導入

セットアップ

iOS向けCitrix WorkspaceアプリはCitrix Virtual Apps環境向けのWeb Interfaceの構成をサポートします。Web Interfaceでは、XenApp ServicesサイトとCitrix Virtual Apps and Desktopsサイトの2種類のサイトを作成できます。これらのWeb Interfaceサイトにより、クライアントデバイスがサーバーファームに接続できるようになります。iOS向けCitrix WorkspaceアプリとWeb Interfaceサイト間での認証は、Citrix Secure Web Gatewayなど、さまざまな方法で実装できます。

また、StoreFrontがiOS向けCitrix Workspaceアプリへの認証およびリソース配信を提供するように構成して、デスクトップ、アプリケーション、およびそのほかのリソースをユーザーに配信する一拠点のエンタープライズリソースストアを作成することもできます。

接続の構成については、http://community.citrix.comを参照してください。ビデオ、ブログ、サポートフォーラムなどを利用できます。

Citrix Virtual Apps and Desktopsの展開環境で公開されているアプリケーションにユーザーがアクセスできるようにするには、以下のコンポーネントを構成する必要があります。

  • アプリケーションを公開するときは、StoreFrontのストアを経由してアプリケーションにアクセスするユーザーのエクスペリエンスを向上させるために、次のオプションについて検討します。

    • 公開アプリケーションを簡単に識別できるように、わかりやすい説明を入力します。この説明は、ユーザーのiOS向けCitrix Workspaceアプリに表示されます。
    • 管理者は、iOS向けCitrix Workspaceアプリの[おすすめ]の一覧にアプリケーションを表示して、モバイルデバイスユーザー用の公開アプリケーションを強調できます。iOS向けCitrix Workspaceアプリの[おすすめ]の一覧にアプリケーションを追加するには、サーバー上でその公開アプリケーションのプロパティを編集し、[説明]ボックスに文字列「KEYWORDS:Featured」を追加します。
    • アプリケーションの表示サイズをモバイルデバイスの画面サイズに合わせる機能を有効にするには、サーバー上でその公開アプリケーションのプロパティを編集し、[説明]ボックスに文字列「KEYWORDS:mobile」を追加します。このキーワードの追加により、そのアプリケーションでの自動スクロール機能も有効になります。
    • アプリケーションがストアのユーザー全員に自動的にサブスクライブされるようにするには、Citrix Virtual Appsでそのアプリケーションを公開する時に、説明にKEYWORDS:Autoという文字列を追加します。ユーザーがストアにログオンすると、そのアプリケーションを手動でサブスクライブしなくても自動的にプロビジョニングされます。
  • Citrix Virtual Apps and Desktops展開環境のWeb Interfaceで、WebサイトまたはCitrix Virtual Apps and Desktopsサイトを作成します。サイト名およびその作成方法は、インストールしているWeb Interfaceのバージョンにより異なります。サイトの作成方法について詳しくは、使用するバージョンのWeb Interfaceのドキュメントで「サイトの作成」に関するトピックを参照してください。

手動セットアップ

通常、iOS向けCitrix WorkspaceアプリでCitrix Gatewayに接続すると、認証の後でXenApp ServicesサイトまたはCitrix Virtual Apps Webサイトが検出されます。サイトが検出されない場合、iOS向けCitrix Workspaceアプリはエラーを表示します。この問題を避けるには、iOS向けCitrix Workspaceアプリが正しくCitrix Gatewayに接続されるように、手作業でアカウントを構成します。

  1. 画面右上の[アカウント]アイコンをタップして、[アカウント]画面のプラス記号(+)をタップします。[新規アカウント]画面が開きます。
  2. 画面左下の[オプション]の左側のアイコンをタップして、[手動セットアップ]をタップします。画面に追加のフィールドが表示されます。
  3. [アドレス]フィールドに、接続先のサイトまたはCitrix GatewayのURL(agee.mycompany.comなど)を入力します。
  4. 次のいずれかの接続オプションを選択します。選択するオプションにより、異なるフィールドが表示されます。
    • Web Interface - iOS向けCitrix WorkspaceアプリでCitrix Virtual Apps Webサイトを表示する場合は、このオプションを選択します。Webブラウザーでの表示に似ており、「Webビュー」とも呼ばれます。
    • XenApp Services - Citrix Gateway経由の認証が構成されていない特定のXenApp Servicesサイトを指定する場合は、このオプションを選択します。追加されるフィールドに、ログオン用の資格情報を入力します。
      • <StoreFront FQDN>:複数のストアがある場合は一覧が表示され、追加するストアをユーザーが選択できます。
      • <StoreFront FQDN>/citrix/<Store Name>:<Store Name>に指定するStoreFrontのストアが追加されます。ここで、Store Nameはストア名です。
      • <StoreFront FQDN>/citrix/PnAgent/config.xml:従来の既定のPNAgentストアが追加されます。
      • <StoreFront FQDN>/citrix/<Store Name>/PnAgent/config.xml:<Store Name>に関連付けられている従来のPNAgentストアが追加されます。ここで、Store Nameはストア名です。
    • Citrix Gateway - 特定のCitrix Gateway経由でXenApp Servicesサイトに接続する場合は、このオプションを選択します。追加されるオプションでサーバーのエディションを選択し、ログオン用の資格情報、セキュリティトークンを使用するかどうかなどを指定します。
  5. [証明書の警告を無視]で、無効、自己署名、または期限切れの証明書を無視してサーバーに接続するかどうかを指定します。デフォルトでは、[オフ]になっています。 重要:このオプションをオンにする場合は、常に接続先のサーバーが正しいかどうかを確認してください。ユーザーのデバイスを不正な攻撃から守るため、すべてのサーバー上に有効な証明書をインストールしておくことを強くお勧めします。証明機関から入手したSSL証明書を使用すると、サーバーのセキュリティが向上します。自己署名入りの証明書を使用したり、証明書を使用しなかったりすることは推奨されません。
  6. [保存] をタップします。
  7. ユーザー名およびパスワード(2要素認証を選択した場合はトークン)を入力し、[ログオン]をタップします。iOS向けCitrix Workspaceアプリの画面が開き、デスクトップにアクセスしたり、アプリを追加および実行したりできます。

StoreFront

重要:

  • StoreFrontを使用すると、iOS向けCitrix WorkspaceアプリはCitrix Access Gateway Enterprise Edition 9.3以降およびCitrix Gateway 12以前をサポートします。
  • iOS向けCitrix Workspaceアプリでは、Web InterfaceのXenApp Servicesサイトがサポートされます。
  • iOS向けCitrix Workspaceアプリは、WebブラウザーがWorkspace for Webと連携している限り、セッションの開始をサポートします。セッションが開始しない場合、iOS向けCitrix Workspaceアプリを介して直接アカウントを構成します。ユーザーはCitrix Workspaceのブラウザーを開く機能を使って手動でICAファイルを開く必要があります。この展開方法での制限事項については、StoreFrontのドキュメントを参照してください。

StoreFrontで作成するストアは、iOS向けCitrix Workspaceアプリのリソース配信インフラストラクチャと認証を提供するサービスにより構成されます。このストアにより、Citrix Virtual Apps and DesktopsサイトおよびCitrix Virtual Appsファームからデスクトップとアプリケーションが列挙および集約され、これらのリソースをユーザーが使用できるようになります。

  1. StoreFrontをインストールして構成します。詳しくは、StoreFrontの製品ドキュメントを参照してください。iOS向けCitrix Workspaceアプリダウンロードサイトを独自に作成する管理者用に、テンプレートが提供されています。
  2. Citrix Virtual Apps and Desktopsのアプリケーションと同様の手順で、StoreFront用にストアを構成します。ユーザーのモバイルデバイス側で特別な構成を行う必要はありません。詳しくは、製品ドキュメントの「StoreFront」のセクションで、「ユーザーアクセスオプション」を参照してください。以下のいずれかの方法を使用します:
    • プロビジョニングファイル。管理者は、ストアに接続するための詳細が定義されたプロビジョニングファイル(CRファイル)をユーザーに提供します。デバイスにインストールした後で、提供されたCRファイルをユーザーが開くとiOS向けCitrix Workspaceアプリが自動的に構成されます。Web向けWorkspaceのサイトは、デフォルトではそのサイトの単一ストア用のプロビジョニングファイルがユーザーに提供されます。または、管理者がCitrix StoreFront管理コンソールで単一または複数のストア用のプロビジョニングファイルを生成して、それらをユーザーにメールなどで配布することもできます。
    • 手動構成。デスクトップやアプリケーションにアクセスするには、Citrix GatewayまたはストアURLが必要であることをユーザーに直接知らせることができます。Citrix Gatewayを経由する接続の場合、ユーザーは製品のエディションと必要な認証方法についても把握する必要があります。インストール後、iOS向けCitrix Workspaceアプリにこれらの詳細を入力し、接続が検証され成功すると、ログオンを求められます。
    • 自動構成。ようこそ画面で [アカウントの追加] をタップして、アドレスフィールドにStoreFrontサーバーのURLを入力します。追加中、アカウントは自動的に構成されます。

Citrix Gatewayを構成するには

外部から接続するユーザー(遠隔地からインターネット経由で接続するユーザーなど)にアクセスを提供するには、Citrix Gatewayを使用した認証を構成します。

  • StoreFrontを使用すると、iOS向けCitrix WorkspaceアプリはCitrix Access Gateway Enterprise Edition 9.3以降およびCitrix Gateway 12以前をサポートします。

iOS向けCitrix Workspaceアプリでのアプリへのアクセスを構成するには

  1. アプリへ自動的にアクセスするようiOS向けCitrix Workspaceアプリを構成する場合、新しいアカウントを作成する時に[アドレス]フィールドにストアの一致URLを入力します(例:storefront.organization.com)。
  2. スマートカードを使って認証している場合は、[スマートカードの使用] オプションを選択します。
  3. 手動で構成する場合([オプション]>[手動セットアップ]の順にタップ)、そのほかの必要な情報を入力し、セキュリティトークンを有効にしたり認証の種類を選択したりするなど、Citrix Gatewayの認証方法を選択して設定を保存します。

注:

ストアへのログオンは約1時間有効です。これを超過した場合、再ログオンするまでアプリケーション一覧を更新したりほかのアプリケーションを起動したりできなくなります。

Web Interface

Web Interfaceサイトを設定する場合、iPhoneおよびiPadのユーザーは、デバイスのSafariブラウザーでWeb Interfaceサイトに接続してアプリケーションを起動します。管理者は、ほかのCitrix Virtual Appsアプリケーションと同じ方法でWeb Interfaceサイトを設定できます。モバイルデバイス用にXenApp Servicesサイトが設定されていない場合、iOS向けCitrix Workspaceアプリは自動的にWeb Interfaceサイトに接続されます。ユーザーのモバイルデバイス側で特別な構成を行う必要はありません。

iPhoneおよびiPadのSafariでは、Web Interface 5.xがサポートされています。

iOSデバイス上でアプリケーションを起動するには

ユーザーデバイスで、通常の資格情報を入力してWeb Interfaceサイトにログオンします。

モバイルデバイスの自動プロビジョニング

StoreFrontで、ストアで使用されるCitrix Gateway環境やビーコンポイントなどの詳細情報が定義されたプロビジョニングファイルを生成するには、[複数ストアのプロビジョニングファイルのエクスポート]および[プロビジョニングファイルのエクスポート]タスクを使用します。ユーザーにプロビジョニングファイルを提供すると、ユーザーがiOS向けCitrix Workspaceアプリを簡単に構成できるようになります。iOS向けCitrix Workspaceアプリのプロビジョニングファイルは、Workspace for Webサイトから入手できるようにすることもできます。

重要:

複数サーバーによる展開環境では、複数のサーバー上で同時にサーバーグループの構成を変更しないでください。展開内のほかのサーバー上でCitrix StoreFront管理コンソールを同時に実行していないことを確認してください。変更が完了したら、構成の変更をサーバーグループに反映させて、展開内のほかのサーバーを更新します。

  1. Windowsの[スタート]画面または[アプリ]画面で、[Citrix StoreFront]タイルをクリックします。Citrix StoreFront管理コンソールの左ペインで[ストア]ノードを選択します。
  2. 複数のストアの詳細情報が定義されたプロビジョニングファイルを生成するには、[操作]ペインの [複数ストアのプロビジョニングファイルのエクスポート] をクリックして、対象のサイトを選択します。
  3. [エクスポート]をクリックして、拡張子が.crのプロビジョニングファイルをネットワーク上の適切な場所に保存します。

ユーザーのアクセス情報

管理者は、ユーザーにiOS向けCitrix Workspaceアプリアカウントの情報を提供します。ユーザーは、この情報を使用してアプリケーション、デスクトップ、およびデータにアクセスします。次の方法でユーザーに情報を提供できます:

  • メールアドレスによるアカウント検出を構成する
  • ユーザーにプロビジョニングファイルを提供する
  • アカウント情報をユーザーに手入力させる

メールアドレスによるアカウント検出を構成する

管理者は、メールアドレスによるiOS向けCitrix Workspaceアプリアカウントの検出機能を構成できます。この機能を有効にした場合、ユーザーはiOS向けCitrix Workspaceアプリの初期設定時にサーバーのURLの代わりに自分のメールアドレスを入力できます。DNS(Domain Name System)サービス(SRV)レコードにより、そのメールアドレスに関連付けられているAccess Gateway、StoreFrontサーバー、またはAppController仮想アプライアンスが自動的に検出され、ホストされているアプリケーション、デスクトップ、およびデータにアクセスするためのログオンを求めるメッセージが表示されます。

注:

iOS向けCitrix WorkspaceアプリでWeb Interfaceに接続する環境では、メールアドレスによるアカウント検出がサポートされません。

ユーザーにプロビジョニングファイルを提供する

管理者は、StoreFrontを使用して、接続の詳細情報を定義したプロビジョニングファイルを作成できます。作成したプロビジョニングファイルをユーザーに提供して、iOS向けCitrix Workspaceアプリを自動的に構成できるようにします。デバイスにiOS向けCitrix Workspaceアプリをインストールした後で、提供されたCRファイルをユーザーが開くとiOS向けCitrix Workspaceアプリが自動的に構成されます。Workspace for Webサイトを構成する場合は、そのサイトからユーザーにiOS向けCitrix Workspaceアプリのプロビジョニングファイルを提供することもできます。

詳しくは、StoreFrontのドキュメントを参照してください。

アカウント情報をユーザーに手入力させる

ユーザーにアカウント情報を入力させる場合は、以下の情報を提供する必要があります:

  • StoreFront URLまたはXenApp Servicesサイトがホストするリソース。例:servername.company.com

  • Citrix Gatewayを使用する場合は、そのアドレスと認証方法。

ユーザーが新しいアカウントの詳細を入力すると、iOS向けCitrix Workspaceアプリにより接続が検証されます。検証に成功すると、そのアカウントにログオンするための画面が開きます。