次のオプションから選択します。
    • ターゲットデバイスの起動処理を監視する場合は、[詳細モード]チェックボックスをオンにします(オプション)。 これにより、ターゲットデバイスにシステムメッセージが表示されるようになります。
    • ターゲットデバイスが起動処理中に停止する場合は、[インタラプトセーフモード]チェックボックスをオンにします。
    • PAEをサポートしない古いバージョンを使用するのでない限り、[拡張メモリのサポート]チェックボックスをオンにします。
  6. [ネットワーク復元方法]で次のどちらかをクリックします。
    • ネットワーク接続を復元する - このオプションをクリックすると、ターゲットデバイスによるProvisioning Servicesサーバーへの接続復元が無制限に試行されます。
      注:[ネットワーク接続を復元する]を選択すると、待機秒数の値は適用されないため、ボックスに入力できなくなります。
    • ハードドライブから再起動する:このオプションをクリックすると、定義した秒数の間に通信が再確立されない場合、ターゲットデバイスによりハードウェアがリセットされ、強制的に再起動されます。 再起動の前に待機する秒数はユーザーが決定します。 ネットワーク接続を確立できないと想定し、PXEが失敗します。そして、システムがローカルのハードドライブから再起動します。 デフォルトの秒数は50です。
  7. [タイムアウト]の[ログオンポーリングタイムアウト]に、Provisioning Servicesサーバーのポーリング間隔をミリ秒単位で指定します。
  8. [タイムアウト]の[ログオン一般タイムアウト]に、初回のログオンポーリングタイムアウトを除くすべてのログオン関連パケットのタイムアウトをミリ秒単位で指定します。
  9. [OK]をクリックして変更を保存します。