Workspace Environment Management

CMDおよびUIモードのエージェント

Workspace Environment Management エージェントは、CMD モードと UI モードで実行できます。

ログオン時にエージェントを実行するように構成すると、CMD モードまたは UI モードのどちらで起動するかを制御できます。これを行うには、[ 管理コンソール] > [詳細設定] > [構成] > [メイン構成 ] タブにある [ エージェントタイプ ] 設定を使用します。詳しくは、「 詳細設定」を参照してください。

ログオン時にエージェントを自動的に実行するように構成しない場合、管理者 (管理者またはエンドユーザー) は、エージェントマシン上で CMD モードまたは UI モードでエージェントを起動できます。そのためには、エージェントのインストールフォルダに移動し、次の 2 つの.exe ファイルを特定します。

  • VUEMCmdAgent.exe。エージェントを CMD モードで実行できます。

  • VUEMUIAgent.exe。エージェントを UI モードで実行できます。

CMD モードと UI モードの違い

CMD モードでは、次の考慮事項に注意してください。

  • ログオン時に自動的に実行されている場合、CMD モードではコマンドプロンプトが表示されます。CMD モードは起動後に自動的に終了します。

  • CMD モードでは、起動時にユーザーが割り当てたアクションがエージェントに適用されます。これらのアクションには、ネットワークドライブ、プリンタ、アプリケーションなどがあります。

  • 現在、CMD モードではコマンドライン操作はサポートされていません。

UI モードでは、次の考慮事項に注意してください。

  • ログオン時に自動的に実行されると、UI モードにエージェントのスプラッシュ画面が表示されます。

  • UI モードでは次のオプションを表示できます。

    • マイアプリケーション。自分に割り当てられているアプリケーションを表示できます。

    • 画面のキャプチャ。スクリーンキャプチャツールを開くことができます。このオプションを使用するには、[ 管理コンソール] > [詳細設定] > [UI Agent パーソナライズ] > [ヘルプデスクオプション ] タブで [ スクリーンキャプチャを有効にする ] を有効にする必要があります。詳細については、「 ヘルプデスクオプション」を参照してください。

    • アクションのリセット。[ アクションのリセット ] ツールを開いて、環境内でリセットするアクションを指定できます。

    このオプションを使用するには、[ 管理コンソール] > [詳細設定] > [UI Agent Personalization] > [UI Agent オプション ] タブで [ ユーザーがアクションのリセットを許可 ] を有効にする必要があります。詳細については、 UI Agent オプションを参照してください

    • アプリケーションを管理します。[ アプリケーションの管理 ] ツールを開いて、アプリケーションを管理できます。

    このオプションを使用するには、[ **管理コンソール] > [詳細設定] > [UI Agent Personalization] > [UI Agent オプション ] タブで [ユーザーにアプリケーションの管理を許可** ] を有効にする必要があります。詳細については、 UI Agent オプションを参照してください

    • プリンタの管理。[ プリンタの管理 ] ツールを開いて、既定のプリンタを構成したり、印刷設定を変更したりできます。

    このオプションを使用するには、[ **管理コンソール] > [詳細設定] > [UI エージェントの個人設定] > [UI エージェントオプション ] タブで [プリンタの管理をユーザーに許可する** ] を有効にする必要があります。詳細については、 UI Agent オプションを参照してください

    • 更新。エージェントを更新し、ユーザーが割り当てたアクションをエージェントに適用します。これらのアクションには、ネットワークドライブ、プリンタ、アプリケーションなどがあります。

    • [ヘルプ]。ヘルプを求めることができる Web サイトを開くことができます。

    このオプションを使用するには、[ 管理コンソール] > [詳細設定] > [UI Agent の個人設定] > [ヘルプデスクオプション] タブで [ **ヘルプリンクアクション** ] を指定する必要があります。詳細については、「 ヘルプデスクオプション」を参照してください。

    • について。エージェントのバージョンに関する情報を表示します。

    • 終了。エージェントを閉じることができます。

アクションをリセットしてアプリケーションとプリンタを管理するには、エージェントを UI モードで使用しなくても、次のツール (エージェントのインストールフォルダにあります) を直接使用できます。

  • ResetActionsUtil.exe。[ アクションのリセット ] ツールを開くことができます。

  • AppsMgmtUtil.exe。[ アプリケーションの管理 ] ツールを開くことができます。

  • PrnsMgmtUtil.exe。[ プリンタの管理 ] ツールを開くことができます。

CMD モードと UI モードの主な違いは次のとおりです。

  • CMD エージェントは設定を適用して終了します。特定の時点(ログオンや再接続など)で CMD エージェントを起動するように WEM エージェントサービス(Citrix WEM エージェントホストサービスまたは Citrix WEM ユーザーログオンサービス)を構成できます。必要に応じて、管理者は CMD エージェントを手動で呼び出すことができます。
  • UI エージェントは実行され続けます。Citrix WEM エージェントホストサービスは UI エージェントを開始または停止します。UI エージェントは、エンドユーザーにセルフサービスオプションを提供します。管理者は UI エージェントを手動で起動しないことをお勧めします。

メモ:

CMD エージェントと UI エージェントを 1 つのセッションで同時に実行することはできません。

CMDおよびUIモードのエージェント