Linux Virtual Delivery Agent

累積更新プログラム2(CU2)

リリース日:2025年2月06日

新機能

Debian 11.11のサポート

Linux VDAでDebian 11.11がサポートされるようになりました

サポートされているLinuxディストリビューションについて詳しくは、「システム要件」を参照してください。

OpenJDKの依存関係がバージョン11からバージョン17にアップグレードされました

このリリースでは、OpenJDKの依存関係がバージョン11からバージョン17にアップグレードされました。 OpenJDK 17は依存関係として、 Linux VDAのインストール時に自動的にインストールされます。 詳しくは、「Linux VDAの手動インストール」を参照してください。

PostgreSQLバージョンのサポートの強化

Linux VDAでは、Linuxディストリビューションで提供されるバージョンに関係なく、カスタムPostgreSQLバージョンの使用がサポートされるようになりました。 Linuxディストリビューションで提供されているバージョンと同じか、それより新しいPostgreSQLバージョンを使用することをお勧めします。 PostgreSQLのカスタムバージョンを効果的に使用するには、/etc/xdl/db.confが新しいバージョンに合わせて適切に構成されていることを確認します。 詳しくは、インストールに関する記事のデータベース指定手順を参照してください。たとえば、「手順7:使用するデータベースの指定」および「手順1g:使用するデータベースのインストールと指定」などです。

ルートレスXorg

Linux VDAは、非ルートユーザー権限でのXorgの実行(「ルートレス」Xorgとも呼ばれます)をサポートするようになりました。 ルートレスXorgは、ルートユーザーとして実行する場合に比べてセキュリティが大幅に向上します。 詳しくは、「ルートレスXorg」を参照してください。

サービスアカウント「ctxsrvr」が新しい場所に移動されました

このリリースから、Citrixサービスアカウント「ctxsrvr」は/home/ctxsrvrから/var/lib/ctxsrvrに移動されます。

強化されたグラフィックパフォーマンス

このリリースでは、Linux VDA上のJPEG Turboをバージョン3(V3)にアップグレードすることで、グラフィックパフォーマンスが向上します。

このリリースについて

Linux Virtual Delivery Agent 2402 LTSR累積更新プログラム2(CU2)では、Linux VDA 2402 LTSRの初期リリース以降、12個の修正が追加されています。

Linux Virtual Delivery Agent 2402 LTSR累積更新プログラム1(CU1)では、Linux VDA 2402 LTSRの初期リリース以降、6個の修正が追加されています。

Linux Virtual Delivery Agent(初期リリース)

このリリースの既知の問題について

廃止と削除

Citrix Product Subscription Advantageの有効期限

累積更新プログラム2(CU2)