ファイル共有を設定する
App Layeringアプライアンスはファイル共有に接続する必要があります。ファイル共有をまだ構成していない場合は、次の手順に従ってください。
ユーザーの永続的なデータと設定の格納場所を追加できます。すでに使用中のストレージディスクに領域を追加することもできます。ストレージの管理の詳細については、 ストレージの管理に関する記事を参照してください。
複数のアプライアンスを使用している場合は、各アプライアンスで、異なるファイル共有を使用するか、同じ共有上の一意のフォルダを使用する必要があります。
要件
アプライアンスのファイル共有を設定する場合:
- ファイル共有は、サーバーメッセージブロック (SMB) テクノロジを使用して構成する必要があります。
- App Layering アプライアンスがファイル共有に接続するために使用するサービスアカウントには、 そのファイル共有に対する完全な権限が必要です 。
- ユーザーには、 ファイル共有への読み取り専用アクセスが必要です 。 公開するイメージでユーザーレイヤーを有効にする場合は 、「 ユーザーレイヤーフォルダーのセキュリティの構成」で説明されているファイル共有権限も設定します。
- ファイル共有の最小ストレージ容量が 40-100 GB であることを確認します。 注意: ストレージスペースは拡張可能です。ディスクに領域を追加したり、アプライアンスに他のディスクを追加したりできます。
ネットワークファイル共有を作成する
SMB プロトコルを使用するファイル共有を構成します。
- ベンダーの指示に従って、SMB プロトコルを使用してファイル共有を設定します。
ファイル共有にアクセスするように App Layering アプライアンスを構成する
ファイル共有を作成したら、それに接続するようにApp Layeringアプライアンスを構成します。App Layering 管理コンソールを使用してアプライアンスを構成できます。
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管理コンソールで、[ システム] > [ネットワークファイル共有 ] を選択し、[ 編集] をクリックします。
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ファイル共有の SMB ファイル共有パス、ユーザー名、およびパスワードを指定します。
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[ 確認して完了 ] をクリックして、ファイル共有に接続できるかどうかを確認します。接続に成功するとファイル共有が保存され、接続に失敗するとエラーが表示されます。