Profile Management

ユーザーストアへのパスを指定

ユーザーストアへのパスを指定する前に「 Profile Managementのアーキテクチャ」を参照してください。展開に関連する場合は、以下による影響について把握する必要があります:

  • 多言語プロファイルの保存
  • 包含と除外の結合
  1. [Profile Management]で、[ユーザーストアへのパス]ポリシーをダブルクリックします。
  2. [有効]を選択し、ユーザー設定(レジストリ変更および同期済みファイル)が保存されるディレクトリ(ユーザーストア)へのパスを入力します。

以下のパスを設定できます:

  • 相対パス。このパスはホームディレクトリに対して相対である必要があり、一般的にはActive Directory(AD)のユーザーの#homeDirectory#属性として構成されます。

  • UNCパス。このパスは通常、サーバー共有またはDFS名前空間です。

  • 無効または未構成。この場合、#homeDirectory#\Windowsの値が使用されます。

次の種類の変数をこの設定に対して使用できます:

ユーザー環境変数は、%username%および%userdomain%以外は、使用できません。またカスタムAD属性を作成し、場所またはユーザーなどで組織変数を定義することができます。属性では大文字と小文字が区別されます。

例:

  • 「\\server\share\#sAMAccountName#」と指定した場合、UNCパス\\server\share\JohnSmithにユーザー設定が格納されます(現在のユーザーの#sAMAccountName#属性がJohnSmithである場合)。
  • 「\\server\profiles$\%USERNAME%.%USERDOMAIN%\!CTX_OSNAME!!CTX_OSBITNESS!」と指定した場合、「\\server\profiles$\JohnSmith.Finance\Win8x64」に展開する可能性があります。

重要:属性や変数を使用する場合は、NTUSER.DATがあるフォルダーの1つ上のフォルダーを指定していることを確認してください。たとえば、このファイルが\\server\profiles$\JohnSmith.Finance\Win8x64\UPM_Profileにある場合、ユーザーストアのパスを\\server\profiles$\JohnSmith.Finance\Win8x64(\UPM_Profile subfolderではない)として設定します。

このダイアグラムは、AD属性、環境変数、およびProfile Management変数を組み込む、典型的なユーザーストアへのパスのコンポーネントを図示しています。

ダイアグラム

ユーザーストアへのパスの指定での変数使用について詳しくは、次のトピックを参照してください:

[ユーザーストアへのパス]が無効の場合は、ユーザー設定はホームディレクトリのWindowsサブディレクトリに保存されます。

この設定をここで構成しない場合、INIファイルの設定が使用されます。この設定をここまたはINIファイルで構成しない場合、ホームドライブのWindowsディレクトリが使用されます。

変更を適用するには、https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/administration/windows-commands/gpupdateを参照して、コマンドプロンプトからgpupdate /forceコマンドを実行します。

ユーザーストアへのパスを指定

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