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共有ストレージでの高可用性の構成

Jul 06, 2016

Provisioning Servicesサーバーは、共有ストレージの場所にアクセスするように構成します。 Provisioning Servicesは、さまざまな共有ストレージ構成をサポートします。 ネットワーク内のストレージの可用性を高めるための構成手順は、共有ストレージ構成により異なります。

注:Provisioning Servicesをインストールすると、レジストリキーHKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\MRXSmb\Parameters\OplocksDisabledが影響を受けます。 このレジストリキーを変更すると、Windowsの便宜的ロックが無効になり、アクティブなProvisioning Servicesサーバーとの通信が失われたときに、最短時間でフェールオーバーが実行されます。 この変更がなければ、フェールオーバーに最大で1分かかる可能性があります。 フェールオーバーが実行されるまでは、停止したProvisioning Servicesによって使用されていたvDiskファイルへのアクセスがWindowsによって許可されません。 Provisioning ServicesサーバーでWindowsの便宜的ロックを無効にすることにより、Stream ServiceからvDiskにすぐにアクセスすることができます。 ただし、これによりProvisioning Servicesサーバー全体のリモートvDiskデータのキャッシュが少なくなります。

Windows共有ストレージの構成

Windows共有ストレージを使用する場合は、Stream Serviceと共有ストレージシステムにアクセスするため、サービスアカウントの資格情報(ユーザーアカウント名とパスワード)を各Provisioning Servicesサーバーで構成済みのドメインアカウントのものにする必要があります。

Stream Serviceアカウントのドメインコントローラーでの作成

Stream Serviceは特定のユーザーアカウントで実行されます。 Stream ServiceがProvisioning Servicesサーバー上に格納されているvDiskにアクセスする場合、サービスを実行するローカルユーザーにはフルコントロールの許可があります。 ただし、データベースまたはvDiskがリモートストレージデバイスに配置されている場合、Provisioning Servicesサーバーとストレージの両方にアクセス許可を持つドメインアカウントを、Stream Serviceを実行するユーザーとして使用する必要があります。 リモートストレージに対して読み書きできるように、コントロールの許可をStream Service用アカウントに割り当てる必要があります。

管理者はActive Directoryでサービスアカウントを作成し、高可用性システムを構成するすべてのProvisioning Servicesサーバー上のStream Serviceに割り当てます。 または、既存のドメインユーザーアカウントにネットワーク共有へのコントロールの許可を与え、Stream Serviceに割り当てます。

サービスアカウントを作成するときは、次のことに注意してください。
  • ドメインアカウントを作成するには、管理者またはAdministratorsグループのメンバーとしてログオンする必要があります。
  • [ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要]チェックボックスをオフにします。

Stream Service用アカウントの手作業での割り当て

Provisioning Servicesサーバーで構成ウィザードを実行するとき、Stream Serviceで使用するアカウント名とパスワードの入力を求められます。 このアカウントには、ストアへアクセスするためのアクセス許可と、データベースアクセスのためのSQL Server上での許可が必要です。 必要であれば、アカウントを手作業で割り当てることができます。

Stream Serviceにサービスアカウントを割り当てるには
  1. Windowsの[コントロールパネル]を開きます。
  2. [管理ツール][サービス]の順に選択します。
  3. [サービス]ウィンドウ内の最初の[Citrix PVS Stream Service]をダブルクリックします。
  4. [ログオン]タブで[アカウント]をクリックして[参照]をクリックします。
  5. [場所]をクリックしてドメインノードを選択し、[OK]をクリックします。
  6. Stream Service用のユーザーアカウントの名前を入力して[名前の確認]をクリックします。
  7. [OK]をクリックして[ユーザーの選択]ダイアログボックスを閉じます。
  8. [ログオン]タブでStream Service用アカウントのパスワードを入力して確認し、[OK]をクリックします。
  9. Stream Serviceにサービスアカウントを割り当てたら、Stream Serviceを再起動します。

ストレージアクセスの構成

vDiskを含むストアは共有する必要があります。また、サービスアカウントは適切な許可でvDisk用のリモートストレージにアクセスできる必要があります。

vDiskのストアフォルダーを共有しサービスアカウントにアクセス許可を付与するには
  1. エクスプローラーで、データベースとvDiskフォルダーを含むフォルダーを右クリックします。 データベースとvDiskファイルがデフォルトのC:\Program Files\Citrix\Provisioning Servicesフォルダーに格納されている場合は、そのフォルダーを右クリックします。
  2. [共有とセキュリティ]を選択します。
  3. [このフォルダを共有する]をクリックして、オプションで共有名とコメントを入力します。
  4. [アクセス許可]をクリックします。
  5. [グループ名またはユーザー名]ボックスの一覧にサービスアカウントの名前が表示されない場合は、[追加]をクリックします。 サービスアカウントのユーザー名を入力し、[名前の確認]をクリックして確認します。
  6. [OK]をクリックします。
  7. サービスアカウントのユーザー名を選択します。
  8. [フルコントロール]チェックボックスをオンにします([フルコントロール]チェックボックスおよびその下にあるすべてのチェックボックスがオンになります)。
  9. [適用]をクリックします。
  10. [セキュリティ]タブをクリックします。
  11. [グループ名またはユーザー名]ボックスの一覧にサービスアカウントの名前が表示されない場合は、[追加]をクリックします。 サービスアカウントのユーザー名を入力し、[名前の確認]をクリックして確認します。
  12. [OK]をクリックします。
  13. サービスアカウントのユーザー名を選択します。
  14. [フルコントロール]チェックボックスをオンにして[適用]をクリックします。
  15. [OK]をクリックします。

SAN構成

データベースとvDiskをSANに格納する場合は、Local SystemアカウントをStream Serviceのアカウントに使用します。 Windowsネットワーク共有を使用する場合とは異なり、データへのアクセスを保証するために特別なサービスアカウントを作成する必要はない可能性があります。

ほとんどの場合、SANの構成により、データベースとvDiskがProvisioning Servicesサーバー上に格納されているかのようにセットアップすることができます。