Profile Management

既知の問題

このリリースの既知の問題は次のとおりです:

  • Outlookの検索インデックスの移動機能を使用しようとすると失敗する可能性があります。この問題は、ドメインコンピューターにVHDXファイルへのアクセス権限がない場合に発生します。この問題を回避するには、VHDXファイルが保存されているフォルダーのフルコントロール権限を、ドメインコンピューターに手動で付与します。[CVADHELP-15257]

  • Windows 10 20H2デスクトップで、ユーザーストアパスを!CTX_OSNAME!変数で設定すると、Profile Managementがユーザーストアで誤った情報とともにフォルダー名を作成する場合があります。次の状況が確認される可能性があります:
    • バージョンCU3の場合、新しいプロファイルでオペレーティングシステムがWin10RS6という名前で表示される可能性があります。
    • バージョンCU4の場合、新しいプロファイルでオペレーティングシステムがWin10_2009という名前で表示される可能性があります。

    [CVADHELP-19016]

  • Profile Management 1912で作成されたユーザープロファイルを使用している場合、次の問題が発生する可能性があります:
    • ファイルタイプの関連付け(FTA)の移動が失敗します。
    • [スタート]メニューから、電卓、付箋などのアプリを開けないことがあります。

    これらの問題が発生するのは、Profile Management 1912では、ALL APPLICATION PACKAGESからHKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoftレジストリキーにアクセスする権限の継承が無効になっているためです。そのため、ALL APPLICATION PACKAGESグループは、HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoftのすべての子キー(例:HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows)にアクセスする権限を失います。

    解決策として、次を実行します。

    1. 新規ユーザーの場合、プロファイルを作成するプライベートパッケージについて、Citrixテクニカルサポートにお問い合わせください。
    2. 既存ユーザーの場合、ALL APPLICATION PACKAGESからHKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoftレジストリキーにアクセスする権限の継承を手動で有効にします:
      1. ターゲットユーザーのアカウントを使用してVDAにログオンします。
      2. レジストリエディターを開きます。
      3. HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoftに移動します。
      4. Microsoftキーを右クリックし、[Permissions]>[Advanced]>[Enable inheritance] の順に選択します。
      5. [Apply] をクリックし、[OK] をクリックします。[UPM-2695]
  • VDAのインストール後、マシンを再起動するよう求められます。ただし、マシンを再起動した後、Profile Managementサービスが開始しないことがあります。この問題が発生すると、イベントログにEvent 7000に関する次のメッセージが表示されます: 「The ctxProfile service failed to start due to the following error: The service did not respond to the start or control request in a timely fashion.」この問題を回避するには、次のレジストリキーの値を増やします(例:300,000):
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\
    • 値の名前:ServicesPipeTimeout
    • 種類:REG_DWORD
    • 値:300000 [UPM-1454]
  • [スタート]メニューの一部のセクションが表示されない場合があります。この問題を回避するには、コマンドプロンプトからgpupdate /forceコマンドを実行します。[UPM-1933]
既知の問題

この記事の概要