認証が不要なストアの作成

認証不要(匿名)ユーザーのアクセスをサポートする、認証が不要なストアを追加で構成するには、[認証されていないユーザー用のストアの作成]タスクを使用します。このストアは必要なだけ作成できます。たとえば、特定のユーザーグループ用にストアを作成したり、特定のリソースセットを集約するストアを作成したりできます。

認証不要なストアでは、Citrix Gatewayを介したリモートアクセスは許可されません。

認証不要なストアを作成するには、そのストアのユーザーにリソースを提供するサーバーを指定して、その通信構成を行います。

重要:

複数サーバーによる展開環境では、複数のサーバー上で同時にサーバーグループの構成を変更しないでください。展開内のほかのサーバー上でCitrix StoreFront管理コンソールを同時に実行していないことを確認してください。完了したら、 構成の変更をサーバーグループに反映し、展開内のほかのサーバーをアップデートします。

デスクトップとアプリケーションのストアへの追加

  1. Windowsの [スタート] 画面または [アプリ] 画面で、[Citrix StoreFront] タイルをクリックします。

  2. Citrix StoreFront管理コンソールの左ペインで [ストア] ノードを選択して、[操作] ペインの [ストアの作成] をクリックします。

  3. [ストア名]ページで、ストアの名前を指定して、[このストアへのアクセスを非認証(匿名)ユーザーにのみ許可する] を選択し、[次へ] をクリックします。

    ストアの名前はCitrix Receiverでユーザーアカウントの下に表示されるため、ユーザーにとってわかりやすい名前を指定してください。

  4. [Delivery Controller] ページでは、リソースを提供するインフラストラクチャを一覧に追加します。[追加] をクリックします。

  5. [Delivery Controllerの追加] ダイアログボックスで、この展開環境に対するわかりやすい名前を指定し、ストアで使用できるようにするリソースがCitrix Virtual Apps and DesktopsまたはXenApp 6.5で提供されるかどうかを指定します(XenApp 6.5は製品終了(EOL)となり、現在は拡張サポートプログラムの対象となっています)。Delivery Controllerを追加する時は、匿名アプリ機能をサポートしていることを確認してください。匿名アプリ機能をサポートしないControllerで認証不要なストアを構成すると、ストアから匿名アプリを使用できなくなります。

    リソースを提供するインフラストラクチャの種類としてXenApp 6.5ファームを選択した場合は、ファームの個別サーバーの名前を[サーバー]一覧に追加します。この一覧に複数のサーバーを追加すると、その順番に基づいてフェールオーバーされます。Citrix Virtual Desktopsサイトの場合は、Controllerの詳細を指定します。XenApp 6.5ファームの場合は、Citrix XML Serviceを実行しているサーバーを一覧に追加します。

  6. [トランスポートの種類]ボックスの一覧から、StoreFrontでサーバーとの通信に使用する接続の種類を選択します。

    • 暗号化されていない接続でデータを送信するには [HTTP] を選択します。このオプションを選択する場合は、StoreFrontとサーバー間の接続を何らかの方法で保護することを検討してください。

    • SSL(Secure Sockets Layer)またはTLS(Transport Layer Security)を使用する保護されたHTTP接続でデータを送信するには、[HTTPS] を選択します。Citrix Virtual Apps and Desktopsサーバーに対してこのオプションを選択する場合は、Citrix XML ServiceがポートをIIS(Microsoftインターネットインフォメーションサービス)と共有する設定になっていることと、IISがHTTPSをサポートするように構成されていることを確認してください。

      注:

      StoreFrontとサーバーの間の通信をHTTPSで保護する場合は、[サーバー]ボックスの一覧に指定したサーバー名がそのサーバーの証明書のサーバー名と一致することを確認してください(大文字/小文字は区別されます)。

  7. StoreFrontがサーバーに接続する時に使用するポートを指定します。デフォルトでは、HTTP接続では80、HTTPS接続では443が使用されます。Citrix Virtual Apps and Desktopsサーバーの場合、Citrix XML Serviceで使用されるポート番号を指定する必要があります。
  8. [OK] をクリックします。Citrix Virtual Apps and Desktopsの展開環境を自由に組み合わせてストアを作成できます。必要に応じて手順4~9を繰り返し、ストアにリソースを提供する展開環境を一覧に追加します。必要なリソースをすべてストアに追加したら、[作成]をクリックします。

これで認証不要なストアが作成されました。このストアにユーザーがアクセスできるようにするには、Citrix Workspaceアプリでアクセス情報を構成する必要があります。ユーザーによるReceiverの構成プロセスを簡単にするために、いくつかの方法が用意されています。詳しくは、「 ユーザーアクセスのオプション」を参照してください。

また、Receiver for Webサイトを使用すると、ユーザーがWebページからデスクトップやアプリケーションにアクセスできるようになります。認証が不要なストアのデフォルトでは、Citrix Receiver for Webにアプリケーションがフォルダー階層で表示されるようになり、フォルダーパスの情報も表示されます。新しいストアにアクセスするためのReceiver for WebサイトのURLは、ストアを作成する時に表示されます。

デフォルトでは、新しいストアを作成する時に、XenApp ServicesサイトのURLが有効になります。ドメインに参加しているデスクトップアプライアンスのユーザー、Citrix Desktop Lockを実行している再目的化されたPCのユーザー、およびアップグレードできない古いバージョンのCitrixクライアントのユーザーは、XenApp Servicesサイトから直接そのストアに接続できます。XenApp ServicesサイトのURLは、http[s]://serveraddress/Citrix/storename/PNAgent/config.xmlの形式です。ここで、serveraddressはStoreFront展開環境のサーバーまたは負荷分散環境の完全修飾ドメイン名で、storenameは上記手順3で指定した名前です。

注:

web.config ファイルでパラメーター LogoffAction=”terminate” を構成しても、認証不要なストアにアクセスするCitirx Receiver for Webセッションは終了しません。このweb.configファイルは、通常C:\inetpub\wwwroot\Citrix\storename\にあります(storenameはストア作成時に指定したストア名)。これらのセッションが正しく終了するようにするには、ストアのXenAppサーバーで[XML要求を信頼する]オプションが有効になっている必要があります(「Citrix XML Serviceのポートと信頼を設定する」参照)。