CEIPとGoogle Analytics
Citrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)に参加すると、匿名の構成データおよび使用状況データが収集および送信されます。データは、製品の品質とパフォーマンスの向上に役立ちます。この匿名データのコピーは、より迅速かつ効率的に分析するためにGoogle Analyticsにも送信することができます。
CEIPの設定
デフォルトでは、ユーザーはSession Recordingのインストール時にCEIPに自動で参加します。Session Recordingのインストールからおよそ7日後に、初回データアップロードが行われます。CEIPのサブスクリプションを解除するには、以下を実行します:
- Session Recordingサーバーをホストするマシンにログオンします。
- [スタート] ボタンをクリックし、[Session Recordingサーバーのプロパティ] を選択します。
- [Session Recordingサーバーのプロパティ] で、[CEIP] タブをクリックします。
- [カスタマーエクスペリエンス向上プログラムに参加する] チェックボックスをオフにします。
-
Citrix Session Recording Analyticsサービスを再起動して、設定を有効にします。
Google Analyticsの設定
Google Analyticsを有効にすると、Google AnalyticsとSession Recordingサーバーとの間のハートビートデータが5時間ごとに収集されます。Web Playerのユーザー行動データもGoogle Analyticsに送信されます。ユーザー行動には、Web Playerを開く、Web Playerで録画を再生および検索するなどのアクティビティが含まれます。
Google Analyticsはデフォルトで有効になっています(EUのお客様を除く)。Session Recordingのインストール時に選択したタイムゾーンまたは地域がEUに属している場合、EUのお客様と見なされ、Google Analyticsはデフォルトで無効になっています。
Google Analyticsを有効または無効にするレジストリ設定:
場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\Server\
名前:CeipHeartBeatDisable
値のデータ: 1 = 無効、0 = 有効
Google Analyticsを無効にするには、以下を完了します:
-
Session Recordingサーバーをホストするマシンにログオンします。
-
レジストリエディターを開きます。
-
「
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\Server\
」を参照します。 -
レジストリ値CeipHeartBeatDisableを検索または追加します。
-
CeipHeartBeatDisableの値を1に設定します。
-
Citrix Session Recording Analyticsサービスを再起動して、設定を有効にします。
Google Analyticsを有効にするには、以下を完了します:
- Session Recordingサーバーをホストするマシンにログオンします。
- レジストリエディターを開きます。
- 「
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\SmartAuditor\Server\
」を参照します。 - レジストリ値CeipHeartBeatDisableを削除するか、値のデータを0に設定します。
- Citrix Session Recording Analyticsサービスを再起動して、設定を有効にします。
Session Recordingサーバーから収集されるデータ
次の表では、収集される匿名の情報の種類の例を紹介します。データでは、お客様を特定するすべての詳細は含まれません。
データポイント | キー名 | 説明 |
---|---|---|
マシンのグローバル一意識別子 | machine_guid |
データの発生元のマシンを識別。Google Analyticsを有効にすると、CEIPが有効になっていなくてもハートビートデータがGoogle Analyticsに送信されます。 |
オペレーティングシステムのバージョン | OS_version |
マシンのオペレーティングシステムを示すテキスト文字列。Google Analyticsを有効にすると、CEIPが有効になっていなくてもハートビートデータがGoogle Analyticsに送信されます。 |
Session Recordingサーバーのバージョン | SRS_version |
インストールされているSession Recordingサーバーのバージョンを示すテキスト文字列。Google Analyticsを有効にすると、CEIPが有効になっていなくてもハートビートデータがGoogle Analyticsに送信されます。 |
アプリケーションの録画数 | application-recording-number |
アプリケーションの録画ファイルの数を示す整数。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |
録画数 | recording-number |
アプリケーションとデスクトップ両方の録画ファイルの数を示す整数。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |
動的な録画の数 | dynamic-recording-number |
動的に録画されたファイルの数を示す整数。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |
録画されたセッションをホストするエージェントの数 | recorded-agent-number |
録画されたセッションをホストするVDAの数を示す整数。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |
(ログ記録されたイベントを含む)録画されたセッションをホストするエージェントの数 | event-logging-enabled-agent-number |
(ログ記録されたイベントを含む)録画されたセッションをホストするVDAの数を示す整数。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |
(ログ記録されたイベントを含む)録画の数 | event-logging-recording-number |
(ログ記録されたイベントを含む)録画ファイルの数を示す整数。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |
管理者ログの有効化 | admin-logging-status |
管理者ログの有効化を示す数字。「1」は有効を「0」は無効を意味します。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |
ログ記録されたイベントの数 | collected-events-number |
ログ記録されたイベントの数を示す整数。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |
カスタムポリシーの数 | customized-policies-number |
カスタムSession Recordingポリシーおよびイベントログポリシーの数を示す整数。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |
負荷分散の有効化 | load-balancing-status |
負荷分散の有効化を示す数字。「1」は有効を「0」は無効を意味します。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |
録画の閲覧ポリシーの有効化 | rbac-status |
録画の閲覧ポリシーの有効化を示す数字。「1」は有効を「0」は無効を意味します。Google AnalyticsとCEIPの両方が有効な場合、データが送信されます。 |