Linux Virtual Delivery Agent

Citrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)の構成

CEIPに参加すると、匿名の統計および使用状況情報が、Citrix製品の品質およびパフォーマンスを向上させる目的で送信されます。この匿名データのコピーは、より迅速かつ効率的に分析するためにGoogle Analytics(GA)にも送信されます。

レジストリ設定

デフォルトでは、ユーザーはLinux VDAのインストール時にCEIPに自動で参加します。Linux VDAのインストールからおよそ7日後に、初回データアップロードが行われます。このデフォルト設定はレジストリで変更できます。

  • CEIPSwitch

CEIPを有効または無効にするレジストリ設定(デフォルトは0):

場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\CEIP

名前:CEIPSwitch

値のデータ: 1 = 無効、0 = 有効

未指定の場合、CEIPは有効です。

クライアント上で次のコマンドを実行してCEIPを無効にできます:

/opt/Citrix/VDA/bin/ctxreg update -k "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\CEIP" -v "CEIPSwitch" -d "1"
<!--NeedCopy-->
  • GASwitch

GAを有効または無効にするレジストリ設定(デフォルトは1):

場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\CEIP

名前:GASwitch

値のデータ: 1 = 無効、0 = 有効

未指定の場合、GAは無効です。

クライアント上で次のコマンドを実行してGAを有効にできます:

/opt/Citrix/VDA/bin/ctxreg update -k "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\CEIP" -v "GASwitch" -d "0"
<!--NeedCopy-->
  • DataPersistPath

データ永続パス(デフォルトは/var/xdl/ceip)を制御するレジストリ設定:

場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\CEIP

名前: DataPersistPath

値のデータ: 文字列

次のコマンドを実行してこのパスを設定できます:

/opt/Citrix/VDA/bin/ctxreg update -k "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\CEIP" -v "DataPersistPath" -d "your_path"
<!--NeedCopy-->

構成したパスが存在しないかアクセスできない場合、データはデフォルトパスに保存されます。

Linux VDAから収集されたCEIPデータ

次の表では、収集される匿名の情報の種類の例を紹介します。データでは、お客様を特定するすべての詳細は含まれません。

データポイント キー名 説明
マシンのグローバル一意識別子 machine_guid データの発生元のマシンを識別
ADソリューション ad_solution マシンのドメイン参加方式を示すテキスト文字列
Linuxカーネルのバージョン kernel_version マシンのカーネルバージョンを示すテキスト文字列
LVDAバージョン vda_version インストールされているLinux VDAのバージョンを示すテキスト文字列。
LVDAの更新または新規のインストール update_or_fresh_install 現在のLinux VDAパッケージが新規インストールであるのか更新であるのかを示すテキスト文字列
LVDAのインストール方法 install_method 現在のLinux VDAパッケージがMCS、PVS、簡単インストール、または手動インストールのいずれかでインストールされたかを示すテキスト文字列
HDX 3D Proが有効かどうか hdx_3d_pro マシンでHDX 3D Proが有効かどうかを示すテキスト文字列
VDIモードが有効化かどうか vdi_mode VDIモードが有効かどうかを示すテキスト文字列
システムのロケール system_locale このマシンのロケールを示すテキスト文字列
LVDAキーサービスの前回再起動時間 ctxhdx ctxvda dd-hh:mm:ss形式(例:10-17:22:19)によるctxhdxおよびctxvdaサービスの前回再起動時間
GPUの種類 gpu_type マシンのGPUの種類
CPUコア cpu_cores マシンのCPUコア数を示す整数
CPU周波数 cpu_frequency CPUの周波数(MHz)を示す浮動小数点数
物理メモリサイズ memory_size 物理メモリのサイズ(KB)を示す整数
起動されたセッション数 session_launch このデータポイントを収集した時点でマシン上にあった起動された(ログオン済みまたは接続済み)セッションの数を示す整数
Linux OSの名前およびバージョン os_name_version マシンのLinux OSの名前とバージョンを示すテキスト文字列
セッションキー session_key データの発生元のセッションを識別
リソースの種類 resource_type 起動されたセッションのリソースの種類を示すテキスト文字列: デスクトップまたは<appname>
アクティブセッション時間 active_session_time セッションのアクティブ時間の保存に使用。セッションは切断や再接続がありえるため、単一のセッションのアクティブ時間が複数になることがあります
セッション継続時間 session_duration_time ログオンからログオフまでのセッションの継続時間の保存に使用
Receiverクライアントの種類 receiver_type セッションの起動に使用されたCitrix Workspaceアプリの種類を示す整数
Receiverクライアントのバージョン receiver_version セッションの起動に使用されたCitrix Workspaceアプリのバージョンを示すテキスト文字列
印刷回数 printing_count セッションで印刷機能を使用した回数を示す整数
USBリダイレクト回数 usb_redirecting_count セッションでUSBデバイスを使用した回数を示す整数
Gfxプロバイダーの種類 gfx_provider_type セッションのグラフィックプロバイダーの種類を示すテキスト文字列
シャドウの回数 shadow_count セッションがシャドウされた回数を示す整数
ユーザーが選択した言語 ctxism_select ユーザーが選択したすべての言語を含む、合成された長い文字列
スマートカードリダイレクトカウント scard_redirecting_count スマートカードリダイレクトがセッションログオンおよびセッション中アプリのユーザー認証に使用される回数を示す整数
Citrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)の構成