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Androidデバイスユーザーへのアクセス情報の提供

管理者は、ユーザーにCitrix Workspaceアプリアカウントの情報を提供します。ユーザーは、この情報を使用してアプリケーション、デスクトップ、およびファイルにアクセスします。次の方法でユーザーに情報を提供できます:

  • メールアドレスによるアカウント検出を構成する
  • ユーザーにプロビジョニングファイルを提供する
  • アカウント情報をユーザーに手入力させる

メールアドレスによるアカウント検出を構成する

管理者は、メールアドレスによるCitrix Workspaceアプリアカウントの検出機能を構成できます。この機能を有効にした場合、ユーザーはAndroid向けCitrix Workspaceアプリの初期設定時にサーバーのURLの代わりに自分のメールアドレスを入力できます。DNS(Domain Name System)サービス(SRV)レコードにより、そのメールアドレスに関連付けられているCitrix GatewayまたはStoreFrontサーバーが自動的に検出され、ホストされているアプリケーション、デスクトップ、およびデータにアクセスするためのログオンを求めるメッセージが表示されます。

注:

Citrix WorkspaceアプリでWeb Interfaceに接続する環境では、メールアドレスによるアカウント検出がサポートされません。

ユーザーにプロビジョニングファイルを提供する

管理者は、StoreFrontを使用して、接続の詳細情報を定義したプロビジョニングファイルを作成できます。作成したプロビジョニングファイルをユーザーに提供して、Android向けCitrix Workspaceアプリを自動的に構成できるようにします。デバイスにAndroid向けCitrix Workspaceアプリをインストールした後で、提供されたCRファイルをユーザーが開くとAndroid向けCitrix Workspaceアプリが自動的に構成されます。Workspace for Webサイトを構成する場合は、そのサイトからユーザーにAndroid向けCitrix Workspaceアプリのプロビジョニングファイルを提供することもできます。

詳しくは、StoreFrontのドキュメントを参照してください。

アカウント情報をユーザーに手入力させる

ユーザーが手動で入力するアカウント情報を提供している場合は、以下の情報を指定しておく必要があります:

  • StoreFront URLまたはXenApp ServicesサイトのURL(servername.company.comなど)。

  • Citrix Gatewayを使用する場合は、そのアドレスと認証方法。

    Citrix Gatewayの構成について詳しくは、Citrix Gatewayのドキュメントを参照してください。

ユーザーが新しいアカウントの詳細を入力すると、Citrix Workspaceアプリにより接続が検証されます。検証に成功すると、そのアカウントにログオンするための画面が開きます。

RSA SecurID認証のAndroidデバイス用の設定

Citrix GatewayのRSA SecurID認証を設定すると、Android向けCitrix WorkspaceアプリでNext Tokenモードがサポートされます。このモードを有効にすると、ユーザーが不正なパスワードを3回(デフォルト設定)入力したときに、Citrix Gateway Plug-inによりメッセージが表示され、次のトークンが表示されるまで待機すればログオンできるようになります。ユーザーが不正なパスワードで何度もログオンしようとした場合に、そのユーザーのアカウントが無効になるようにRSAサーバーを設定できます。

認証の構成について詳しくは、「認証と承認」を参照してください。

ヒント

RSA SecurID認証は、Citrix Secure Web Gatewayを使用する構成ではサポートされません。RSA SecurIDを使用するにはCitrix Gatewayを使用してください。

RSA SecurIDソフトウェアトークンのインストール

RSA SecurID Software Authenticatorファイルの拡張子は、「.sdtid」です。このファイルを、RSA社の変換ツール(RSA SecurID Software Token Converter)を使用してXML形式の81桁の数値に変換します。RSA SecurID Software Token Converterのダウンロードおよび使用方法については、RSA社のWebサイトを参照してください。

以下の手順でトークンファイルを変換します:

  1. モバイルデバイスではなくコンピューターを使用して、こちらからRSA SecurID Software Token Converterをダウンロードします。Webサイトおよび変換ツールに付属のReadmeの説明に従って、トークンファイルを数値に変換します。
  2. 変換された数値をメールにコピーして、ユーザーのモバイルデバイスに送信します。
  3. デバイスの日時設定が正確であることを確認してください。この設定が正確でないと、認証が行われません。
  4. デバイスでメールを開き、ソフトウェアトークンをインポートするためのリンクをクリックします。

モバイルデバイスにソフトウェアトークンをインストールすると、[設定]にトークンを管理するためのオプションが追加されます。

注:

SDTID(.sdtid)ファイルをAndroid向けCitrix Workspaceアプリに関連付けられないモバイルデバイスでは、拡張子を.xmlに変更してからインポートしてください。

パスワードの保存

Citrix Web Interface管理コンソールでは、認証時にユーザーがパスワードを保存することを許可できます。管理者がユーザーのアカウントを設定すると、パスワードが暗号化され、そのユーザーの初回接続時まで保存されます。

  • ユーザーによるパスワードの保存を許可すると、パスワードがデバイス上に格納され、アプリケーションへの接続時にパスワードの再入力が不要になります。

注:

パスワードが保存されるのは、ユーザーがアカウントを作成する時にパスワードを入力した場合のみです。アカウントのパスワードが入力されていない場合は、サーバー側の設定にかかわらずパスワードは保存されません。

  • 管理者がパスワードの保存を無効(デフォルト設定)にすると、接続時に常にパスワードの入力が必要になります。

注:

StoreFront直接接続では、パスワードを保存することはできません。

保存されたパスワードを上書きするには

サーバー側でパスワードの保存を有効にしても、ユーザーは以下の方法でパスワードの入力が毎回要求されるように設定できます:

  • アカウント作成時に、パスワードフィールドを空白のままにする。
  • アカウント編集時に、パスワードを削除して設定を保存する。