双方向のコンテンツリダイレクトのポリシー設定

双方向のコンテンツリダイレクトの設定セクションには、クライアントからホスト(およびホストからクライアント)へのURLリダイレクトを有効にするか無効にするかのポリシー設定が含まれています。サーバーポリシーはCitrix Studioで設定し、クライアントポリシーは、Citrix Receiverグループポリシーオブジェクト管理用テンプレートで設定します。

URLリダイレクトに関しては、ホストからクライアントへのリダイレクトおよびクライアント用のローカルアプリアクセスが利用可能ですが、ドメインに参加しているWindowsクライアントに関しては、双方向のコンテンツリダイレクトを使用することをお勧めします。

双方向のコンテンツリダイレクトを利用するには、XenAppまたはXenDesktop 7.13以降に加えて、Citrix Receiver for Windows 4.7以降が必要です。

重要

  • リダイレクト規則によってループが構成されないように注意してください。たとえば、VDAのクライアント規則で「https://www.citrix.com」に設定され、クライアントのVDA規則で同じURLが設定されていると無限ループになる可能性があります。
  • サポート対象は、ドメイン参加のエンドポイントのみです。
  • 明示的なURLリダイレクトのみがサポートされます(Webブラウザーのアドレスバーに表示されるURLや、ブラウザによっては、ブラウザー内ナビゲーションで発見できるURLだけが正しくリダイレクトされます)。短縮URLはサポートされていません。
  • 双方向のコンテンツリダイレクトに対応しているのは、Internet Explorer 8から11のみです。Internet Explorerは、ユーザーデバイスとVDAの双方で使用する必要があります。
  • 双方向のコンテンツリダイレクトには、Internet Explorerブラウザー用のアドオンが必要です。詳しくは、「Webブラウザーアドオンの登録」を参照してください。
  • セッションの起動に関する問題でリダイレクトが失敗した場合のフォールバックメカニズムはありません。
  • 2つのアプリケーションが複数のStoreFrontアカウントで同じ表示名に設定されていた場合、プライマリStoreFrontアカウントの表示名が起動に使用されます。
  • Citrix Receiver for Windowsのみがサポートされます。
  • 新しいWebブラウザーのウィンドウが表示されるのは、URLがクライアントにリダイレクトされた場合だけです。Webブラウザーを開いている状態でURLがVDAにリダイレクトされると、リダイレクトされたURLが新しいタブで開かれます。
  • ドキュメント、メール、PDFなどのファイルの埋め込みリンクをサポートしています。
  • この機能は、デスクトップセッションでもアプリケーションセッションでも使用できますが、これとは異なり、ローカルアプリアクセスのURLリダイレクトは、デスクトップセッションでしか使用できません。
  • URLリダイレクトでローカルアプリアクセスが有効になっている場合(VDAまたはクライアントにおいて)、双方向のコンテンツリダイレクトは無効です。

ホストからクライアントおよびホストからホストへのリダイレクト

Citrix Studioを使用して、ホストからクライアント(クライアント側)とホストからホスト(VDA側)のリダイレクトポリシーを構成します。

デフォルトでは、双方向のコンテンツリダイレクトは禁止されています。

双方向のコンテンツリダイレクトを有効化するには

URLが複数ある場合、URLを1つずつ指定してもよいですし、セミコロンで区切ったURLの一覧で指定しても構いません。ワイルドカード文字としてアスタリスク(*)をドメイン名に使用できます。次に例を示します。

https://*.citrix.comhttps://www.google.com

  1. Citrix Studioを開始します。
  2. [双方向のコンテンツリダイレクト] ポリシーを開きます。
  3. [双方向のコンテンツリダイレクトを許可する] を選択し、[許可] を選んで、[OK] をクリックします。このオプションを許可しないと、この手順を完了できません。
  4. [クライアントへのリダイレクトを許可するURL] を選択し、URLまたはURLの一覧を指定するか、またはデフォルト値から選択します。
  5. [VDAへのリダイレクトを許可するURL] を選択し、URLまたはURLの一覧を指定するか、またはデフォルト値から選択します。

ポリシー作成の画像

クライアントからホスト(VDA)およびクライアントからクライアントへのリダイレクト

Citrix Receiverグループポリシーオブジェクト管理テンプレートを使って、クライアントからホスト(VDA側)およびクライアントからクライアント(クライアント側)へのリダイレクトを構成します。

双方向のコンテンツリダイレクトを有効化するには

URLが複数ある場合、URLを1つずつ指定してもよいですし、セミコロンで区切ったURLの一覧で指定しても構いません。ワイルドカード文字としてアスタリスク(*)を使用できます。

詳しくは、Citrix Receiverドキュメントの「双方向のコンテンツリダイレクトの構成」を参照してください。

コンテンツの双方向リダイレクトの画像

Webブラウザーアドオンの登録

双方向のコンテンツリダイレクトには、Internet Explorerブラウザー用のアドオンが必要です。

以下のコマンドを実行して、Internet Explorer用のアドオンを登録したり登録解除したりできます:

  • クライアントデバイス上でアドオンを登録する場合: <client-installation-folder>\redirector.exe /regIE
  • クライアントデバイス上でアドオンの登録を解除する場合:<client-installation-folder>\redirector.exe /unregIE
  • VDA上でアドオンを登録する場合:<VDAinstallation-folder>\VDARedirector.exe /regIE
  • VDA上でアドオンの登録を解除する場合:<VDAinstallation-folder>\VDARedirector.exe /unregIE

たとえば、Citrix Receiverを実行するデバイス上でInternet Explorer用のアドオンを登録するには、次のコマンドを実行します。

C:\Program Files\Citrix\ICA Client\redirector.exe/regIE

また、VDA for Windows Server OSが動作するサーバー上でInternet Explorer用のアドオンを登録するには、次のコマンドを実行します。

C:\Program Files (x86)\Citrix\System32\VDARedirector.exe /regIE