ユニバーサルプリントサーバーのポリシー設定

ユニバーサルプリントサーバーセクションには、ユニバーサルプリントサーバーの動作を制御するためのポリシー設定が含まれています。

ユニバーサルプリントサーバーの有効化

この設定項目では、仮想デスクトップや公開アプリケーションでのユニバーサルプリントサーバー機能を有効または無効にします。この設定項目を仮想デスクトップまたはアプリケーションのホストサーバーを含んでいる組織単位(OU)に割り当てます。

デフォルトでは、ユニバーサルプリントサーバーは無効になっています。

この設定では、以下のいずれかのオプションを選択します。

  • 有効。Windowsのリモート印刷機能にフォールバックする:ネットワークプリンターへの接続時にユニバーサルプリントサーバーが使用されます。ユニバーサルプリントサーバーを使用できない場合は、Windowsの印刷プロバイダーが使用されます。Windows印刷プロバイダーにより作成されたすべてのプリンターは、引き続きWindows印刷プロバイダーによって処理されます。
  • 有効。Windowsのリモート印刷機能にフォールバックしない:ネットワークプリンターへの接続時にユニバーサルプリントサーバーのみが使用されます。ユニバーサルプリントサーバーを使用できない場合は、ネットワークプリンターの接続に失敗します。この設定により、Windowsの印刷プロバイダーを使用したネットワーク印刷を禁止できます。Windows印刷プロバイダーにより作成されたプリンターは、この設定が構成されたポリシーがアクティブな間は作成されなくなります。
  • 無効。ユニバーサルプリントサーバー機能が無効になります。UNC名のネットワークプリンターに接続するときに、ユニバーサルプリントサーバーによる接続は試行されません。リモートプリンターへの接続では、Windowsのリモート印刷機能が引き続き使用されます。

ユニバーサルプリントサーバー印刷データストリーム(CGP)ポート

この設定では、ユニバーサルプリントサーバー印刷データストリームCGP(Common Gateway Protocol)リスナーが使用するTCPポート番号を指定します。このポリシー設定を構成したポリシーは、プリントサーバーを含んでいる組織単位に割り当てます。

デフォルトのポート番号は、7229に設定されています。

ほかのポートを指定する場合は、1から65535の番号を使用してください。

ユニバーサルプリントサーバー入力データストリームの最大帯域幅(Kbps)

この設定では、各印刷ジョブからユニバーサルプリントサーバーにCGPで配信される印刷データの転送速度の上限をキロビット/秒単位で指定します。このポリシー設定を構成したポリシーは、仮想デスクトップまたはアプリケーションのホストサーバーを含んでいる組織単位に割り当てます。

デフォルトでは、上限なし(0)が指定されています。

ユニバーサルプリントサーバー Webサービス(HTTP/SOAP)ポート

この設定では、ユニバーサルプリントサーバーのWebサービス(HTTP/SOAP)リスナーで使用されるTCPポート番号を指定します。ユニバーサルプリントサーバーはオプションコンポーネントで、ネットワークプリンターでのCitrixユニバーサルプリントドライバーの使用を有効にします。ユニバーサルプリントサーバーが使用されると、印刷コマンドがSOAP over HTTP上のSOAPを経由してXenAppおよびXenDesktopホストからユニバーサルプリントサーバーに送信されます。この設定は、ユニバーサルプリントサーバーがHTTP/SOAP要求を受信するためリスンするデフォルトのTCPポートを変更します。

ホストおよびプリントサーバーのHTTPポートの両方を等しく構成する必要があります。ポートを同じように構成しないと、ホストソフトウェアがユニバーサルプリントサーバーに接続しません。この設定は、XenAppおよびXenDesktop上のVDAを変更します。また、ユニバーサルプリントサーバーのデフォルトのポートを変更する必要があります。

デフォルトのポート番号は、8080に設定されています。

ほかのポートを指定する場合は、0から65535の番号を使用してください。

負荷分散のためのユニバーサルプリントサーバー

この設定には、Citrixのほかの印刷ポリシー設定を評価した後、セッション起動時に確立されるプリンター接続の負荷分散に使用するユニバーサルプリントサーバーの一覧が表示されます。プリンターの作成時間を最適化するには、すべてのプリントサーバーに同じ共有プリンターを設定することをお勧めします。負荷分散のために追加できるプリントサーバーの数に上限はありません。

この設定により、プリントサーバーのフェールオーバー検出とプリンター接続復旧も実装できます。プリントサーバーは定期的に可用性を確認されます。サーバー障害が検出されると、そのサーバーは負荷分散スキーマから削除され、そのサーバーのプリンター接続は他の利用可能なプリントサーバーに再分配されます。障害が発生していたプリントサーバーが復旧すると、負荷分散スキーマに戻されます。

各サーバーがプリントサーバーであるかや、すべてのサーバーに同じ共有プリンターがインストールされていることを確認するには、[サーバーの検証] をクリックします。この操作にはしばらく時間がかかる可能性があります。

ユニバーサルプリントサーバーのサービス停止のしきい値

この設定では、ロードバランサーが、反応しないプリントサーバーの復旧を待機する時間を指定します。タイムアウト後、ロードバランサーはそのサーバーが永続的にオフラインであると判定し、そのロードを他の利用可能なプリントサーバーに再配信します。

デフォルトでは、このしきい値は180秒に設定されています。