データベースのミラーリング

可用性を高めるため、Microsoft SQL Serverデータベースをミラーリングした環境でプライマリバージョンが使用できなくなった場合は、Citrix Provisioningでミラー化バージョンがサポートされます。これにより、Citrix Provisioningの全体的な可用性が高まります。

データベースのミラーリングは新しいファームにも既存のファームにも実装することができ、次のタスクを伴います。

  • Microsoft SQL Serverで動作するCitrix Provisioningプライマリデータベースの作成(サーバーでインストールウィザードを実行すると作成されます)

    注:

    データベースのミラーリングを機能させるには、復旧モデルを [完全] に設定する必要があります。

  • プライマリデータベースサーバーとインスタンスの特定(構成ウィザードを実行すると特定されます)
  • Microsoft SQL Serverで動作する既存のフェールオーバーデータベースサーバーの特定(構成ウィザードを実行すると特定されますが作成はされません)
  • プライマリデータベースサーバーとフェールオーバーデータベースサーバー間のミラーリングの構成(Microsoft SQL Serverのデータベースサーバーツールを使用して構成します)

フェールオーバーサーバーを開始してから、ファームでデータベースのミラーリングを有効にすることをお勧めします。Microsoft SQL Serverのフェールオーバーサーバーの構成について詳しくは、 http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ms188712.aspxを参照してください。

以下の方法は、構成ウィザードの実行時にデータベースをミラーリングする場合に当てはまる手順です。

構成ウィザードを実行して、新しいフェールオーバーサーバーを指定します。これにより、Citrix Provisioningファームにより新しい設定が正しく報告されます。ウィザードを再実行した後で、Stream Serviceなどの一部のサービスが再起動されます。これにより、ウィザードを実行したときに指定したフェールオーバーサーバーの設定が有効になります。

新しいファームの構成時のミラーリングの有効化

  1. 新しいファームに含まれるサーバーで構成ウィザードを開始します。
  2. [ファームの構成] ページで [ファームを作成する] をクリックしてから [次へ] をクリックします。
  3. 入力するか [参照] をクリックして、プライマリデータベースサーバーとインスタンスの名前を特定します。オプションで、このデータベースサーバーと通信するTCPポート番号を入力します。
  4. [データベースのミラーフェールオーバーパートナーを指定する] チェックボックスをオンにします。
  5. 入力するか [参照] をクリックして、フェールオーバーデータベースサーバーとインスタンスの名前を特定します。オプションで、このサーバーとの通信に使用するTCPポート番号を入力します。
  6. [次へ] をクリックします。フェールオーバーデータベースが構成済みで実行中の場合は、Citrix Provisioningから接続できる必要があります。フェールオーバーデータベースが作成されていない、または実行中でない場合は、接続できないことを示すエラーメッセージが表示されます。この場合は、確認メッセージに対して [はい] をクリックして続行します(新しいファームを作成した後で、フェールオーバーデータベースを作成して構成できます)。
  7. [新規ファーム] ページでプライマリデータベースサーバー上の新しいデータベースの名前を入力し、そのほかの必要な情報を入力します。
  8. [次へ] をクリックします。
  9. ウィザードの残りのページを完了します。

既存のファームでのミラーリングの有効化

既存のサーバーでミラーリングを有効にするには

  1. プライマリデータベースサーバーおよびフェールオーバーデータベースサーバーが動作していることを確認します。
  2. Microsoft SQL Serverのツールを使用して、フェールオーバーデータベースサーバー上のデータベースにCitrix Provisioningデータベースをミラーリングします。
  3. 各サーバーで構成ウィザードを実行します。
  4. [ファームの構成] ページで [ファームは構成済みです] または [既存のファームに参加] をクリックして、ファームを特定します。
  5. [データベースサーバー]ページでプライマリおよびフェールオーバーデータベースのサーバーとインスタンスの名前を選択し、データベースミラーフェールオーバー機能を入港にします。
  6. ウィザードの残りのページを完了します。