StoreFront

新機能

2203 LTSRの新機能

StoreFrontのバージョン2203には、次の新機能と強化された機能があります。

TLS 1.0およびTLS 1.1のサポート終了

このリリース以降、StoreFrontは、Citrix Virtual Apps and Desktops(旧XenAppおよびXenDesktop)、Citrix Receiver、ワークスペースハブ間のTLS 1.0およびTLS 1.1プロトコルをサポートしなくなりました。

HTML5向けCitrix Workspaceアプリ

このリリースには、HTML5向けCitrix Workspaceアプリ2202が含まれています。

解決された問題

次の問題は、バージョン1912 LTSR CU4以降で解決されています:

  • [CVADHELP-16834] Citrix StoreFrontサービスAPIを使用してユーザーセッションを起動しようとすると、起動リクエストに渡されるパラメーターが正しくないことがあります。

  • [CVADHELP-17295] StoreFrontに内部で接続されているCitrix WorkspaceアプリでSAML認証が失敗する場合があります。

  • [CVADHELP-17385] この修正はStoreFrontの機能拡張であり、Citrix DaaS環境でローカルホストキャッシュ機能をサポートします。この機能拡張により、サービスがクラウド停止モードでないときに、コネクタがDelivery ControllerとしてStoreFrontに追加されていない場所からリソースを起動できます。

  • [CVADHELP-17671] StoreFrontには、いくつかのURLのクエリ文字列にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)トークンが含まれます。トークンがブラウザーの履歴またはプロキシサーバーなどの中間デバイスのログに保持される可能性があるため、セキュリティ上の懸念が発生することあります。

    この修正により、次のURLリクエストのCSRFトークンの使用を無効にできます。

    Add-STFFeatureState -Name "Citrix.DeliveryServices.WebUI.CsrfValidation.IgnoreOnSpecificRequests" -IsEnabled $True

    注:

    機能トグルがオンになっている場合は、すべてのWebAPIベースのカスタマイズでURLからCSRFトークンを削除する必要があります。

  • [CVADHELP-18083][Citrix Receiver/Workspaceアプリの展開]オプションを使用して、Receivers/WorkspaceアプリのソースをCitrix Webサイトとして選択した場合、Citrix Receiver/Workspaceアプリは安全ではないサイトからダウンロードされます。その結果、最新のGoogle Chromeブラウザーの更新によりダウンロードがブロックされます。

  • [CVADHELP-18221] アカウントを切り替えて同じクライアント上のCitrix Workspaceアプリにログオンすると、お勧めのアプリケーショングループのアイコンが誤ったアプリケーションを起動する場合があります。たとえば、ユーザーがCitrix WorkspaceアプリでアプリケーションAのアイコンをクリックすると、アプリケーションBが起動することがあります。また、アプリケーションAの詳細ボックスには、アプリケーションBの情報が表示されます。

  • [LCM-9536] Citrix Receiver for Webサイトで強調表示されているタブでは、[Receiver for Webサイトの編集] ダイアログボックスの [外観のカスタマイズ] タブで指定されている[リンクの色]の値は無視されます。代わりに、強調表示されたタブは紫色で表示されます。

新機能