StoreFront

Citrix Gatewayを介したストアへのリモートアクセスの管理

公共のネットワークから接続するユーザーに対してCitrix Gatewayを介したストアへのアクセスを構成するには、[リモートアクセス設定]タスクを使用します。認証不要なストアでは、Citrix Gatewayを介したリモートアクセスは許可されません。

重要:

複数サーバーによる展開環境では、複数のサーバー上で同時にサーバーグループの構成を変更しないでください。展開内のほかのサーバー上でCitrix StoreFront管理コンソールを同時に実行していないことを確認してください。変更が完了したら、 構成の変更をサーバーグループに反映させて、展開内のほかのサーバーを更新します。

  1. Citrix StoreFront管理コンソールの右ペインで[ストア]ノードを選択して、結果ペインでストアを選択します。[操作]ペインで [リモートアクセス設定の構成] をクリックします。

    [リモートアクセス設定の構成]画面のスクリーンショット

  2. [リモートアクセス設定の構成]ダイアログボックスでは、公共のネットワーク上のユーザーにCitrix Gatewayを介したアクセスを提供するかどうか、およびその方法を指定します。

    • 公共のネットワーク上でユーザーがストアを使用できないようにするには、[リモートアクセスの有効化] チェックボックスをオフにします。これにより、内部ネットワークのローカルユーザーのみがストアにアクセスできるようになります。
    • リモートアクセスを有効化するには、[リモートアクセスの有効化] をオンにします。
      • Citrix Gateway経由でアクセスするユーザーにストアのリソースのみを提供するには、[VPNトンネルなし] を選択します。ユーザーはICAProxyまたはクライアントレスVPN(cVPN)を使用してCitrix Gatewayにログオンするため、Citrix Gateway Plug-inを使用して完全VPNを確立する必要はありません。
      • Secure Sockets Layer(SSL)仮想プライベートネットワーク(VPN)トンネルを介して内部ネットワーク上のストアおよびそのほかのリソースへのアクセスを提供するには、[完全VPNトンネル] を選択します。この場合、ユーザーはVPNトンネルを確立するためにCitrix Gateway Plug-inを使用する必要があります。

      ストアへのリモートアクセスを有効にすると、認証方法として [Citrix Gatewayからのパススルー] が自動的に有効になります。ユーザーはCitrix Gatewayにログオンするときに認証されるため、ストアにアクセスするときは自動的にログオンできます。

  3. リモートアクセスを有効にした場合は、ユーザーがストアにアクセスするときに使用する展開環境を [Citrix Gatewayアプライアンス] 一覧から選択します。この一覧には、このストアやほかのストアの作成時に追加したゲートウェイ環境が表示されます。一覧にゲートウェイ環境を追加する場合は、[追加] をクリックし、「Citrix Gatewayの構成」の手順に従います。

  4. 一覧で複数のエントリを選択して複数のアプライアンスを介したアクセスを有効にする場合は、Citrix Workspaceアプリからストアへのアクセスに使用される [デフォルトアプライアンス] を指定します。

  5. [OK] をクリックして構成を保存し、[リモートアクセスの構成]ダイアログボックスを閉じます。

Citrix Workspaceアプリは、ユーザーがローカルネットワークと公共のネットワークのどちらに接続しているのかをビーコンポイントを使用して識別し、適切なアクセス方法を選択します。 ビーコンポイントの変更について詳しくは、「ビーコンポイントの構成」を参照してください。

デフォルトでは、StoreFrontはユーザーがストアへの接続で経由しているGatewayを使用してリソースを起動します。StoreFrontがリソースを起動するために代替Gatewayを使用するかGatewayを使用しないように構成する場合は、「最適なHDXルーティング」を参照してください。

Citrix Gatewayを介したストアへのリモートアクセスの管理

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