カーソル

カーソルの色反転のサポート

以前は、Citrix Workspaceアプリは、テキストの白黒の背景と同じ色を使用した点線のカーソルを表示していました。その結果、カーソルの位置を特定することが困難でした。

バージョン2112以降、カーソルの色はテキストの背景色に基づいて反転します。その結果、テキスト内のカーソルの位置を簡単に見つけることができます。デフォルトでは、この機能は無効になっています。

前提条件:

  • .ICAClientが既に現在のユーザーのホームフォルダーに存在する場合:

    All_Regions.iniファイルを削除します

    または

    All_Regions.iniファイルを保持するには、[Virtual Channels\Thinwire Graphics]セクションの最後に次の行を追加します:

    InvertCursorEnabled=

    InvertCursorRefreshRate=

    InvertCursorMode=

.ICAClientフォルダーが存在しない場合は、Citrix Workspaceアプリの新規インストールです。この場合、機能のデフォルト設定は保持されます。

この機能を有効にするには、次の手順を実行します:

  1. 構成ファイル$HOME/.ICAClient/wfclient.iniに移動します。
  2. [Thinwire3.0]セクションに移動し、次のエントリを設定します:

    InvertCursorEnabled=True

注:

Citrix Studioの [圧縮にビデオコーデックを使用する] の値がDo not use video codecに設定されている場合、カーソルは反転しません。

32ビットカーソルのサポート

以前は、カスタムの32ビットカーソルを使用していると、カーソルの周りに黒いボックスが表示されることがありました。

Linux向けCitrix Workspaceアプリのバージョン2212より、32ビットカーソルへの対応がデフォルトで有効になりました。その結果、カーソルの周りの黒いボックスの問題が解決されました。

Linux向けCitrix Workspaceアプリバージョン2309以降、32ビットカーソルへの対応を無効にすることができます。この拡張により、Cursor32bitSupportという名前の新しいパラメーターが wfclient.iniファイルに追加されます。

32ビットカーソルへのサポートを無効にするには、次の手順を実行します:

  1. 構成ファイル$HOME/.ICAClient/wfclient.iniに移動します。
  2. [Thinwire3.0]セクションに移動し、次のエントリを設定します:

    Cursor32bitSupport=False
    <!--NeedCopy-->
    
カーソル