インストール、セットアップ、アップグレードおよびアンインストール

注:

製品名の変更については、「新機能」を参照してください。

インストールおよび構成する前に

StoreFrontをインストールして構成するには、次の手順に従います。

  1. StoreFrontでCitrix Virtual Apps and Desktopsのリソースをユーザーに配信する場合は、ユーザーアカウントが属しているMicrosoft Active Directoryドメイン、またはそのドメインと信頼関係があるドメインのいずれかにStoreFrontサーバーが属していることを確認してください。

    重要:

    • 単一サーバー展開では、ドメインに参加していないサーバーにStoreFrontをインストールできます。
    • StoreFrontをドメインコントローラー上にインストールすることはできません。
  2. StoreFrontを使用するにはMicrosoft .NET Frameworkが必要です。このフレームワークは、Microsoft社のWebサイトからダウンロードできます。Microsoft .NETがインストールされていることを確認してから、StoreFrontをインストールしてください。

  3. 複数サーバーのStoreFront展開環境を構成する計画の場合は、必要に応じてStoreFrontサーバーの負荷分散環境をセットアップします。

    Citrix ADCを使用して負荷分散を行うには、StoreFrontサーバーのプロキシとなる仮想サーバーを定義します。Citrix ADCを使用した負荷分散の構成について詳しくは、「Citrixによる負荷分散」を参照してください。

    1. Citrix ADCアプライアンスで負荷分散機能が有効になっていることを確認します。

    2. 必要に応じて、各StoreFrontサーバーについて個別のHTTPまたはSSL負荷分散サービス(StoreFrontモニター)を作成します。

    3. StoreFrontに転送されるHTTP要求のX-Forwarded-Forヘッダーに、クライアントのIPアドレスが挿入されるようにサービスを構成して、グローバルポリシーの設定を上書きします。

      StoreFrontでは、ユーザーのリソースへの接続を確立する時に、そのユーザーのIPアドレスが必要です。

    4. 仮想サーバーを作成し、これらのサービスを仮想サーバーにバインドします。

    5. 仮想サーバーで、 クライアントIPまたはCookie挿入のうちいずれかの方法を使用して永続性を構成します。ユーザーが必要な時間だけログオンし続けていられるように、Time To Live(TTL)を十分に設定します。

      パーシステンス設定により、最初のユーザー接続だけが負荷分散の対象になり、同じユーザーのそれ以降の要求は同じStoreFrontサーバーに割り当てられるようになります。

  4. 必要に応じて、以下の機能を有効にします。

    • [.NET Frameworkの機能]>[.NET Framework]、[ASP.NET]

    必要に応じて、StoreFrontサーバーで以下の役割と依存関係を有効にします。

    • [Webサーバー(IIS)]>[Webサーバー]>[HTTP共通機能]>[既定のドキュメント]、[HTTPエラー]、[静的コンテンツ]、[HTTPリダイレクト]

    • [Webサーバー(IIS)]>[Webサーバー]>[健全性と診断]>[HTTPログ]

    • [Webサーバー(IIS)]>[Webサーバー]>[セキュリティ]>[要求のフィルタリング]、[Windows認証]

      StoreFrontのインストール時に、これらの機能や役割が有効になっているかどうかが検証されます。

  5. StoreFrontをインストールします

    サーバーをサーバーグループに含める場合は、StoreFrontのインストール場所設定とIIS Webサイト設定の両方で、物理パスおよびサイトIDを一致させる必要があります。

  6. StoreFrontとユーザーデバイス間の通信をHTTPSで保護する場合は、Microsoft IIS(インターネットインフォメーションサービス)でHTTPSを構成します。

    スマートカード認証を使用する場合はHTTPSが必要です。デフォルトでは、Citrix Workspaceアプリはストアへの接続にHTTPSを必要とします。StoreFrontでHTTPSホストベースURLを使用できるようにIISを構成するには、デフォルトのWebサイトへのHTTPSバインディングを作成し、それをStoreFrontサーバー証明書にリンクします。HTTPSバインドをIISサイトに追加する方法については、https://docs.microsoft.com/en-us/previous-versions/orphan-topics/ws.11/hh831632(v=ws.11)を参照してください。

  7. ファイアウォールやほかのネットワークデバイスで、社内ネットワーク内外からのTCPポート80または443へのアクセスが許可されることを確認します。また、内部ネットワーク上のファイアウォールやほかのネットワークデバイスで、すべての未割り当てTCPポートへのトラフィックがブロックされないことを確認します。

    StoreFrontのインストール時にWindowsファイアウォールで構成される規則により、すべての未割り当てTCPポートからランダムに選択されるポートを介したStoreFrontの実行可能ファイルへのアクセスが有効になります。このポートは、サーバーグループ内のStoreFrontサーバー間の通信で使用されます。

  8. 複数のインターネットインフォメーションサービス(IIS)Webサイトを使用する場合、PowerShell SDKを使用して各IIS WebサイトにStoreFront展開環境を作成します。詳しくは、「複数のインターネットインフォメーションサービス(IIS)Webサイト」を参照してください。

    注:

    StoreFrontは、複数のサイトを検出すると管理コンソールを無効にし、メッセージを表示します。

  9. Citrix StoreFront管理コンソールを使用して、サーバーを構成します

StoreFrontのインストール

重要

StoreFrontインストール時にエラーやデータの損失が発生するのを回避するために、すべてのアプリケーションが閉じられていて、ターゲットシステム上で他のタスクや操作が実行されていないことを確認します。

  1. ダウンロードページからインストーラーをダウンロードします。

  2. ローカルの管理者権限を持つアカウントでStoreFrontサーバーにログオンします。

  3. 必要なMicrosoft .NET Frameworkがサーバー上にインストールされていることを確認します。

  4. CitrixStoreFront-x64.exeを検索し、管理者として実行します。

  5. ライセンス契約書を読み、同意することを選択して、[次へ] をクリックします。

  6. [必須条件の確認]ページが開いた場合は、[次へ] をクリックします。

  7. [インストールの開始]ページで、インストール対象の必須条件およびStoreFrontコンポーネントを確認して、[インストール] をクリックします。

    コンポーネントがインストールされる前に、サーバー上の以下の役割が必要に応じて自動的に有効になります。

    • [Webサーバー(IIS)]>[Webサーバー]>[HTTP共通機能]>[既定のドキュメント]、[HTTPエラー]、[静的コンテンツ]、[HTTPリダイレクト]

    • [Webサーバー(IIS)]>[Webサーバー]>[健全性と診断]>[HTTPログ]

    • [Webサーバー(IIS)]>[Webサーバー]>[セキュリティ]>[要求のフィルタリング]、[Windows認証]

    • [Webサーバー(IIS)]>[管理ツール]>[IIS管理コンソール]、[IIS管理スクリプトおよびツール]

    以下の機能が必要に応じて自動的に有効になります。

    • [.NET Frameworkの機能]>[.NET Framework]、[ASP.NET]
  8. インストールが完了したら、[完了]をクリックします。Citrix StoreFront管理コンソールが自動的に起動します。また、[起動]画面からStoreFrontを開くこともできます。

    確認ダイアログ

  9. Citrix Storefront管理コンソールで、[新しい展開環境の作成]をクリックします。

    1. [ベースURL] ボックスでStoreFrontサーバーのURLを指定します。
    2. [ストア名] ページで、ストアの名前を指定して、[次へ] をクリックします。

[Delivery Controllers] ページで、ストアで使用できるようにするリソースを提供するCitrix Virtual Apps and Desktops展開環境の詳細を入力します。

  1. [トランスポートの種類] および [ポート] を設定します。(HTTPとポート80、またはHTTPSとポート443など)[OK] をクリックします。

  2. [リモートアクセス] ページで[なし]を選択します。Citrix Gatewayを使用している場合は、[VPNトンネルなし]を選択し、ゲートウェイ詳細を入力します。

  3. [リモートアクセス] ページで[作成]を選択します。ストアが作成されたら、[完了] をクリックします。

ユーザーはCitrix Receiver for Webサイトを介してストアにアクセスできるようになりました。これによりユーザーは、Webページからデスクトップやアプリケーションにアクセスできます。

新しいストアのCitrix Receiver for WebサイトのURLが表示されます。例:example.net/Citrix/StoreWeb/。ログオンして、Citrix Workspaceアプリの新しいユーザーインターフェイスにアクセスします。

Citrix Receiver for Webサイト

CEIP

Citrixのカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)に参加すると、匿名の統計および使用状況情報が、Citrix製品の品質およびパフォーマンスを向上させる目的で送信されます。

StoreFrontをインストールするとCEIPに自動的に登録されるようになりました。StoreFrontのインストールからおよそ7日後に、初回データアップロードが行われます。このデフォルトはレジストリ設定で変更できます。StoreFrontのインストールの前にレジストリ設定を変更すると、その値が使用されます。StoreFrontのアップグレードの前にレジストリ設定を変更すると、その値が使用されます。

警告:

レジストリエディターの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、シトリックスでは一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

分析の自動アップロードを制御するレジストリ設定(デフォルト= 1):

場所:HKLM:\Software\Citrix\Telemetry\CEIP
値の名前:Enabled
種類:REG_DWORD
値:0 = 無効、1 = 有効

デフォルトで、Enabledプロパティはレジストリに表示されません。未指定のままの場合、自動アップロード機能は有効です。

PowerShellを使用する場合、次のコマンドレットはCEIPへの登録を無効にします:

New-ItemProperty -Path HKEY_LOCAL_MACHINE:\SOFTWARE\Citrix\Telemetry\CEIP -Name Enabled -PropertyType DWORD -Value 0

注:

このレジストリ設定では、同一サーバー上にあるすべてのコンポーネントの匿名の統計情報と使用状況情報の自動アップロードを制御します。たとえば、Delivery Controllerと同じサーバー上にStoreFrontをインストールし、レジストリ設定でCEIPへの参加を無効にした場合、両方のコンポーネントでCEIPへの参加が無効になります。

StoreFrontで収集されるCEIPデータ

次の表に、収集される匿名情報の種類の例を示します。データでは、お客様を特定するすべての詳細は含まれません。

データ 説明
StoreFrontのバージョン インストールされているStoreFrontのバージョンを示す文字列。例:3.8.0.0。
ストア数 展開環境に含まれるストア数を表すカウンター。
サーバーグループ内のサーバー数 サーバーグループに含まれるサーバー数を表すカウンター。
ストアごとのDelivery Controller数 展開環境内の各ストアで利用可能なDelivery Controllerの数を表す数値の一覧。
HTTPS有効 展開でHTTPSが有効化されているかどうかを示す文字列。TrueまたはFalseです。
Citrix WorkspaceアプリのHTML5設定 各Web ReceiverのHTML5の設定を示す文字列の一覧。Web Receiverごとに「常に有効」、「フォールバック」、または「オフ」となります。
Citrix Workspaceアプリのワークスペースコントロールの有効化 各Web Receiverで「ワークスペースコントロール」が有効にされているかどうかを示すブール値の一覧。値はWeb ReceiverごとにTRUEまたはFALSEとなります。
ストアのリモートアクセスの有効化 展開内の各ストアで「リモートアクセス」が有効になっているかどうかを示す文字列の一覧。スコアごとに「有効」または「無効」となります。
ゲートウェイ数 展開環境で構成されているCitrix Gatewayの数を表すカウンター。

コマンドプロンプトからStoreFrontをインストールするには

  1. ローカルの管理者権限を持つアカウントでStoreFrontサーバーにログオンします。

  2. StoreFrontをインストールする前に、StoreFrontのインストール要件がすべて満たされていることを確認します。「インストールおよび構成する前に」を参照してください。

  3. インストールメディアの内容を参照するかパッケージをダウンロードして、CitrixStoreFront-x64.exeをサーバー上の任意のフォルダーに一時的にコピーします。

  4. コマンドプロンプトでインストールファイルが含まれるフォルダーに移動して、次のコマンドを実行します:

    CitrixStoreFront-x64.exe [-silent] [-INSTALLDIR installationlocation] [-WINDOWS_CLIENT filelocation\filename.exe] [-MAC_CLIENT filelocation\filename.dmg]
    

    StoreFrontとすべての前提条件のサイレントインストールを実行するには、-silent引数を使用します。StoreFrontは、デフォルトでC:\Program Files\Citrix\Receiver StoreFrontにインストールされます。ただし、-INSTALLDIR引数を使用して別のインストール場所を指定することもできます。installationlocationにはStoreFrontのインストール先のフォルダーを指定します。サーバーをサーバーグループに含める場合は、StoreFrontのインストール場所設定とIIS Webサイト設定の両方で、物理パスおよびサイトIDを一致させる必要があることに注意してください。

    デフォルトでは、Citrix Receiver for WebサイトがWindowsまたはMac OS XデバイスのCitrix Workspaceアプリを検出できない場合、プラットフォームに適したCitrix WorkspaceアプリをシトリックスのWebサイトからダウンロードしてインストールするようメッセージが表示されます。この動作を変更して、Citrix WorkspaceアプリのインストールファイルをStoreFrontサーバーからダウンロードできるように構成することもできます。詳しくは、「ユーザーに対するリソースの表示方式の構成」を参照してください。

    この構成を変更する場合は、-WINDOWS_CLIENTおよび -MAC_CLIENT 引数を指定して、Citrix Receiver for WindowsまたはWindows向けCitrix Workspaceアプリ、およびCitrix Receiver for MacまたはMac向けCitrix WorkspaceアプリのインストールファイルをそれぞれStoreFront展開の適切な場所にコピーします。ここでfilelocationはコピー対象のインストールファイルが格納されているフォルダーを示し、filenameはインストールファイルの名前を示します。Citrix Receiver for WindowsまたはWindows向けCitrix Workspaceアプリ、Citrix Receiver for MacまたはMac向けCitrix Workspaceアプリのインストールファイルは、Citrix Virtual Apps and Desktopsのインストールメディアに含まれています。

StoreFrontのアップグレード

注:

従来のユーザーエクスペリエンスを使用しているすべてのストアは、このバージョンのStoreFrontにアップグレードすると、統合エクスペリエンスを使用するように更新されます。「統合ユーザーエクスペリエンス」で説明されている、アップグレードによって導入される新しいエクスペリエンスについてユーザーに周知することをお勧めします。統合エクスペリエンスがカスタマイズされている場合、このバージョンのStoreFrontにアップグレード後もカスタマイズした内容は保持されます。カスタマイズした外観が新しい統合エクスペリエンスに最適か確認してください。

既存の3.x展開環境をこのバージョンのStoreFrontにアップグレードするには、このバージョンのStoreFrontインストールファイルを実行します。

製品終了(EOL)になった古い最新リリースから最近の最新リリースへのアップグレードはサポートされていません。詳しくは、CTX200356を参照してください。

アップグレード処理を開始した後では、元に戻すことはできません。アップグレードが中断されたり、完了できなかったりする場合、StoreFrontはアップグレードされず既存の構成も削除されます。アップグレードを行う前に、ユーザーをStoreFront展開環境から切断し、ユーザーがアップグレード中にサーバーにアクセスできないようにしてください。これにより、アップグレード時にインストーラーがすべてのStoreFrontファイルに確実にアクセスできるようになります。インストーラーからアクセスできないファイルがあると、それらのファイルを置き換えることができないため、アップグレードに失敗して既存のStoreFront構成が削除されます。StoreFrontでは、複数の製品バージョンが混在する複数サーバー展開環境がサポートされないため、グループ内のすべてのサーバーを同じバージョンにアップグレードしてから、展開環境へのアクセスをユーザーに提供してください。複数サーバー展開環境では、同時アップグレードはサポートされません。各サーバーを順番にアップグレードする必要があります。アップグレードを実行する前に、データをバックアップしておくことをお勧めします。

StoreFrontをアンインストールすると、認証サービス、ストア、ユーザーのアプリケーションサブスクリプション、Citrix Receiver for Webサイト、デスクトップアプライアンスサイト、およびXenApp ServicesのURLが削除されます。つまり、StoreFrontをアンインストールした後でStoreFrontを再インストールする場合、サービス、ストア、およびサイトを手動で再作成する必要があります。アップグレードする場合はStoreFront構成が保存されてユーザーのアプリケーションサブスクリプションデータはそのまま保持されるため、すべてのアプリケーションのサブスクリプションを再度実行する必要はありません。

StoreFrontが動作するサーバー上のオペレーティングシステムをアップグレードすることはサポートされていません。新しくインストールしたオペレーティングシステムにStoreFrontをインストールすることをお勧めします。

重要:

アップグレードを開始する前に:

  • StoreFrontサーバー上のすべてのアプリケーションを終了します。
  • すべてのコマンドラインおよびPowerShell画面を終了します。

既存のStoreFront 3.xをこのバージョンのStoreFrontにアップグレードするには

  1. 負荷分散環境で展開へのアクセスを無効にします。負荷分散URLを無効にすると、ユーザーがアップグレードプロセス中に展開環境に接続できなくなります。
  2. アップグレードする前にVMスナップショットを作成するなどして、サーバーグループ内のすべてのサーバーをバックアップします。
  3. 新しいサーバーグループのプライマリサーバーとして使用するには、既存のサーバーグループからサーバーを1つ削除します。
  4. 削除したサーバーを再起動します。 並行ロードバランサーを使用して、新しいサーバーグループを作成しながら確認できます。可用性を最大化し、さらにリスクを最小化するには、元のサーバーグループから1つのサーバーのみを削除し、アップグレードします。これによって、元のサーバーグループのマシンを使用するのではなく、新しいマシンから新しいグループを作成できます。
  5. 他のStoreFrontが実行中ではなく、最低限の他のアプリケーションがある管理者アカウントを使用して、削除したサーバーをアップグレードします。
  6. 削除したサーバーがアップグレードされたことを確認します。
  7. 既存のサーバーグループで別のサーバー1つをロードバランサーから削除します。
  8. 手順1と同様の理由で、削除したサーバーを再起動します。
  9. 現在インストールされているStoreFrontをアンインストールし、新しいバージョンをインストールします。
  10. すべてのアップグレードされたサーバーと新たにインストールされたサーバーで構成された、新しいサーバーグループに、新しくインストールしたサーバーを追加し、正しく機能することを確認します。
  11. 新しいサーバーグループが古いサーバーグループに置き換わるのに十分な容量になるまで手順3~10を繰り返し、新しいサーバーグループでロードバランサーを選択し、正しく機能することを確認します。
  12. 残りのサーバーについても、手順3~10を繰り返し、アップグレードが完了するたびに、サーバーをロードバランサーに追加します。

注:

  • 新しいサーバーグループが使用可能になるまで、アップグレードプロセスの間、元のサーバーグループへのアクセスを維持して、可用性を最大化できます。このためには、次の操作を行います。
    1. 手順1をスキップします。
    2. 手順11で、ロードバランサーを使用して元のサーバーグループへのアクセスを無効にする手順を加えます。サブスクリプションデータを元のサーバーグループからエクスポートして、新しいサーバーグループにインポートします。ロードバランサーを使用した新しいサーバーグループへのアクセスを有効にします。

    これによって、手順4~手順10の間、サブスクリプションの変更を新しいサーバーグループで使用できるようになります。

  • 元のサーバーグループから1つのサーバーのみを削除してアップグレードし、新しいサーバーグループの作成に、元のサーバーグループから削除されたサーバーではなく、新しいサーバーを使用することで、可用性を最大化できます。新しいサーバーグループが稼働中の場合は、古いサーバーを破棄できます。
  • web.configファイルのバックアップを、ストアのデフォルトのIISディレクトリとは別の場所に保存します。たとえば、C:\inetpub\wwwroot\citrix\<storename>にバックアップを保存しないでください。ストアのデフォルトのIISディレクトリと同じ場所にバックアップを保存すると、StoreFrontのアップグレードが妨げられます。

StoreFrontの構成

Citrix StoreFront管理コンソールの初回起動時に、2つのオプションが表示されます。

  • 新しい展開環境の作成。新しいStoreFront展開環境の最初のサーバーを構成します。StoreFrontを評価したり、小規模な展開環境を作成したりするには、単一サーバー環境が理想的です。最初のStoreFrontサーバーを構成した後では、いつでもサーバーをグループに追加して展開環境の許容能力を拡張できます。
  • 既存のサーバーグループへの参加。既存のStoreFront展開環境に別のサーバーを追加します。StoreFront展開環境の許容能力をすばやく拡張するには、このオプションを選択します。複数サーバーの展開環境には、外部の負荷分散機能が必要です。新しいサーバーを追加する管理者には、展開環境内の既存のサーバーに対するアクセス権が必要です。サーバーグループに6台を超えるサーバーを追加することはお勧めしません。

StoreFrontのアンインストール

StoreFrontをアンインストールすると、StoreFront自体のほか、認証サービス、ストア、Citrix Receiver for Webサイト、デスクトップアプライアンスサイト、XenApp ServicesサイトのURL、および関連する構成が削除されます。ユーザーのアプリケーションサブスクリプションデータを含んでいるサブスクリプションストアサービスも削除されます。単一サーバー環境では、これによりユーザーのサブスクリプションデータが削除されてしまいます。複数サーバーの展開環境の場合は、これらのデータは展開環境内のほかのサーバー上で保持されます。.NET Frameworkの機能やWebサーバー(IIS)の役割サービスなど、StoreFrontインストーラーにより有効になった必須機能は、StoreFrontをアンインストールしても無効になりません。

  1. ローカルの管理者権限を持つアカウントでStoreFrontサーバーにログオンします。
  2. StoreFront管理コンソールが開いている場合は閉じます。
  3. Powershell SDKを使用してStoreFrontの管理に使用されている可能性のあるPowershellセッションをすべて閉じます。
  4. Windowsの [スタート] 画面または[アプリ]画面で、[Citrix StoreFront] タイルをクリックします。タイルを右クリックして、[アンインストール] を選択します。
  5. [プログラムと機能] ダイアログボックスで、[Citrix StoreFront] を選択して [アンインストール] をクリックします。これにより、サーバーからすべてのStoreFrontコンポーネントが削除されます。
  6. [Citrix StoreFrontのアンインストール] ダイアログボックスで、[はい] をクリックします。アンインストールが完了したら、[OK] をクリックします。
バージョン

インストール、セットアップ、アップグレードおよびアンインストール