Citrix Ready Workspace Hub

Citrix Ready Workspace Hubは、デジタル環境と物理環境を組み合わせて、安全なスマートスペース内にアプリとデータを配信します。この完全なシステムは、モバイルアプリやセンサーなどのデバイス(またはモノ)に接続して、インテリジェントで応答性の高い環境を作ります。

Citrix Readyワークスペースハブは、Raspberry Pi 3プラットフォームに構築され、Citrix Cloudを通じて提供される堅牢なサービスとなります。Citrix Readyワークスペースハブのユーザーは、公開アプリや公開デスクトップを実行する際にCitrix Workspaceアプリを介してモバイルデバイスの認証を行えます。こうした公開アプリには、Citrix Virtual Apps and Desktops、Citrix Content Collaboration、Microsoft Outlookなどがあります。その後、モバイルデバイスはCitrix Readyワークスぺースハブに接続し、デスクトップまたはアプリをより大きなディスプレイにキャストします。

Citrix Readyワークスぺースハブを使用すると、ユーザーの生産性とコラボレーションを向上させる2つのユースケースを提供するCitrix Castingが可能になります。

  • セッションローミング - Citrixセッションは、モバイルデバイス(Androidデバイス)からWorkspace Hubにローミングされます。
  • 画面キャスティング - ユーザーは、AndroidまたはWindowsデバイスのリモートセッションからディスプレイを空いているハブにリダイレクトします。

Citrix Castingは、ビーコン検出またはQRコードスキャナーを使用して接続します。ビーコン検出では、複数のCitrix Readyワークスぺースハブが使用可能な場合、ユーザーは適切なハブを選択する必要があります。あるいは、QRコードスキャナーがセキュリティを提供し、間違ったディスプレイへの意図しないキャスティングを緩和します。

また、管理者はセカンダリディスプレイアダプター(SDA)を使用して、ディスプレイモニターが複数ある環境を設定できます。このようにすることで、どちらのユースケースを使用する場合でもエンドユーザーはデスクトップまたはアプリを拡張できます。

システム要件

ネットワーク

  • モバイルデバイスは、Workspace Hubと同じネットワーク上にある必要があります。
  • モバイルデバイスとWorkspace Hubの間でポート55555をブロックしないでください。
  • Citrix Castingを使用する場合は、ポート1494をブロックしないでください。
  • ポート55556は、モバイルデバイスとCitrix Readyワークスぺースハブの間のSSL接続のデフォルトポートです。Piの設定ページで別のSSLポートを構成できます。SSLポートがブロックされている場合、ユーザーはハブへのSSL接続を確立できません。

Citrix Virtual Desktops

Citrix Ready Workspace Hubは、Citrix XenDesktop 7.6以降でサポートされています。

  • セッションローミングの場合、Citrix ReadyワークスぺースハブがHDXサーバー(VDA)にアクセスできることを確認します。
  • セッションローミングと画面キャスティングを使用する場合、Citrix Studioの [圧縮にビデオコーデックを使用する] ポリシーが [画面全体] に設定されていることを確認してください。このように設定されていない場合、パフォーマンスの問題が発生する可能性があります。

ハードウェア

  • Citrix Readyワークスぺースハブ
  • モニター2台(デュアルモニター環境の場合のみ)
  • Citrix Workspaceアプリを実行するモバイルデバイス
  • HDMIケーブルと電源
  • マイクロUSB-USB Aケーブル(セカンダリディスプレイアダプター([SDA])を使用する場合)
  • オプションのハードウェア(USBキーボード、USBマウス、ヘッドホンなど)
  • Raspberry Pi Zeroを搭載したSDA

2018年9月時点では、以下のオペレーティングシステムおよびCitrix ReceiverまたはCitrix Workspaceアプリの各バージョンで実行されているデバイスがサポートされています:

  • Android:Citrix Receiver 3.13.5以降、 Android向けCitrix Workspaceアプリ1808以降
  • Mac:Mac向けCitrix Workspaceアプリ1808(プレビュー版。画面キャスティングのみ)
  • Windows:Windows向けCitrix Workspaceアプリ1809(画面キャスティングのみ)

HDX Ready Piのアップグレード

既存のHDX Ready PiデバイスをCitrix Readyワークスペースハブへアップグレードするには、以下の手順を参照してください:

内部の中央管理による初期セットアップ

Stratodesk管理コンソールを作成するには、StratodeskのWebサイトにアクセスしてアカウントを作成します。 https://www.stratodesk.com/kb/Main_Page

Citrix Endpoint Managementによる初期セットアップ

Citrix Endpoint ManagementをCitrix Readyワークスペースハブの管理ソリューションとして使用するには、中央管理URLを指すようにワークスペースハブを構成する必要があります。Citrix Endpoint Managementサーバーに関する記事の手順を実行してください。

以前にNoTouch管理コンソールでデバイスを指定していた場合は、デバイスを工場出荷時のデフォルト状態にリセットする必要のある場合があります。

中央管理を使用しない構成

  1. Citrix Ready Workspace Hubデバイスを起動します。
  2. [開始]>[構成] を選択します。デフォルトのパスワードは「admin」です。
  3. [接続]>[追加] を選択します。
  4. 新しい接続を編集し、接続モードの [Citrix/WorkspaceHub] を選択します。[保存] をクリックします。
  5. 画面上部の [Workspace Hub] ボタンをクリックします。
  6. Workspace Hub Launcherの目的のURLを入力します(URLにhttp://またはhttps://を追加します)。通常、StoreFrontまたはCitrix GatewayのURLを指定しますが、起動時に表示する任意のURLを指定することもできます。
  7. [保存] をクリックします。
  8. Citrix Ready Workspace Hubを再起動します。

Citrix Virtual Apps and Desktopsの構成

Citrix Readyワークスペースハブで最高のエクスペリエンス得るため、Citrix Virtual Apps and Desktopsの構成をいくつか変更します。

Skype for Business

Skype for Businessを使用するには、VDAにHDX RealTime Optimization Packバージョン2.4以降をインストールします。Optimization Packが使用されている場合は、[ハードウェアレンダリングを使用する][オフ] に設定します(詳しくは、下記「パフォーマンスポリシー」セクションを参照してください)。

現在、バージョン2.4ではデュアルディスプレイはサポートされていません。

パフォーマンスポリシー

Citrix Readyワークスペースハブ(およびSDA)で最高のエクスペリエンスを得るには、全画面モードのH.264エンコードを有効にします。これを行うには、ポリシーを作成し、全画面モードのH.264圧縮用ビデオコーデックを有効にします。

パフォーマンスポリシーの設定の画像

圧縮の画像

SDAが正常に機能するように全画面モードでH.264圧縮が有効になっていることを確認するには、次のいずれかの手順を参照してください。

  • Deliver ControllerでCitrixポリシーを確認します。
  • VDAセッションで、HDX Monitor 3.xを使用します。Knowledge Centerの記事CTX135817を参照してください。
  • VDAセッションで、端末に次の行を入力します: wmic /namespace:\\root\citrix\hdx path citrix_virtualchannel_thinwire get /value

これにより、グラフィックモードが全画面H.264モードに合わせて正しく設定されていることを確認できます:

  1. Component_VideoCodecUse = FullScreen
  2. Component_Encoder = DeepCompressionV2Encoder
  3. IsActive = Active

グラフィックモードが選択的な画面のH.264用に構成されている場合は、以下の点を確認します:

  1. Component_VideoCodecUse = 領域をアクティブに変更
  2. Component_Encoder = CompatibilityEncoder
  3. IsActive = Active

デュアルモニターのセットアップ

デュアルモニターをサポートするには、セカンダリディスプレイアダプター(SDA)が必要です。SDAは、ViewSonicまたはNComputingから購入できます。詳しくは、https://www.stratodesk.com/kb/Multimonitorを参照してください。

機器のセットアップ

SDAには2つのマイクロUSBポートがあります。1つはラベルに「電源」と書かれており、もう1つは「USB」と書かれています。標準のRaspberry Pi USB電源アダプターを電源ポートに接続し、標準のマイクロUSB-USBケーブルを使用してSDAのUSBポートとCitrix Readyワークスペースハブを接続します。

ソフトウェアのセットアップ

前述の「Citrix Virtual Apps and Desktopsの構成」セクションを参照してください。パフォーマンスポリシーに従って、両方の画面でH.264レンダリングを設定します。

セッションをCitrix Readyワークスぺースハブにローミングすると、デュアルモニターを自動的に起動できます。レイアウトとアラインメントの構成を変更するには、Stratodesk管理コンソールから、構成パスの [接続]>[Workspace Hub]>[Citrix Workspaceアプリ]>[セカンダリディスプレイアダプター] の順に進みます。

SDAの画像

Citrix WorkspaceアプリのCitrix Readyワークスペースハブ

Citrix Workspaceアプリでは、Citrix Readyワークスペースハブはデフォルトで無効になっています。

Androidデバイスでワークスペースハブを使用する方法については、「構成」の「Citrix Readyワークスペースハブ」セクションを参照してください。

Windowsデバイスでワークスペースハブを使用する方法については、Citrix Readyワークスペースハブの構成に関する記事を参照してください。

Citrix Readyワークスペースハブの1809リリースでは、プレビューリリースとしてMac向けの画面キャスト機能が導入されています。このプレビューを利用するには、https://podio.com/webforms/20584651/1410453までお問い合わせください。

近接認証によるセッションローミング

近接認証を使用すると、ユーザーはモバイルデバイスに触れることなく認証を行い、HDXセッションを自動的に開始できます。近接認証では、Bluetooth技術を利用してモバイルデバイスを検出しています。

構成が完了してCitrix Workspaceアプリが起動した後にAndroidデバイスがハブの近接認証範囲に入ると、セッションはCitrix Readyワークスペースハブへローミングされます。

複数のハブが範囲内にある場合、セッションをローミングするハブを選択するよう以下のダイアログが開きます。

[Hubを選択]の画像

範囲内にCitrix Readyワークスペースハブが複数あり、Citrix Workspaceアプリがバックグラウンドで実行されている場合、モバイルデバイスに通知が表示されます。

その通知をクリックします。

複数のハブの画像

近接認証でセッションを終了するには4つの方法があります:

  • モバイルデバイスを範囲1と2から移動する。
  • 2本の指でCitrix Workspaceアプリのメインインターフェイスを下にスワイプする。
  • Citrix Workspaceアプリを終了する。
  • Citrix Readyワークスぺースハブ上のWindowsセッションを終了する。

QRコード認証によるセッションローミング

ハブの画面に表示されるQRコードをスキャンすることで、セッションをローミングできます。

AndroidデバイスでQRコードによるセッションローミングを使用するには、次の手順を実行します:

  1. モバイルデバイス上でセッションを開始します。
  2. Citrix Workspaceアプリのツールバーの [QRコードをスキャン] ボタンをクリックして、Citrix ReadyワークスペースハブのQRコードをスキャンします。
  3. セッションは、Citrix Readyワークスぺースハブへのローミングを開始します。

QRボタンの画像

以下のいずれかの方法でセッションを閉じます:

  • 2本の指でCitrix Workspaceアプリのメインインターフェイスを下にスワイプする。
  • Citrix Workspaceアプリを終了する。
  • Citrix Readyワークスぺースハブ上のWindowsセッションを終了する。

QRコード認証による画面キャスティング

HDXセッションをハブにキャストするには、まずデバイスでHDXセッションを開始してから、ハブに表示されるQRコードをスキャンする必要があります。セッションをハブにキャストすると、モバイルデバイス上のキーボードとマウスを使用して、ハブ上のセッションを制御できるようになります。

AndroidデバイスでQRコード認証を使用した画面キャスティングを有効にするには、Citrix Readyワークスペースハブの設定ページで構成を変更する必要があります。

  1. [システム構成] を開きます。

    システム構成の画像

  2. 「Citrix Ready Workspace Hub」という名前の接続を編集します。

    Workspace Hubの編集の画像

  3. [接続]>[Citrix Ready Workspace Hub] で、[作業モード][キャスティング] に変更します。

    ローミングの画像

セッションをCitrix Readyワークスペースハブに画面キャスティングすると、モバイルデバイス上のCitrix Workspaceアプリは、ハブ上のセッションを制御するソフトキーボードとマウスとして機能します。 ソフトコントロールの画像

セッションを閉じるには:

  • 2本の指でCitrix Workspaceアプリのメインインターフェイスを下にスワイプし、モバイルデバイスにセッションを戻します。
  • Citrix Workspaceアプリのセッションを終了します。
  • Windowsセッションを終了し、Citrix Readyワークスペースハブを終了して、モバイルデバイスとハブの両方でセッションを閉じます。ハブのセッションが終了するまで約20秒かかる場合があります(「既知の制限」を参照)。

長時間実行中のセッション

長時間実行中のセッションでは、画面をロックした状態でAndroidデバイスを停止できます。セッションが中断しないようにするには、以下のヒントを参考にしてください。

  • バッテリーの最適化がセッションを妨げる可能性があります。バッテリーの最適化の影響を避けるには、Citrix WorkspaceアプリをAndroidのバッテリー最適化の無視リストに追加します:
    • Google Pixelでは、[設定] > [バッテリー] > [バッテリーの最適化] > [すべてのアプリ] > [Citrix Receiver] > [最適化しない] に進みます。
    • ほとんどのSamsungデバイスでは、[設定] > [バッテリー] > [バッテリー使用量] > [バッテリー使用量の最適化] > [すべてのアプリ] > [Citrix Receiver] > [最適化しない] に進みます。
    • サードパーティのバッテリー最適化アプリケーションを使用している場合は、Linux向けCitrix Workspaceアプリをその最適化リストから削除します。
  • Citrix Readyワークスペースハブセッションの開始後、画面をロックして長時間デバイスを停止するには、画面をロックする前に、Citrix Workspaceアプリのメインインターフェイスをフォアグラウンドにすることをお勧めします。こうすることで、モバイルデバイスのオペレーティングシステムによりCitrix Workspaceアプリのセッションが終了されることを防げます。

標準ログ

この機能を使用すると、Citrix Readyワークスペースハブ内で実行されたプロセス実行を記録し、モジュールごとにデバッグレベルを動的に変更することができます。

構成

ハブパッケージにctxlogdデーモンおよびsetlogユーティリティが含まれています。デフォルトでは、ハブを起動するとctxlogdデーモンが開始されます。

ctxlogdデーモン

トレース対象となる他のサービスはすべて、ctxlogdデーモンに依存しています。ctxlogdに関連するプロセスを終了してハブのトレースを中止する場合は、ctxlogdデーモンを停止することができます。ログファイルwsh.logは、/opt/Citrix/ WorkspaceHub/Logsに配置されます。

setlogユーティリティ

/opt/Citrix/WorkspaceHub/lib/wshlogにあるsetlogユーティリティを使用すると、モジュールごとのデバッグレベルを動的に変更できます。このユーティリティの実行権限があるのは、ルートユーザーのみです。コマンドの先頭に「sudo」を付けることで、piユーザーを使用してコマンドを実行できます。

例:

  1. すべてのモジュールの現在のログレベルを確認するには:

    sudo /opt/Citrix/WorkspaceHub/lib/wshlog/setlog levels

  2. controlServiceモジュールのログレベルを冗長に設定するには:

    sudo /opt/Citrix/WorkspaceHub/lib/wshlog/setlog level WSH_CONTROLSERVICE verbose

より詳しい使用方法については、「sudo /opt/Citrix/WorkspaceHub/lib/wshlog/ setlog –help」を実行すると表示されるヘルプマニュアルを参照してください。

Citrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム

Citrixのカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)に参加すると、匿名の統計および使用状況情報が、Citrix製品の品質およびパフォーマンスを向上させる目的で送信されます。

Citrix Readyワークスペースハブでは、データの分析を目的として、「Googleのサービスを使用するサイトやアプリから収集した情報のGoogle による使用」で説明されているGoogle Analyticsを使用しています。Google Analyticsへのデータの送信を禁止する場合は、CEIPをオフにしてください。

CEIPのスイッチ

デフォルトでは、CEIPへの参加が自動で行われます。Stratodesk UIを使用して、CEIPをオフにすることができます。

Workspace Hubで収集されるCEIPデータ

次の表に、収集される匿名情報の一覧を示します。データでは、お客様を特定するすべての詳細は含まれません。

データポイント キー名 説明
OSのリリース os_release PI OSのリリース情報(4.9.35-v7など)
OSのバージョン os_version PI OSのバージョン情報(2017-07-05-raspbian-Jessieなど)
Workspace Hubのバージョン wsh_version Workspace Hubのバージョン情報(1.0.72など)
SSL機能の有効化設定 ssl_mode SSL機能が有効になっているかどうかを示します(1:有効、0:無効)。
デュアルモニターの使用状況 monitor_mode デュアルモニターが使用されているかどうかを示します(1:デュアルモニター、0:単一のモニタ)。
モニターの解像度 monitor_resolution_p3 p3と接続されているモニター画面の解像度
モニターの解像度 monitor_resolution_p0 p0と接続されているモニター画面の解像度
セッション継続時間(セッションローミング時のみ) session_time セッションの継続時間

セキュリティ接続

モバイルデバイスとCitrix Ready Workspace Hub間のSSL/TLS接続はサポートされていますが、デフォルトでは無効になっています。ハブの設定ページで有効にすることができます。SSL/TLSポートは構成できます。SSL/TLSを有効にする場合は、SSL/TLS証明書が読み込まれ、そのパスがハブ上で正しく構成されていることを確認してください。ユーザーがハブの使用を開始する前に、自己署名証明書をAndroidデバイスにインストールする必要があります。

SSL/TLSを構成するには:

  1. 証明書と秘密鍵をCitrix Readyワークスペースハブに追加する方法については、以下を参照してください: https://www.stratodesk.com/kb/Certificates#Method_2:_Distribute_certificates_automatically
  2. [SSLを必須にする] チェックボックスを [オン] に変更し、証明書ファイル(cert.pem)と秘密キーファイル(key.pem)の名前を更新して [保存] をクリックします。どちらのオプションも、[接続]>[Workspace Hub]>[Workspace Hub] の下にあります。

SSLの画像

ショートカット

  • Control+Alt+Sキーを押すと、関連するトラブルシューティング情報が表示されます。
  • Control+Alt+Cキーを押すと、構成メニューが表示されます。
  • Citrix Castingでは、電話の画面を2本の指で下にスワイプすると、セッションの状態やWorkspace Hubへのキャスト方法に関係なく、セッションが切断されます。

既知の制限事項

  • Web Interfaceストアはセッションローミングをサポートしていません。そのため、[Webインターフェイスとしてアカウントタイプを追加] チェックボックスをオンにしないでください。
  • 画面キャスティング中に、Windowsで [サインアウト] または [切断] をクリックしてCitrix Readyワークスペースハブ上のWindowsセッションを終了すると、ハブ上でセッションが終了するまでに約20秒かかる場合があります。
  • デュアルモニターではセッションローミングがサポートされます。セッションのキャスティングはサポートされません。
  • HDX RealTime Optimization Packを使用するには、[ハードウェアレンダリングを使用する][オフ] に設定する必要があります。この機能は、プライマリ画面でのみ動作します。セカンダリ画面のウィンドウは灰色になります。
  • ワイヤレスマウスデバイス - ワイヤレスマウスでドラッグ操作を行うと、遅延が発生することがあります。このエラーが発生した場合は、Citrix Workspace Hubの掲示板で報告してください。報告の際には、マウスの製造元とモデルを記載してください。
  • Citrix Castingは、モバイルデバイスがWorkspace Hubと同じネットワークに接続されている場合にのみ機能します。
  • 5Gワイヤレス - Workspace Hubは、5Gワイヤレスを現在サポートしていないRaspberry Pi3プラットフォーム上に構築されています。ただし、USB Wi-Fiドングルを使用して5Gをサポートすることはできます(非推奨)。
  • ルートCA証明書は、SHA256で署名する必要があります。Linux向けCitrix Workspaceアプリでは、SHA1署名証明書は受け入れられません。 https://support.citrix.com/article/CTX200114
  • Enlightened Data Transport(EDT)プロトコルは、Citrix Readyワークスペースハブではサポートされていません。

トラブルシューティング

画面キャスティングの失敗

Citrix Readyワークスペースハブの画面キャスティングは、全画面H.264グラフィックモードおよび選択的H.264グラフィックモードの両方をサポートしています。ただし、パフォーマンスの最適化のため、全画面H.264を使用することをお勧めします。画面キャスティングに失敗した場合は、グラフィックモードが正しく構成されているかどうかを確認してください。

「互換性のないサーバー」メッセージ

Android向けCitrix Workspaceアプリでは、画面キャスティングに失敗すると次のメッセージが表示されます:

互換性のないサーバーの画像

このエラーは、VDAでグラフィックモードが選択的H.264に構成されている場合に発生します。全画面H.264モードの方が、画面キャスティングのパフォーマンスは良好です。[システム構成]>[接続]>[Workspace Hub] でグラフィックモードを全画面に構成しなおすか、VDAをバージョン7.19以降にアップグレードしてください。

SSL関連の問題

SSLは、Citrix Readyワークスペースハブではデフォルトで無効になっています。SSL/TLSを有効にする場合は、SSL証明書が読み込まれ、そのパスがハブ上で正しく構成されていることを確認してください。SSL構成の問題により、エラーメッセージが表示されずにキャスティングセッションが失敗する場合があります。

ユーザーの問題 提案
WorkspaceHubControlServiceプロセスが正しく開始されません。 端末で次のコマンドを入力します:ps -ef|grep ControlService プロセスが見つからない場合は、IT部門に問い合わせてポート55555と55556がネットワーク内でブロックされていないことを確認してください。
ハブに証明書がインストールされていないのにSSLが有効になっているか、またはSSLで間違った証明書パスが構成されています。 証明書とキーファイルがCitrix Readyワークスペースハブにインストールされていることを確認します。それには、/opt/Citrix/WorkspaceHub/keystore/certsに移動し、証明書がインストールされていることを確認します。Stratodeskイメージを使用している場合は、このパスをたどって、[システム構成]>[接続]>[Citrix Workspace Hub]>[Workspace Hub] で[ssl_enabled]構成項目を見つけます。Citrixイメージを使用している場合は、/opt/Citrix/WorkspaceHub/config/にある ssl.config ファイルを確認します。
Citrix ReadyワークスペースハブでSSLが有効になっていますが、証明書がAndroidクライアントにインストールされていません。 Androidクライアントにキーファイルをインストールします。
DisplayConnectorプロセスがすでに実行されています。 以前のDisplayConnectorプロセスインスタンスが正しく終了されていません。プロセスを終了して、再度キャスティングを試してください。

セッションローミングの失敗

この問題は、新しいCitrix Ready Workspace Hubを設定した後に発生する場合があります。Workspace Hubの構成がVDAセッションに準拠していない場合、セッションローミングが失敗する場合があります。

この問題を解決するには、次の手順に従います。

  1. ハブのインストールされているLinux向けCitrix Workspaceアプリを使用して、VDAセッションを開始します。
  2. SSLが正しく構成されていることを確認します。

解決された問題

バージョン1809では、次の問題が修正されています:

  1. あまりすばやく範囲外に出ると、セッションが正しく切断されないことがあります。

    [WH-602]

  2. 管理者がSSLキーおよび証明書の絶対パスを設定できません。

    [WH-745]

  3. Citrix Readyワークスペースハブが断続的に切断されることがあります。

    [WH-770]

  4. Citrix Readyワークスペースハブでセッションがアイドル状態またはロック状態になると、キーボードへの接続が切断される場合があります。

    [WH-790]

  5. 選択的H.264グラフィックモードでプライマリ画面からセカンダリ画面にビデオを移動すると、ハブの画面が反応しなくなることがあります。

    [WH-835]

  6. StratoDesk OSでスクリーンキャストを行うと、Bluetooth MACアドレスがいつも同じものになります。

    [WH-1060]

  7. 選択的H.264グラフィックモードでセッションローミングを行うと、QRコードが画面上に表示され続けます。

    [WH-1071]

  8. QRコードを生成できないことがあります。

    [WH-1106]

既知の問題

  1. Microsoft Windows 10セッションのデスクトップで、不要な黒線が表示されます。

    [WH-860]

  2. Hublauncherが突然クラッシュし、ハブへのログオンページが表示されることがあります。 [WH-1371]

  3. Windowsデバイスで画面キャスティングの拡張モードを終了すると、マウスが画面の中央まで急速に移動することがあります。

    [WH-1402]

  4. Xiaomi Miパッドでセッションキャスティングを行っている際に、DisplayConnectorマウススレッドが突然終了しました。

    [WH-1419]

サポート情報

Citrix Readyワークスペースハブデバイスのサポートについては、そのデバイスの購入元である認定ベンダーから提供されています。認定ベンダーは、NComputingStratodeskViewSonicです。