vApp

vAppは、関連する複数の仮想マシンを単一の管理対象として論理的にグループ化したものです。vAppが起動されると、vAppに含まれる仮想マシンが、ユーザーが事前定義した順序で起動されます。この起動順序により、お互いに依存する仮想マシンを自動的に順序付けすることができます。システム全体の再起動が必要な場合に、管理者が依存関係を考慮しながら順番に仮想マシンを起動する必要はありません。たとえば、ソフトウェアのアップデート時などです。vAppに含まれる仮想マシンは同一ホスト上で動作する必要はなく、通常の規則に従ってリソースプール内で移行されます。vApp機能は、障害回復(DR)の状況で役立ちます。DRシナリオでは、管理者はすべての仮想マシンを同じストレージリポジトリにグループ化するか、同じSLA(Service Level Agreement:サービスレベルアグリーメント)に関連付けることができます。

vAppでVMをグループ化するには、以下の手順に従います。

  1. リソースペインでプールを選択して、[プール] メニューの [vAppの管理] を選択します。

  2. 新しいvAppの名前と、任意で説明を入力し、[次へ] をクリックします。

    vAppの内容を示す名前を指定すると便利です。では複数のvAppに同じ名前を使用することも可能ですが、重複しないわかりやすい名前を指定することをお勧めします。また、スペースを含む名前を引用符で囲む必要はありません。

  3. 新しいvAppに追加する仮想マシンを選択して、[次へ] をクリックします。

    [検索]オプションを使用して、名前に特定のテキスト文字列が含まれる仮想マシンだけを一覧に表示することもできます。

  4. vAppに追加した仮想マシンの起動シーケンスを指定して、[次へ] をクリックします。

    起動順序: vAppに追加した仮想マシンの起動順序を指定します。起動順序の値が0(ゼロ)の仮想マシンが最初に起動されます。次に値が1の仮想マシン、そして値が2の仮想マシンという順序で起動されます。

    次のVM起動までの間隔: 起動シーケンスの値でグループ化される仮想マシンの起動間隔を指定します。

  5. 最後のページで、vApp構成オプションを確認できます。[前へ] をクリックして前のページに戻って設定を変更するか、[完了] をクリックしてvAppを作成します。

注:

同一リソースプール内の異なるホスト上の仮想マシンをグループ化してvAppを作成することもできますが、異なるプールの仮想マシンでvAppを作成することはできません。

でのvAppの管理

[vAppの管理] 設定によって、vAppを作成、削除、変更できます。vAppを起動やシャットダウンしたり、選択したプールでvAppをインポートおよびエクスポートしたりできます。一覧でvAppを選択すると、そのvAppに含まれているすべての仮想マシンがダイアログボックスに表示されます。詳しくは、のオンラインヘルプを参照してください。